ミステリ小説を読んでみたいけれど、何から手をつければいいかわからない。
書店のミステリ棚は膨大で、本格派、社会派、イヤミスと種類も多く、選びきれないまま帰ってきた経験はありませんか。
この記事では、国内外のミステリ小説から本格トリック、泣ける人間ドラマ、イヤミス、軽快アクション、警察・社会派の5ジャンルに分けて20作品を厳選しました。
1,000人超のミステリファンによる投票データや、「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」などのランキング受賞歴も参考にしています。
この記事を読めば、あなたの好みにぴったりの一冊が見つかり、ページをめくる手が止まらないミステリの世界に飛び込めるはずです。
🔍 あなたにぴったりのミステリ診断
Q1. ミステリ小説に何を求めますか?
Q2. どんなトリックが好みですか?
Q2. どんな読書体験が好みですか?
Q3. テイストはどちら寄り?
Q3. どんなスリルが好み?
あなたにおすすめの一冊は…
ミステリ小説のおすすめ本の選び方3つのポイント

ミステリ小説は種類が膨大です。
自分に合う一冊を見つけるための3つの視点を紹介します。
本格派かサスペンス派かで選ぶ
ミステリには大きく分けて「本格派」と「サスペンス派」があります。
本格派は、緻密なトリックとロジカルな謎解きが魅力です。
サスペンス派は、犯人やトリックよりも登場人物の心理的な緊張感やストーリー展開にひきこまれるタイプです。
「パズルを解く快感」を求めるなら本格派、「物語に没入する体験」を求めるならサスペンス派から入るとよいでしょう。
国内ミステリか海外ミステリかで選ぶ
日本のミステリは、日常に根ざした舞台設定や繊細な心理描写に強みがあります。
海外のミステリは、スケールの大きい物語や、異国の空気感を味わえるのが魅力です。
はじめてなら馴染みやすい国内作品から入り、慣れてきたらクリスティやコナン・ドイルの古典に挑戦するのがおすすめです。
受賞歴やメディア化で選ぶ
「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」などのランキングや、直木賞・本屋大賞の受賞作は、品質の目安になります。
映画やドラマの原作になった作品も、ストーリーの面白さが保証されています。
賞やメディア化の実績を一つのフィルターにすると、ハズレを引く確率をぐっと下げられます。
本格派・トリックに驚くミステリ小説おすすめ5選

緻密なトリックと鮮やかな謎解きに痺れたい方へ。ミステリの醍醐味を凝縮した本格派の傑作を5冊選びました。
- 綾辻行人『十角館の殺人』:新本格ミステリの金字塔。たった一行で世界がひっくり返る
- 島田荘司『占星術殺人事件』:数多あるミステリの中でも屈指のトリック
- 我孫子武丸『殺戮にいたる病』:冒頭から犯人が分かっているのに騙される
- 森博嗣『すべてがFになる』:理系ミステリの最高峰。知的興奮の極致
- 殊能将之『ハサミ男』:シリアルキラーが探偵役という異常な設定
綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)
1987年に刊行され、「新本格ミステリ」というムーブメントを巻き起こした日本ミステリ史上最大の衝撃作です。
孤島に建つ十角形の館で連続殺人が起きる。クローズドサークルの王道中の王道です。
1,147人のミステリファンが選ぶ「絶対に読んどけっていうミステリ小説」ランキングでも、2位にダブルスコアをつけて圧倒的1位(234票)に輝いています。
ミステリ小説の最初の一冊に迷ったら、まずこの本を手に取ってください。
とばりたった一行で世界がひっくり返る衝撃。ミステリを語るなら避けて通れない一冊です。
島田荘司『占星術殺人事件』(講談社文庫)
名探偵・御手洗潔のデビュー作にして、日本ミステリ屈指のトリックで知られる傑作です。
占星術に基づいて6人の女性が殺害され、切断された遺体が日本各地で見つかる。この事件の「真相」にたどり着いたとき、ミステリ小説の凄みを全身で思い知ることになります。
1,147人投票のランキングでも4位(91票)にランクイン。島田荘司はこの一作だけでもミステリ史に名を刻んでいます。
冒頭はやや読みづらいですが、我慢して読み進めた先に待つ衝撃は格別です。



トリックの衝撃だけなら、全ミステリ作品の中でもトップクラス。食らった瞬間の興奮は忘れられません。
我孫子武丸『殺戮にいたる病』(講談社文庫)
冒頭から犯人が判明しているにもかかわらず、読者が完全に騙されるという異常な体験ができる一冊です。
殺人鬼の視点で描かれるエログロ満載の展開に好み分かれますが、その「不快さ」こそがトリックの伏線として完璧に機能しています。
1,147人投票では10位(65票)に入り、「読後に世界が一変する作品」として根強い支持を得ています。
グロテスクな描写に耐性がある方なら、必ず読んでおくべき傑作です。



読了後に「最初から全部仕組まれていた」と気づく瞬間の衝撃は、ミステリ史上トップクラスです。
森博嗣『すべてがFになる』(講談社文庫)
第1回メフィスト賞を受賞した、理系ミステリの金字塔です。
孤島の研究所で発見された密室殺人。被害者のVTRに残されていたのは「すべてがFになる」という謎のメッセージでした。タイトルの意味がわかったとき、鳥肌が立つほどの知的興奮を味わえます。
天才プログラマー真賀田四季と、大学助教授・犀川創平というキャラクターの魅力も、長く愛される理由のひとつです。
1,147人投票ランキングでは堂々の3位(118票)にランクインしています。



理系でも文系でも関係なく面白い。森博嗣の知性がページの隅々までにじんでいます。
殊能将之『ハサミ男』(講談社文庫)
第13回メフィスト賞を受賞した、どんでん返しの破壊力で語り継がれる傑作です。
連続殺人犯「ハサミ男」が、自分の手口を模倣した犯人を追う。探偵がシリアルキラーという異常な構図が、読者の常識を根底からくつがえします。
知的でスマートな文体が中毒性を生み、何度も読み返したくなる稀有な作品です。
1,147人投票のランキングでも5位(90票)にランクインしています。



読み終わったあと「やられた」とつぶやくこと確実。どんでん返し好きの必読書です。
泣ける・人間ドラマのミステリ小説おすすめ3選


トリックの巧みさだけでなく、人間の感情を深くえぐり、心を揺さぶるミステリを3冊選びました。
- 東野圭吾『容疑者Xの献身』:直木賞受賞。完全犯罪の裏に隠された献身の物語
- 歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』:本格ミステリ大賞。すべてが覆る衝撃の結末
- 京極夏彦『魍魎の匣』:百鬼夜行シリーズの最高傑作。怪奇と論理の融合
東野圭吾『容疑者Xの献身』(文春文庫)
第134回直木賞を受賞し、「このミステリーがすごい!」1位にも選ばれた、東野圭吾の最高傑作です。
天才数学者が仕掛けた完全犯罪。その真相が明かされたとき、トリックの巧みさよりも「献身」の意味に胸を打たれます。
ミステリでありながら、深い人間ドラマとしても一級品です。福山雅治主演で映画化もされ、ミステリ入門としても広く親しまれています。



トリックに驚き、動機に泣く。東野圭吾を一冊だけ読むなら迷わずこれです。
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』(文春文庫)
2004年の本格ミステリ大賞を受賞した、「叙述トリック」の到達点ともいえる作品です。
探偵事務所を営む主人公の日常と、詐欺事件の捜査が並行して描かれます。何気なく読み進めていた物語の「前提」そのものが、終盤でまるごとひっくり返ります。
ネタバレ厳禁の作品であるがゆえ、多くを語ることはできません。ただ一つだけ。読み終えたら必ず最初のページに戻りたくなります。



何も知らない状態で読んでほしい。この衝撃は一生に一度しか味わえません。
京極夏彦『魍魎の匣』(講談社文庫)
百鬼夜行シリーズの第2作にして、シリーズ最高傑作と評される怪奇と論理が融合した巨編です。
少女の切断遺体が詰め込まれた美しい匣。宗教、科学、怪奇が入り乱れる複雑な事件を、京極堂こと中禅寺秋彦が「憑き物落とし」で解きほぐしていきます。
文庫で800ページをこえるレンガ本ですが、読み始めると不思議なほどページが進みます。1,147人投票でも8位(83票)にランクインしています。



分厚さに怯む必要はありません。むしろその厚みが、この作品の凄みそのものです。
イヤミス・心理サスペンスのミステリ小説おすすめ4選


読後に残る「嫌な気持ち」が癖になる。心理的な緊張感と後味の悪さで読者を追い詰める4冊です。
- 湊かなえ『告白』:イヤミスの原点にして頂点。本屋大賞受賞の衝撃作
- アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』:世界で最も読まれたミステリ小説
- 呉勝浩『爆弾』:ミステリランキング2冠。爆破予告と知能戦のノンストップ劇
- 夕木春央『方舟』:極限状態の密室で問われる「犠牲」の意味
湊かなえ『告白』(双葉文庫)
2009年本屋大賞を受賞し、「イヤミスの女王」湊かなえの名を決定づけた衝撃のデビュー作です。
娘を殺された女性教師が、終業式のホームルームで静かに告げる復讐の宣言。冒頭の数ページで一気に物語にひきずり込まれます。
複数の語り手が交差する独白形式が、真相に向かって加速していく構成は見事というほかありません。読後に残るざわめきが、この作品の凄みです。



読み終えたあとに湧きあがる感情が、心地よくない。でも忘れられない。それが『告白』です。
アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』(ハヤカワ文庫)
世界累計1億部をこえた、ミステリの「女王」クリスティの最高傑作です。
孤島に招かれた10人が、童謡の歌詞どおりに一人また一人と命を落としていく。読み進めるほど高まる「どうなるんだ」という焦燥感は、他のどの小説でも味わえません。
1939年の刊行から80年以上経った今でも、世界中で愛読されつづけています。1,147人投票ランキングでも2位(126票)を獲得しています。



ミステリの教科書にして最高傑作。読んだ後は「完敗した」と思うはずです。
呉勝浩『爆弾』(講談社文庫)
「このミステリーがすごい!」「ミステリが読みたい!」の国内篇で2冠を達成し、直木賞候補にもなったノンストップ・サスペンスの最高峰です。
取調室に座る冴えない男が「十時に爆発があります」と告げる。そこから始まる刑事との知能戦は、息をつく暇もありません。
東京を舞台にした爆破予告のスケール感と、密室劇のような取調室の緊迫感が見事に共存しています。2025年には山田裕貴主演で映画化も決定しています。



読んでいる最中、本気で心拍数が上がった。最近のミステリで一番のおすすめです。
夕木春央『方舟』(講談社文庫)
2023年に刊行されるや瞬く間に話題となった、極限の密室ミステリです。
地下建築に閉じ込められた9人。脱出するためには、柱の下敷きになっている一人を「犠牲」にするしかない。「誰を殺すか」を全員で議論するという、残酷な設定が読者の倫理観を揺さぶります。
結末に待ち受ける衝撃は、読み終えたあとも頭から離れません。「閉鎖空間+極限状況」が好きな方に強くおすすめします。



最後の一文を読んだ瞬間、思わず最初からページをめくり直しました。
軽快・アクション系ミステリ小説おすすめ4選


重厚な本格派とは一味違う、疾走感と軽やかさで一気に読ませるミステリ4冊です。
- 伊坂幸太郎『グラスホッパー』:殺し屋がひしめく東京を描いた疾走感あふれる作品
- 青崎有吾『地雷グリコ』:2024年ミステリランキング5冠の話題作
- 浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』:就活×密室劇。映画化もされた話題作
- 相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』:このミス1位&本格ミステリ大賞の二冠
伊坂幸太郎『グラスホッパー』(角川文庫)
殺し屋たちが跋扈する東京を舞台にした、伊坂幸太郎の代表作です。
「押し屋」「自殺させ屋」「ナイフ使い」。それぞれ異なるスキルを持つ殺し屋たちの物語が交差し、予測不能の展開を生み出します。
伊坂幸太郎ならではの軽妙な会話と、映画のような疾走感が心地よく、ミステリ初心者でも肩の力を抜いて楽しめます。
続編の『マリアビートル』はブラッド・ピット主演でハリウッド映画化もされています。



「殺し屋シリーズ」の入口。読み始めたら最後、続編にも手を伸ばしたくなります。
青崎有吾『地雷グリコ』(角川書店)
2024年の「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」など主要ミステリランキング5冠を達成した話題作です。
「じゃんけん」「しりとり」「グリコ」といった子供の遊びに、命がけの駆け引きと論理が加わる。シンプルなルールの裏に潜む戦略の深さに、ページをめくる手が止まりません。
ゲーム小説×ミステリという新鮮なジャンルで、従来のミステリとは違った興奮を味わえます。



5冠は伊達じゃない。「次の手」を読み合う知的興奮が最高に心地よい一冊です。
浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』(角川文庫)
就職活動という身近な舞台で繰り広げられる、二転三転する心理戦ミステリです。
最終面接に残った大学生6人。「犯人を当てる」のではなく、「全員が嘘をついている」という前提のもと、誰の嘘が最も深いかを暴いていく構図が斬新です。
就活経験のある読者なら、リアルすぎる空気感に胃がキリキリするかもしれません。浜辺美波主演で映画化もされています。



「この中に嘘つきがいる」。たったそれだけの設定で、ここまで面白くなるとは。
相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社文庫)
「このミステリーがすごい!」1位と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、すべてのミステリファンを驚かせた作品です。
霊媒師を名乗る美女・城塚翡翠が、「死者の声」を頼りに事件を解決していく。「霊媒なんてミステリじゃない」と思った方こそ、この作品の真の標的です。
最終章で明かされる真実は、それまでの物語をまるごと別の物語に変えてしまいます。清原果耶主演でドラマ化もされています。



「すべてが、伏線だったのか」。この読後感を味わうためだけに読む価値があります。


警察・社会派ミステリ小説おすすめ4選


社会の矛盾や制度の歪みを背景に、人間の本質をあぶり出すミステリ4冊です。
- 宮部みゆき『火車』:失踪した女性の半生を追う社会派ミステリの金字塔
- 中山七里『護られなかった者たちへ』:生活保護の闇を描く社会派の傑作。映画化
- 東野圭吾『白鳥とコウモリ』:被害者と加害者の家族が真実に迫る重厚な物語
- 横山秀夫『64(ロクヨン)』:警察小説の最高峰。昭和64年の未解決事件
宮部みゆき『火車』(新潮文庫)
1993年の山本周五郎賞を受賞した、社会派ミステリの最高傑作です。
休職中の刑事が、親戚から依頼されて失踪した女性を追いはじめる。ただそれだけの話なのに、女性の半生が明らかになるにつれ、読者は暗い深淵にゆっくりと引きずりこまれていきます。
多重債務やカード社会の闇という社会問題を背景に、人間のアイデンティティとは何かを問いかけてくる作品です。ラストシーンの解釈をめぐって、今でも読者のあいだで議論が続いています。



派手なトリックはない。でもじわじわと追い詰められる読書体験は、この本でしか味わえません。
中山七里『護られなかった者たちへ』(NHK出版)
生活保護制度の矛盾を背景にした、怒りと悲しみに満ちた社会派ミステリです。
仙台で発見された餓死遺体。被害者は善良な福祉保健事務所の職員だった。なぜ「善人」が殺されなければならなかったのか。その謎を追ううちに、社会の網の目からこぼれ落ちた人々の姿が浮かび上がります。
東日本大震災の被災地を舞台にしている点も、この物語に重みと切実さを与えています。阿部寛主演で映画化もされています。



犯人の動機が明かされたとき、怒りと共感が同時に込み上げてくる。読後、社会を見る目が変わります。
東野圭吾『白鳥とコウモリ』(幻冬舎文庫)
東野圭吾が「これまでの集大成」と語った、被害者と加害者の家族の物語です。
殺人事件の被害者の遺族と、自首してきた容疑者の家族。二つの家族がそれぞれの立場から真実を追う構図は、「正義とは何か」を読者に突きつけます。
東野圭吾作品の中でも屈指の長編ですが、二つの視点が交互に描かれることで飽きることなく読み進められます。



加害者の家族にも、被害者の家族にも感情移入してしまう。東野圭吾の筆力が際立つ一冊です。
横山秀夫『64(ロクヨン)』(文春文庫)
「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」など主要7冠を制した警察小説の金字塔です。
昭和64年に起きた少女誘拐殺害事件「ロクヨン」。わずか7日間で終わった昭和最後の年に埋もれた未解決事件が、14年の時を経て再び動き出します。
警察組織の内部闘争、記者クラブとの攻防、そして個人の正義のぶつかり合い。すべてが絡み合って生まれる緊張感は、他の追随を許しません。佐藤浩市主演で映画化もされています。



警察小説の頂点。組織の中で「正しいこと」を貫く難しさが、胸に刺さります。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選


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お得に、そして効率よくミステリ小説を楽しむ方法を2つ紹介します。
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ミステリ小説のおすすめ本を読む順番ガイド


20冊を紹介しましたが、「どこから読めばいいの?」と迷う方のために、ステップ別のロードマップをお伝えします。
ステップ1:まず衝撃を体験する
最初は『十角館の殺人』か『容疑者Xの献身』がベストです。ミステリの醍醐味である「やられた!」という体験を、まずはわかりやすい形で味わってください。
ステップ2:ジャンルの幅を広げる
入門作で面白さに火がついたら、『爆弾』でサスペンスの緊張感を、『火車』で社会派の深みを、『告白』でイヤミスの後味を、『グラスホッパー』で疾走感を体験しましょう。ジャンルの幅が広がるほど、ミステリの奥深さが見えてきます。
ステップ3:傑作の海に潜る
ここまで読んできた方なら、『すべてがFになる』の知的興奮、『魍魎の匣』の重厚な世界観、『64』の組織ドラマを十分に堪能できるはずです。ミステリの深淵に足を踏み入れてしまったら、もう戻ってこられません。
まとめ
この記事では、ミステリ小説のおすすめ本20選を本格派・泣ける・イヤミス・軽快アクション・社会派の5ジャンルに分けて紹介しました。
- 本格派5選:十角館の殺人、占星術殺人事件、殺戮にいたる病、すべてがFになる、ハサミ男
- 泣ける3選:容疑者Xの献身、葉桜の季節に君を想うということ、魍魎の匣
- イヤミス4選:告白、そして誰もいなくなった、爆弾、方舟
- 軽快4選:グラスホッパー、地雷グリコ、六人の嘘つきな大学生、medium
- 社会派4選:火車、護られなかった者たちへ、白鳥とコウモリ、64
ミステリの面白さは、最後のページをめくった瞬間に世界が反転する、あの衝撃にあります。
気になる一冊を手に取って、ページの向こう側に仕掛けられた罠にはまってみてください。




















