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「深夜2時の読書論」管理人のトバリです。普段はWEBマーケティングの会社を運営しており、夜に本を読む時間が私の癒しです。当ブログでは、哲学・社会学・思想・小説など、人文系のおすすめ本を紹介しています。深夜の静けさの中で、あなたにとっての特別な一冊が見つかりますように。
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国際関係論の本おすすめ10選【入門書からリアリズム・リベラリズムの名著まで】

「なぜ戦争は起こるのか。なぜ平和は実現しないのか。」

国際関係論は、この問いに理論と歴史の両面から挑む学問です。

リアリズム、リベラリズム、コンストラクティヴィズム──国家間の関係を読み解く「理論のレンズ」を手に入れれば、ニュースの見え方が一変します。

この記事では、初心者でも読める入門書から、世界中の大学で読まれている古典的名著まで、レベル別に10冊を厳選しました。

読み終えたとき、国際社会の構造が手に取るように見えてくるはずです。

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目次

国際関係論の入門書おすすめ5選

国際関係論の入門書おすすめ5選
国際関係論の入門書おすすめ5選

まずは、国際関係論の基礎が身につく入門書を5冊紹介します。

難しい専門用語を使わずに国際政治の本質を教えてくれる本ばかりです。

  • 高坂正堯『国際政治──恐怖と希望』:日本の国際政治学の金字塔
  • 中西寛『国際政治とは何か』:読売・吉野作造賞受賞の名入門書
  • 篠田英朗『国際社会の秩序』:国際秩序を価値規範から読み解く
  • 山田高敬・大矢根聡 編『グローバル社会の国際関係論』:理論と事例を架橋する教科書
  • 藤原帰一『戦争の条件』:戦争が起こる条件を考察する新書

高坂正堯『国際政治──恐怖と希望』(中公新書)

日本の国際政治学の金字塔です。

1966年の初版刊行から半世紀以上経った今も、色あせないリアリズムで読み継がれています。

軍縮、経済交流、国際機構──国家利益やイデオロギーが絡み合う現実世界を、理想化することなく、しかし希望を失うこともなく分析しています。

国際政治を学ぶなら、最初に手にとるべき日本の古典です。

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半世紀前の本なのに、今読んでも圧倒的に面白い。日本が誇る不朽の名著です。

中西寛『国際政治とは何か──地球社会における人間と秩序』(中公新書)

第4回読売・吉野作造賞を受賞した、国際政治入門の定番書です。

国際政治の起源を近代ヨーロッパに求め、安全保障、政治経済、価値意識という3つの視点から、人間が人間を統治する営みとしての政治を考察しています。

新書ながら288ページの充実した内容で、国際政治学の「地図」を手に入れることができます。

946円で得られる知識の質と量は驚異的です。

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受賞歴も納得の完成度。「国際政治とは何か」をまっすぐ答えてくれる一冊です。

篠田英朗『国際社会の秩序』(東京大学出版会)

「国際社会とは何か、その秩序はどう成り立っているのか」──この根本的な問いに、価値規範の視点から切り込む一冊です。

国家主権、国民国家、国際組織、安全保障、民主主義、人権、平和──国際社会で共有される主要な価値に着目し、その歴史的展開と現状を分析しています。

「シリーズ国際関係論」の第1巻として、国際関係の土台を学ぶのに最適です。

アカデミックでありながら読みやすい、バランスの良い入門書です。

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「秩序」という切り口が新鮮。国際社会の構造が立体的に見えてきます。

山田高敬・大矢根聡 編『グローバル社会の国際関係論 新版』(有斐閣)

リアリズム、リベラリズム、コンストラクティヴィズムの三大理論を整理した上で、具体的な事例に適用する教科書です。

安全保障、国際経済関係、地球環境、人権といった現代の重要課題を、理論のレンズを通して分析しています。

「有斐閣コンパクト」シリーズの一冊として、大学の授業でも広く使われています。

理論と実践を架橋する、体系的な学びに最適な一冊です。

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三大理論がきちんと整理されている。大学レベルの知識を独学で身につけたい方に。

藤原帰一『戦争の条件』(集英社新書)

東京大学教授の藤原帰一氏が、「戦争が起こる条件」を考察した国際政治の入門書です。

中東情勢の混迷、東アジアの軍事的緊張──なぜ戦争は起こるのか。

その問いを通じて「平和の条件」を逆算するアプローチが特徴です。

国際政治学の専門家が一般読者に向けて書いた、真剣で読みやすい新書です。

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「なぜ戦争は起きるのか」を正面から問う。答えが簡単でないからこそ読む価値があります。

国際関係論の名著おすすめ5選

国際関係論の名著おすすめ5選
国際関係論の名著おすすめ5選

入門書で基礎を身につけたら、国際関係論を築いた古典的名著に挑戦しましょう。

世界中の大学で必読書とされているテクストを中心に、5冊を紹介します。

  • ジョセフ・ナイ『国際紛争──理論と歴史』:世界の大学の定番教科書
  • E.H.カー『危機の二十年』:理想主義とリアリズムの対決
  • モーゲンソー『国際政治──権力と平和』:リアリズムの古典
  • 吉川直人・野口和彦 編『国際関係理論 第2版』:理論の百科事典
  • 細谷雄一『国際秩序──18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』:300年の国際秩序を読み解く

ジョセフ・ナイ&デイヴィッド・ウェルチ『国際紛争──理論と歴史 原書第10版』(有斐閣)

世界中の大学で国際政治学の定番教科書として使われている、ジョセフ・ナイの代表作です。

第一次世界大戦、冷戦、テロリズム、サイバー紛争──歴史的事例を理論で分析する手法を、502ページで体系的に学べます。

田中明彦・村田晃嗣の翻訳も丁寧で、日本語で読める「世界標準の教科書」です。

国際関係論を本格的に学ぶなら、必ず読むべき一冊です。

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ハーバード大学教授が書いた「世界標準」。これ一冊で国際政治学の骨格がわかります。

E.H.カー『危機の二十年──理想と現実』(岩波文庫)

著:E.H.カー, 著:原 彬久
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1939年に出版された、国際関係論の出発点とも言えるテクストです。

第一次世界大戦後の「危機の二十年」(1919〜1939年)を分析し、理想主義(ユートピアニズム)とリアリズムの対立を描きました。

国際連盟はなぜ機能しなかったのか、理想だけでは平和は守れないのか──今なお問われ続ける問題を鋭く提起しています。

国際関係論を学ぶなら、避けて通れない古典中の古典です。

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「理想主義 vs リアリズム」の原点。85年前の問いが今も通用する凄みがあります。

ハンス・モーゲンソー『国際政治──権力と平和』(岩波文庫)

国際政治学といえば「モーゲンソーとの対話」と称されるほど影響力のある、リアリズムの古典です。

「政治とは常に権力闘争である」──この命題を軸に、国家間の力学、国益の追求、勢力均衡の論理を体系的に展開しました。

原彬久氏の翻訳による岩波文庫版で、日本語でも読みやすくなっています。

国際政治の「本質」を知りたい方にとって、最も重要な一冊です。

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リアリストの原点。国際政治を「権力」から理解する視座を手に入れられます。

吉川直人・野口和彦 編『国際関係理論 第2版』(勁草書房)

著:吉川直人, 著:野口和彦
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リアリズムからリベラリズム、コンストラクティビズム、批判理論まで──国際関係の主要理論を網羅した標準的な教科書です。

2021年刊行の第2版では、定量的研究方法の章が追加され、近年の動向もアップデートされています。

初めて学ぶ人向けのやさしい用語解説がついているので、独学でも安心です。

国際関係の「理論」を体系的に学びたい方に最適な一冊です。

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理論の全体像がこれ一冊でわかる。大学の教科書として使える本格派です。

細谷雄一『国際秩序──18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(中公新書)

「均衡」「協調」「共同体」という3つの原理を軸に、300年間の国際秩序の変遷を読み解く名著です。

スペイン王位継承戦争からウィーン体制、二度の世界大戦、東西冷戦、そして現代のアジアまで──国際秩序の歴史が一本の線でつながります。

複雑な世界情勢の核心を捉え、日本外交の進むべき道を考えるための必読書です。

新書でここまで壮大なスケールの本は珍しい。圧巻の一冊です。

とばり

300年の国際秩序を新書一冊で俯瞰。「歴史の流れ」が見える感動があります。

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国際関係論の本を読む順番ガイド

国際関係論の本を読む順番ガイド
国際関係論の本を読む順番ガイド

最後に、今回紹介した10冊をどの順番で読むとよいか、ステップ別にまとめます。

ステップ目的おすすめ本
Step 1国際政治の全体像を知る高坂正堯 or 中西寛の新書
Step 2理論を体系的に学ぶ山田・大矢根 or 吉川・野口の教科書
Step 3世界標準の教科書を読むナイ『国際紛争』
Step 4古典に触れるカー『危機の二十年』
Step 5リアリズムの原点を学ぶモーゲンソー『国際政治』

まずは高坂正堯や中西寛の新書で国際政治の全体像をつかみ、教科書で理論を整理するのが王道のルートです。

そこからナイ、カー、モーゲンソーの古典に進めば、国際関係論の世界を隅々まで見渡せるようになります。

まとめ

まとめ
まとめ

国際関係論は、「なぜ戦争は起こるのか」「平和はどう実現できるのか」を問い続ける学問です。

リアリズム、リベラリズム、コンストラクティヴィズム──これらの理論は、日々のニュースを読み解く強力なツールになります。

今回紹介した10冊のどれか一冊を手にとって、国際社会の構造を見通す力を身につけてください。

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この記事を書いた人

とばりのアバター とばり 管理人

ブログ「深夜2時の読書論」の管理人🦉 20歳の時、読書家の友人から人文書をおすすめされて、本を読む楽しさを知る。昼間はWEB系の仕事、深夜に読書する毎日。人文書の「何から読めばいい?」を解決します📚 好み:哲学/思想/社会学/ミステリー/SF🕊️幼少期は『大泥棒ホッツェンプロッツ』を愛読。1994世代。

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