悩んでいる人フロイトの本を読んでみたいけれど、精神分析入門、夢判断、自我論集…種類が多すぎてどれから手をつければいいかわからない…。
フロイトの本は翻訳や論文集が多く、無意識や夢の理論をどの本から学べばよいか迷いやすいです。
この記事では、読みやすい入門書からフロイト自身の主要論文まで、おすすめ12冊をランキングで紹介します。
2,000冊以上読んできた僕が、翻訳の違いと各書籍で学べる理論を確かめて選びました。
精神分析を歴史的な理論として正確に捉え、無理なく原典へ進む順番がわかります。
本を無料で読む方法を知っていますか?
今回紹介する本には、オーディブルやKindle Unlimitedで無料で楽しめるものもあります。
2つの違いは、
- オーディブル:家事や移動中に本を聴きたい人向け
- Kindle Unlimited:スマホやタブレットで本を読みたい人向け
このような感じ。
本1冊以下の料金で何万冊も読み放題、聴き放題になるので、使わないともったいないです。
本を聴きたい方はオーディブルをどうぞ
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本を読みたい方はKindle Unlimitedをどうぞ
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kindleアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットでも使えます。2,000冊以上読んできた僕も、かなりお世話になりました。
哲学全体の入口も知りたい人は、哲学のおすすめ本30選も参考にしてください。
それでは、フロイトの思想に近づくためのおすすめ本を、難易度別に紹介していきます。
1位:『フロイト入門』(妙木浩之)
フロイト理論の全体を現代の視点から整理できる入門書です。
精神分析を研究・実践する妙木浩之が、理論の柱を解説しています。
無意識、リビドー、エディプス概念と後世への影響を扱います。
原典に入る前に用語と思想史上の位置を知りたい人に向きます。
フロイトの全体像をコンパクトに把握したい方にとって、最初の一冊として最適です。
2位:『図解 ヒトのココロがわかるフロイトの話』(山竹伸二 監修)
フロイト心理学の基本を図とイラストでつかめる本です。
哲学と心理学を研究する山竹伸二が、内容を監修しています。
無意識、防衛機制、夢の解釈を短い解説で整理しています。
活字中心の本が苦手で、まず全体像を見たい人におすすめです。
「フロイトってどんな人?」がサクッとわかる、入門のさらに手前の一冊です。
3位:『精神分析入門 下』(フロイト著/高橋義孝・下坂幸三訳)
フロイト自身の講義から精神分析の基礎を学べる原典です。
新潮文庫版の下巻で、高橋義孝と下坂幸三が訳しています。
言い間違い、夢、神経症から無意識の仕組みを組み立てます。
入門書のあと、本人の語りで理論を確かめたい人に向きます。
「フロイトの声を直接聴いてみたい」と感じたら、まずこの講義録から読んでみてください。
4位:『精神分析学入門』(フロイト著/懸田克躬訳)
『精神分析入門』と同じ講義録を一冊で読める中公文庫版です。
フロイトの講義を懸田克躬が訳し、索引付きで収録しています。
失錯行為と夢から始め、神経症と治療の理論へ進みます。
上下巻を分けず、講義全体を通して読みたい人におすすめです。
一冊にまとめて手元に置いておきたいなら、中公文庫版を選んでみてください。
5位:『夢判断 上』(フロイト著/高橋義孝訳)
夢を手がかりに無意識を論じた精神分析の出発点です。
フロイトの代表作を、高橋義孝が日本語へ訳しています。
夢の内容が圧縮、置換、象徴化される過程を事例から分析します。
入門書を読み、理論が生まれる過程を原典で追いたい人向けです。
精神分析の原点にふれたいと思ったとき、避けて通れない一冊です。
6位:『自我論集』(フロイト著/竹田青嗣編・中山元訳)
自我、エス、超自我の構造が形づくられる過程を読める論文集です。
フロイトの主要論文を竹田青嗣が編み、中山元が訳しています。
快感原則の彼岸と自我とエスから、欲動と心の構造を論じます。
フロイトの構造論を原典でまとめて学びたい人に向きます。
フロイト理論の根幹に迫りたいなら、この一冊を手元に置いておくと心強いです。
7位:『フロイト、性と愛について語る』(フロイト著/中山元訳)
愛と性を精神分析から論じたフロイトの文章を集めた本です。
フロイトの論文を、中山元が現代語で読みやすく訳しています。
恋愛、処女性、同性愛など、歴史的に議論を呼んだ主題を扱います。
理論の時代的制約も含め、愛の捉え方を考えたい人向けです。
恋愛や人間関係に関心がある方にとっては、フロイトの著作の中で最もとっつきやすい一冊です。
8位:『フロイト、無意識について語る』(フロイト著/中山元訳)
無意識に関するフロイトの重要論文を一冊で読める選集です。
中山元が現代語訳と解説を付け、理論の展開を整理しています。
無意識の発見から抑圧と心的過程の説明までをたどれます。
『夢判断』より短い論文から原典へ入りたい人におすすめです。
「無意識って結局なんなのか」を、フロイト本人の言葉で確かめたいときにおすすめです。
9位:『メタサイコロジー論』(フロイト著/十川幸司訳)
精神分析の理論的な骨格を集中的に読める論文集です。
臨床家の十川幸司が、フロイトの主要五篇を訳しています。
欲動、抑圧、無意識、転移性恋愛を精密に論じています。
複数の原典を読み、理論をさらに深く捉えたい人向けです。
フロイトの理論的な頂点を味わいたい方にとって、到達点ともいえる一冊です。
10位:『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス』(フロイト著/中山元訳)
戦争と人間の攻撃性を精神分析から考える論文集です。
アインシュタインの問いに対するフロイトの返信を収録しています。
生の欲動と死の欲動から、愛と破壊が併存する理由を論じます。
個人心理から戦争と社会の問題へ視野を広げたい人に向きます。
精神分析を「個人の心」だけでなく「社会」の問題として考えたいときに、手に取ってほしい一冊です。
11位:『日常生活に於ける精神病理』(フロイト著/丸井清泰訳)
言い間違いや物忘れから無意識の働きを考える原典です。
フロイトの著作を丸井清泰訳で読める岩波文庫版です。
失錯行為の事例を集め、意図しない行動の意味を分析します。
夢より身近な事例から精神分析へ入りたい人におすすめです。
フロイトの理論を日常感覚で体験してみたい方にとって、もっとも親しみやすい著作です。
12位:『フロイトとユング』(小此木啓吾・河合隼雄)
フロイトとユングの共通点と違いを対話で学べる本です。
小此木啓吾と河合隼雄が、両学派の立場から語っています。
無意識、リビドー、治療観を比べ、決別の背景を整理します。
精神分析と分析心理学を一緒に見渡したい人に向きます。
「フロイトとユングって何が違うの?」という疑問を持ったら、この一冊で解決できます。
フロイトを理解するための3つのキーワード


フロイトの本を読む前に、3つの核心概念を押さえておくと理解がぐっと深まります。
無意識とは何か
フロイトの最大の発見は、人間の心には本人が自覚できない領域、つまり「無意識」があるということです。
私たちの行動や感情、夢の内容は、この無意識の力に左右されています。
意識はいわば氷山の一角であり、心の大部分は水面下の無意識が占めていると、フロイトは考えました。
精神分析入門や夢判断など、フロイトの主要な著作はすべてこの「無意識」を起点に展開されています。
エディプス・コンプレックスとは何か
ギリシャ悲劇の主人公オイディプスにちなんで名づけられた概念です。
幼い子どもが異性の親に愛着を抱き、同性の親に対してライバル意識を感じる心理的な過程を指します。
フロイトはこの過程が人格形成の土台になると考え、神経症の原因をたどる際にもこの概念に繰り返し立ち戻りました。
現代では批判も多いテーマですが、フロイトの著作を読むうえでは避けて通れないキーワードです。
エロスとタナトスとは何か
フロイトは晩年、人間を動かす欲動を二つに分類しました。
生の欲動「エロス」は、愛や創造、結合に向かう力です。
一方、死の欲動「タナトス」は、破壊や攻撃、自己消滅に向かう力です。
この二つの力がせめぎ合うことで人間の行動が生まれると、フロイトは晩年の著作で論じています。
戦争や暴力の根源を精神分析から読み解こうとした『人はなぜ戦争をするのか』は、まさにこの概念を土台にした一冊です。
フロイトのおすすめ本についてのよくある質問


フロイトの本を選ぶうえで、読者からよく寄せられる疑問にお答えします。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選


フロイトと精神分析の本は、耳と電子書籍を使い分けると生活の中で読み進めやすくなります。
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まとめ:フロイトのおすすめ本ランキング12選


12冊のランキングを、書名、著者、ジャンルとともに一覧へまとめました。
| ランキング | 書名 | 著者 | ジャンル | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | フロイト入門 | 妙木浩之 | 精神分析 | |
| 2位 | 図解 ヒトのココロがわかるフロイトの話 | 山竹伸二 監修 | 精神分析 | |
| 3位 | 精神分析入門 下 | フロイト著/高橋義孝・下坂幸三訳 | 精神分析 | |
| 4位 | 精神分析学入門 | フロイト著/懸田克躬訳 | 精神分析 | |
| 5位 | 夢判断 上 | フロイト著/高橋義孝訳 | 精神分析 | |
| 6位 | 自我論集 | フロイト著/竹田青嗣編・中山元訳 | 精神分析 | |
| 7位 | フロイト、性と愛について語る | フロイト著/中山元訳 | 精神分析 | |
| 8位 | フロイト、無意識について語る | フロイト著/中山元訳 | 精神分析 | |
| 9位 | メタサイコロジー論 | フロイト著/十川幸司訳 | 精神分析 | |
| 10位 | 人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス | フロイト著/中山元訳 | 精神分析 | |
| 11位 | 日常生活に於ける精神病理 | フロイト著/丸井清泰訳 | 精神分析 | |
| 12位 | フロイトとユング | 小此木啓吾・河合隼雄 | 精神分析 |
おすすめ度は、初めて読む人の入りやすさと、テーマを考える深さをもとにした本記事独自の目安です。
次に読む本を広げるなら、ユングのおすすめ本も参考にしてください。






















