悩んでいる人池田晶子の本が気になるけど、著作が多すぎてどれから読めばいいかわからない。
池田晶子の本は哲学エッセイから対談集まで幅広く、書店で並んでいるのを見ても選びきれないですよね。
この記事では、池田晶子の著作を入門書から名著まで、目的別に15冊厳選しました。
本記事の内容は、下記のとおりです。
- 入門から上級まで:難易度別に15冊を紹介
- テーマ別で探せる:人生論・エッセイ・対話篇など5つのカテゴリで分類
- 診断フローチャート:迷ったら質問に答えるだけで1冊に絞れる
この記事を読めば、あなたが読みたい池田晶子の本が絶対に見つかるはずです。
評判だけで選ばず、実際に読んで印象に残らなかった本は除外しました。入門書から上級者向けの対話篇まで、段階的にステップアップできる構成にしています。
どれから読むか迷ったら、下の診断を試してみてください。
いくつかの質問に答えるだけで、あなたにぴったりの1冊が見つかります。
「考える」を始める入門おすすめ本3選


池田晶子を初めて読む方に最適な、入門書を3冊選びました。
- 『14歳からの哲学 考えるための教科書』(トランスビュー)
- 『14歳の君へ どう考えどう生きるか』(毎日新聞出版)
- 『知ることより考えること』(新潮社)
『14歳からの哲学 考えるための教科書』(トランスビュー)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2003年 | 209ページ | 入門 |
「死」「自分とは何か」「友情」「恋愛」「言葉」といった30のテーマについて、池田晶子が語りかけるように書いた一冊です。
タイトルに「14歳から」とありますが、大人が読んでもハッとさせられる問いが満載です。
専門用語は一切使わず、日常の言葉だけで「考えるとはどういうことか」を教えてくれます。
池田晶子の著作を初めて読むなら、まずこの本から手に取るのがおすすめです。
「考える」ことの入口として、これ以上やさしい哲学書は存在しないと思います。
『14歳の君へ どう考えどう生きるか』(毎日新聞出版)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2006年 | 192ページ | 入門 |
『14歳からの哲学』の姉妹編にあたる一冊で、「戦争と平和」「生と死」「心と体」といったテーマを扱います。
前作よりもさらに語りかけるようなトーンで書かれており、中学生でも読み進められるやさしさがあります。
「どう考えるか」だけでなく「どう生きるか」にまで踏み込んでいるのが本書の特徴です。
哲学に苦手意識がある方にこそ手に取ってほしい、池田晶子の入門書です。
前作と合わせて読むと、「考える」ことの奥行きがぐっと広がります。
『知ることより考えること』(新潮社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2006年 | 176ページ | 入門〜初心者 |
『週刊新潮』連載コラム「人間自身」をまとめた一冊で、池田晶子のエッセイの中でも特に読みやすいものです。
インターネット、テレビ、流行といった身近なテーマを題材に、「知識を得ること」と「自分の頭で考えること」の違いを鮮やかに描きます。
1篇が短く、どこから読んでも楽しめるため、通勤中や寝る前の読書にもぴったりです。
タイトルそのものが池田晶子の思想をもっとも端的に表しており、入門書としても最適です。
池田晶子のエッセイを試し読みするなら、まずこの一冊です。
人生と死を見つめるおすすめ本3選


池田晶子が生涯をかけて向き合った「死」と「人生」について、もっとも深く考察した3冊です。
- 『残酷人生論』(毎日新聞出版)
- 『死とは何か さて死んだのは誰なのか』(毎日新聞出版)
- 『人生のほんとう』(トランスビュー)
『残酷人生論』(毎日新聞出版)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2010年 | 256ページ | 初〜中級者向け |
「なぜ人を殺してはいけないのか」「なぜ生きなければならないのか」という問いに、池田晶子が一切の甘さを排して答えた人生論です。
慰めや励ましはありません。あるのは「考え抜く」ことだけです。
読者を容赦なく「自分自身」に向き合わせる、池田晶子の覚悟が詰まった著作です。
人生に行き詰まったとき、安易な自己啓発書の代わりに手に取ってほしい一冊です。
タイトルの「残酷」は、読者への厳しさではなく「ごまかさない誠実さ」のことです。
『死とは何か さて死んだのは誰なのか』(毎日新聞出版)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2009年 | 256ページ | 中級者向け |
「死んだのは誰なのか」という副題が示すとおり、池田晶子が「死」を「私とは何か」という問いから徹底的に考察した一冊です。
同時期に出版された『魂とは何か』とあわせて読むと、池田晶子の死生観の全体像が見えてきます。
哲学書でありながら、文章は平明で、読者の思考を刺激する問いかけが随所に散りばめられています。
「死」というテーマに真正面から向き合いたい方におすすめです。
池田晶子の「死」についての思索の到達点ともいえる一冊です。
『人生のほんとう』(トランスビュー)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2006年 | 192ページ | 初心者向け |
専修大学での講義をまとめた一冊で、学生たちとの質疑応答を含む、ライブ感のある哲学書です。
「常識」「社会」「年齢」「宗教」「魂」「存在」といったテーマについて、池田晶子がわかりやすく語ります。
講義録なので一文一文が口語的で読みやすく、哲学に馴染みのない方でもするすると読み進められます。
池田晶子の人生論にふれるなら、この本がもっとも敷居の低い一冊です。
講義のライブ感がそのまま残っており、池田晶子と直接対話しているような気分になれます。
日常から哲学する!エッセイのおすすめ本3選


日常のなかから哲学的な問いを引き出す、池田晶子のエッセイを3冊紹介します。
- 『暮らしの哲学』(毎日新聞出版)
- 『41歳からの哲学』(新潮社)
- 『考える日々 全編』(毎日新聞出版)
『暮らしの哲学』(毎日新聞出版)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2007年 | 248ページ | 初心者向け |
池田晶子が2007年に46歳で亡くなる直前まで『サンデー毎日』に連載していた哲学エッセイです。
日々の暮らしの中で「私とは何なのか」という根源的な問いを追求し続けた、池田晶子最後のエッセイ集です。
文章からにじむ穏やかな筆致の中に、「考える」ことへの揺るぎない信念が感じられます。
池田晶子の人柄と思想の両方にふれたい方に、ぜひ読んでほしい一冊です。
最後の連載を読むと、「考える」ことの静かな力強さが伝わってきます。
『41歳からの哲学』(新潮社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2004年 | 176ページ | 初心者向け |
『14歳からの哲学』の大人版として書かれた一冊で、仕事、お金、老い、病気といった「大人の現実」を哲学します。
14歳向けの入門書で扱ったテーマを、人生経験を積んだ大人の視点から掘り下げ直しています。
「なぜ働くのか」「お金とは何か」という問いは、社会人であれば誰もが一度は考えるテーマです。
30代以上の方が池田晶子に入門するなら、『14歳からの哲学』よりもこちらをおすすめします。
「14歳」と「41歳」、数字を逆にしたタイトルに池田晶子のユーモアが光ります。
『考える日々 全編』(毎日新聞出版)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2014年 | 584ページ | 初〜中級者向け |
1998年から2000年にかけて『サンデー毎日』に連載されたエッセイを一冊にまとめた、池田晶子のエッセイの集大成です。
584ページの大著ですが、1篇ずつが短いため、好きなページを開いて読むことができます。
時事ネタを入口にしながらも、池田晶子ならではの視点で本質的な問いへと掘り下げていく筆力が光ります。
池田晶子のエッセイをまとめて読みたい方に最適の一冊です。
ボリュームがあるので、池田晶子を気に入った方の「2周目」としておすすめです。
対話と議論で読む!ソクラテス的おすすめ本3選


対話篇や対談集など、ソクラテス的な「問答」のスタイルで書かれた3冊を集めました。
- 『無敵のソクラテス』(新潮社)
- 『ロゴスに訊け』(角川書店)
- 『オン! 埴谷雄高との対話』(講談社)
『無敵のソクラテス』(新潮社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2010年 | 521ページ | 初〜中級者向け |
現代の日本にソクラテスが現れたら何を語るか。池田晶子が対話篇の形式で書いた、ユニークな哲学書です。
政治家、教師、医者、宗教家などさまざまな「専門家」を相手にソクラテスが次々と論破していく痛快な展開が魅力です。
「無敵」というタイトルのとおり、ソクラテスの問答法が現代の常識をことごとく打ち砕きます。
哲学的な対話を楽しみたい方に、池田晶子の中でもっともエンターテインメント性の高い一冊です。
ソクラテスのファンなら必読。小説のように一気読みできます。
『ロゴスに訊け』(角川書店)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2002年 | 232ページ | 中級者向け |
Amazon評価4.7という驚異的な高評価を誇る、池田晶子の代表作のひとつです。
「ロゴス(言葉・理性)」に訊け、というタイトルが示すとおり、言葉と存在の関係を徹底的に考察します。
入門書を読んだあとのステップアップとして最適で、池田晶子の思考の核心に迫ることができます。
池田晶子の著作を何度か読み返すと少しずつ分かるようになる、そんな深みのある一冊です。
評価4.7は伊達じゃない。池田晶子の最高傑作との声も多い一冊です。
『オン! 埴谷雄高との対話』(講談社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 1995年 | 238ページ | 中・上級者向け |
『死霊』で知られる作家・埴谷雄高と、若き池田晶子による白熱の対談集です。
存在論、意識、死といったテーマについて、世代をこえた二人の思想家が真正面からぶつかり合います。
埴谷雄高の難解な思想を、池田晶子が鋭い質問で解きほぐしていく過程がスリリングです。
池田晶子の入門書を読み終えた方が、さらに深い思索へ進むための一冊です。
万人向けではありませんが、池田晶子の知的格闘を見たい方にはたまらない対談です。
池田晶子の思考の全貌を知るおすすめ本3選


池田晶子の思考の深層に迫る、読み応えのある3冊です。
- 『勝っても負けても 41歳からの哲学』(新潮社)
- 『新・考えるヒント』(講談社)
- 『魂とは何か さて死んだのは誰なのか』(トランスビュー)
『勝っても負けても 41歳からの哲学』(新潮社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2005年 | 175ページ | 初〜中級者向け |
『41歳からの哲学』の続編で、日常の出来事から哲学的な問いを引き出すエッセイ集です。
「勝っても負けても」というタイトルが示すように、結果にとらわれず考え続けることの大切さが伝わります。
前作と同様に、仕事や人間関係など大人の現実を題材にしており、社会人に響く内容です。
言葉の大切さを改めて感じさせてくれる、池田晶子の円熟期のエッセイです。
『41歳からの哲学』を読んだ方なら、セットで読むのがおすすめです。
『新・考えるヒント』(講談社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2004年 | 250ページ | 中級者向け |
小林秀雄の『考えるヒント』を意識して書かれた、池田晶子の思想が凝縮された一冊です。
言葉、存在、科学、歴史といったテーマを横断しながら、「考える」ことの本質に迫ります。
生きることの歴史の叡知が集約されていると評する読者も多く、池田晶子の著作の中でも特に充実した内容です。
入門書を卒業した方が、池田晶子の思想の核心にふれるための一冊としておすすめです。
迷わず読むべし。池田晶子版『考えるヒント』です。
『魂とは何か さて死んだのは誰なのか』(トランスビュー)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2009年 | 256ページ | 中級者向け |
池田晶子が「魂」というテーマに正面から取り組んだ一冊で、同時期の『死とは何か』と対をなす著作です。
2007年に46歳で亡くなった池田晶子の没後に、関係者が編集・出版したものです。
「魂を考える」という池田晶子のライフワークの到達点が示されており、他の著作を読んだ方にこそ響く内容です。
池田晶子の全著作を通して読む旅の、最後に読むべき一冊です。
池田晶子の思索の軌跡を辿ったあとに読むと、すべてがつながる一冊です。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選


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まとめ


池田晶子のおすすめ本15冊を、テーマ別に紹介しました。
迷ったらこの1冊、というサマリーを下の表にまとめています。
| 目的 | おすすめの1冊 | Amazon評価 |
|---|---|---|
| 初めての1冊 | 『14歳からの哲学』 | |
| 大人向け入門 | 『41歳からの哲学』 | |
| 人生論 | 『残酷人生論』 | |
| エッセイ | 『暮らしの哲学』 | |
| 対話篇 | 『無敵のソクラテス』 | |
| 最高評価 | 『ロゴスに訊け』 |
池田晶子の本の魅力は、読むたびに新しい発見があることです。
「知る」のではなく「考える」こと。それが池田晶子の著作を通して得られる、もっとも大きな贈り物です。
ぜひ気になった一冊を手に取って、「考える」ことの楽しさを体験してみてください。
















