経済学の本は理論、ニュース解説、古典が並ぶため、初心者は全体像をつかめる一冊を選びにくいテーマです。
この記事では、経済学のおすすめ本10冊を、知名度、読みやすさ、現在の読者に役立つかを基準にランキングで紹介します。
最初の一冊として読みやすい上位作から名著へ進むと、売れ筋だけに偏らず、理解と読書体験を段階的に深められます。
上位から読むと、経済学の全体像をつかみ、自分の関心に合う次の一冊を選べます。
ここからは、経済学を初めて読む人が入りやすく、代表的な作品や議論へ進みやすい順に10冊を紹介します。
本を無料で読む方法を知っていますか?
今回紹介する本には、オーディブルやKindle Unlimitedで無料で楽しめるものもあります。
2つの違いは、
- オーディブル:家事や移動中に本を聴きたい人向け
- Kindle Unlimited:スマホやタブレットで本を読みたい人向け
このような感じ。
本1冊以下の料金で何万冊も読み放題、聴き放題になるので、使わないともったいないです。
本を聴きたい方はオーディブルをどうぞ
>> 30日間無料でオーディブルを試す
本を読みたい方はKindle Unlimitedをどうぞ
>> 30日間無料でKindle Unlimitedを試す
kindleアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットでも使えます。2,000冊以上読んできた僕も、かなりお世話になりました。
1位:『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』(井堀利宏/KADOKAWA)
東京大学で20年以上経済学を教えてきた井堀利宏氏が、ミクロ経済学とマクロ経済学のエッセンスを1冊に凝縮した入門書です。
需要曲線、GDP、ケインズ経済学、ゲーム理論まで、経済学の基本概念を20項目でカバーしています。
1日30分×20日で読み切れる構成なので、忙しい社会人にもぴったりです。
「経済学の全体像をまず知りたい」という方の第一選択肢です。
2位:『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』(池上彰/ダイヤモンド社)
買い物、投資、ローン、保険、年金、税金:社会人が直面するお金の疑問を、池上彰氏がわかりやすく解説します。
理論よりも「お金との付き合い方」に焦点を当てているので、経済学に苦手意識がある方でもすんなり読めます。
新社会人や大学生はもちろん、お金の基礎を復習したいベテラン社会人にもおすすめです。
ロングセラーシリーズの経済編として、安定の読みやすさです。
3位:『「原因と結果」の経済学』(中室牧子・津川友介/ダイヤモンド社)
「メタボ健診を受ければ長生きできる」「偏差値の高い大学に行けば収入が上がる」:それ、本当に因果関係ですか?
経済学で用いられる「因果推論」の考え方を、数式を使わずにわかりやすく解説した一冊です。
2017年の「ベスト経済書」第1位を受賞した話題作で、データに騙されない思考法が身につきます。
ビジネスにも日常にも役立つ、現代社会に必須のリテラシーです。
4位:『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編』(ティモシー・テイラー/かんき出版)
スタンフォード大学で「学生が選ぶ最優秀講義賞」を獲得したティモシー・テイラーの経済学入門です。
池上彰氏が監訳を務め、身近な具体例を交えながら経済学の基本を鮮やかに解説しています。
マクロ編と合わせて読めば、経済学の二つの柱をバランスよく学べます。
海外の教養教育の質を日本語で体験できる貴重な一冊です。
5位:『マンキュー経済学I ミクロ編(第4版)』(マンキュー/東洋経済新報社)
世界中の大学で最も採用されている、経済学テキストの世界標準です。
ハーバード大学教授のN・グレゴリー・マンキューが、経済学の10大原理から始めて、ミクロ経済学の基礎を体系的に解説しています。
第4版では行動経済学や情報の経済学といった最新トピックも加わりました。
本格的に経済学を学びたい方の「教科書」として、これ以上ない一冊です。
6位:『貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える』(バナジー&デュフロ/みすず書房)
2019年にノーベル経済学賞を受賞したアビジット・バナジーとエステル・デュフロが、貧困問題を科学的に分析した画期的な一冊です。
食糧、医療、教育、マイクロファイナンス。
ランダム化対照試験(RCT)という手法で、「本当に効果がある政策は何か」を明らかにしています。
経済学が現実の社会問題にどう貢献できるかを示す、まさに「使える」経済学の手本です。
7位:『ファスト&スロー:あなたの意思はどのように決まるか?』(ダニエル・カーネマン/早川書房)
心理学者として初めてノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの代表作です。
人間の思考を「速い思考(システム1)」と「遅い思考(システム2)」の二つに分類し、直感がいかに判断を歪めるかを明らかにしました。
プロスペクト理論、アンカリング効果、フレーミング効果など、現代の行動経済学の基礎がすべてここにあります。
ビジネスパーソンにとっても必読の世界的ベストセラーです。
8位:『行動経済学の逆襲』(リチャード・セイラー/早川書房)
2017年ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーが、行動経済学がいかにして「正統派経済学」に挑み、認められたかを描いた自伝的名著です。
「人間は合理的に行動する」という従来の経済学の前提を覆し、貯蓄の先延ばし、衝動買い、損失回避といった非合理な行動を科学的に解明します。
「ナッジ」の提唱者でもあるセイラーのユーモラスな語り口が魅力です。
行動経済学の全体像を知るなら、この一冊が最適です。
9位:『国富論』(アダム・スミス/岩波文庫)
1776年に出版された、近代経済学の出発点にして永遠の古典です。
「見えざる手」「分業の利益」「自由貿易」:現代の経済学で当たり前に使われる概念の多くが、この一冊から始まりました。
岩波文庫版は水田洋監訳・杉山忠平訳で、全4巻に分かれています。
経済学の源流を知りたい方にとって、避けて通れない不朽の名著です。
10位:『21世紀の資本』(トマ・ピケティ/みすず書房)
「r>g」:資本収益率が経済成長率を上回ると格差は拡大する。
フランスの経済学者トマ・ピケティが300年以上のデータを分析し、この不等式で格差社会の構造を実証した世界的ベストセラーです。
Amazonの売上総合1位を獲得し、世界中で社会現象となりました。
728ページの大著ですが、第1部だけでも読む価値があります。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選
経済学の本は、音声で全体像をつかむ読書と、文字で気になる箇所を確かめる読書を分けると効率よく進められます。
AudibleとKindle Unlimitedは対象作品が異なるため、購入前の試し読み・試し聴きとして使い分けるのがコツです。
Audibleで耳から全体像をつかむ


AmazonのAudibleは、対象のオーディオブックを移動中や家事の時間に聴けるサービスです。
経済学の本を音声で一度通すと、全体の流れをつかんでから重要な章や場面を文字で確かめられます。
最初は通常速度で聴き、話の流れを理解できた章だけ再生速度を調整すると、内容を落とさず復習できます。
固有名詞、脚注、図表は音声だけでは確認しづらいため、気になった箇所をブックマークして紙やKindleで読み直しましょう。
ランキングの全作品が対象とは限りません。配信状況、料金、無料体験の適用条件は登録画面で確認してください。
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Kindle Unlimitedで本文を比べて読む


Kindle Unlimitedは、読み放題対象の電子書籍を定額で試せるサービスです。
経済学に関する書名や著者名で検索し、目次と試し読みを比べると、自分の目的に合う一冊を絞れます。
見本と目次で候補を絞り、関心が続く本から本文へ進むと、読まずに終わる本を減らせます。
検索とハイライトを使って重要語や著者の結論を見返すと、読後の理解を短時間で整理できます。
読み放題の対象は入れ替わります。商品ページの対象表示を確かめ、繰り返し読む本は紙版やKindle版で手元に残しましょう。
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まとめ
| ランキング | 書名 | 著者 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』 | 井堀利宏 | |
| 2位 | 『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』 | 池上彰 | |
| 3位 | 『「原因と結果」の経済学』 | 中室牧子・津川友介 | |
| 4位 | 『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編』 | ティモシー・テイラー | |
| 5位 | 『マンキュー経済学I ミクロ編(第4版)』 | マンキュー | |
| 6位 | 『貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える』 | バナジー&デュフロ | |
| 7位 | 『ファスト&スロー:あなたの意思はどのように決まるか?』 | ダニエル・カーネマン | |
| 8位 | 『行動経済学の逆襲』 | リチャード・セイラー | |
| 9位 | 『国富論』 | アダム・スミス | |
| 10位 | 『21世紀の資本』 | トマ・ピケティ |
迷ったらまず1位から読み、興味が広がったら、次は経済学から別の一冊を選んでみてください。



















