悩んでいる人国際関係論に興味はあるけど、リアリズム?リベラリズム?理論が多すぎて迷う…。
この記事を読めば、国際関係論を学ぶ最初の一冊と、その次に読む本がわかります。
この記事では、2,000冊以上読んできた僕が、国際関係論を初めて学ぶ人のために10冊を厳選しました。
初心者向けの入門書から、国家の力・制度・規範を学ぶ定番書まで順に紹介するので、自分に合う最初の一冊と、その次に読む本まで決められます。
国際関係論に加えて、ほかの分野の入門書も探したい人は、教養おすすめ本ランキングも参考にしてください。
本を無料で読む方法を知っていますか?
今回紹介する本には、オーディブルやKindle Unlimitedで無料で楽しめるものもあります。
2つの違いは、
- オーディブル:家事や移動中に本を聴きたい人向け
- Kindle Unlimited:スマホやタブレットで本を読みたい人向け
このような感じ。
本1冊以下の料金で何万冊も読み放題、聴き放題になるので、使わないともったいないです。
本を聴きたい方はオーディブルをどうぞ
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本を読みたい方はKindle Unlimitedをどうぞ
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kindleアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットでも使えます。2,000冊以上読んできた僕も、かなりお世話になりました。
1位:『国際政治──恐怖と希望』(高坂正堯)
国家利益と理想が絡む国際政治の現実を学べる、日本の古典です。
1966年の初版以来、リアリズムの視点から読み継がれています。
軍縮、経済交流、国際機構を通して、国家利益とイデオロギーを分析します。
現実を理想化せず、希望も失わない国際政治の見方を学びたい人に向きます。
2位:『国際政治とは何か──地球社会における人間と秩序』(中西寛)
国際政治を、人間が人間を統治する営みとして捉える定番入門書です。
第4回読売・吉野作造賞を受賞し、新書ながら288ページで構成されています。
近代ヨーロッパを起点に、安全保障、政治経済、価値意識から考察します。
国際政治学の全体像をつかみ、最初の地図を得たい人に向きます。
3位:『国際社会の秩序』(篠田英朗)
国際社会の秩序がどう成り立つかを、価値規範から考える本です。
「シリーズ国際関係論」の第1巻として、歴史的な展開と現状を分析します。
国家主権、国際組織、安全保障、民主主義、人権、平和を扱います。
国際社会の構造を、秩序という切り口から立体的に学びたい人に向きます。
4位:『グローバル社会の国際関係論 新版』(山田高敬・大矢根聡 編)
リアリズム、リベラリズム、コンストラクティヴィズムを整理する教科書です。
有斐閣コンパクトの一冊で、大学の授業でも広く使われています。
安全保障、国際経済、地球環境、人権を理論のレンズで分析します。
三大理論を体系的に学び、現代の課題へ適用したい人に向きます。
5位:『戦争の条件』(藤原帰一)
戦争が起こる条件から、平和の条件を逆算して考える入門書です。
東京大学教授の藤原帰一が、一般読者に向けて書いています。
中東情勢の混迷や東アジアの軍事的緊張を通して、戦争の原因を問います。
簡単な答えのない戦争と平和を、国際政治から考えたい人に向きます。
6位:『国際紛争──理論と歴史 原書第10版』(ジョセフ・ナイ&デイヴィッド・ウェルチ)
世界の大学で使われる、歴史的な紛争を理論で分析する定番教科書です。
ナイとウェルチが著し、田中明彦・村田晃嗣が訳した502ページの本です。
第一次世界大戦、冷戦、テロリズム、サイバー紛争を扱います。
国際政治学の骨格を、日本語で体系的に学びたい人に向きます。
7位:『危機の二十年──理想と現実』(E.H.カー)
理想主義とリアリズムの対立を描いた、国際関係論の古典です。
E.H.カーが1939年に刊行し、1919年から1939年を分析しました。
国際連盟が機能しなかった理由と、理想だけで平和を守れるかを問います。
国際関係論の出発点となった議論を、原典から学びたい人に向きます。
8位:『国際政治──権力と平和』(ハンス・モーゲンソー)
国際政治を権力闘争として捉える、リアリズムの古典です。
モーゲンソーが国益と勢力均衡を体系化し、原彬久が訳しています。
国家間の力学を「政治とは常に権力闘争である」という命題から考えます。
国際政治の本質を、権力という視点から理解したい人に向きます。
9位:『国際関係理論 第2版』(吉川直人・野口和彦 編)
主要な国際関係理論を網羅し、全体像を学べる標準教科書です。
2021年刊行の第2版では、定量的研究方法の章が追加されました。
リアリズム、リベラリズム、コンストラクティビズム、批判理論を扱います。
用語解説を使いながら、国際関係理論を独学したい人に向きます。
10位:『国際秩序──18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(細谷雄一)
三つの原理から、300年間の国際秩序の変遷を読み解く新書です。
細谷雄一が、均衡・協調・共同体を軸に国際秩序を整理します。
スペイン王位継承戦争から世界大戦、冷戦、現代アジアまでをたどります。
歴史の流れから世界情勢と日本外交を考えたい人に向きます。


国際関係論の本をお得に効率よくインプットするコツ2選


国際関係論の本は一冊で終わらせず、複数の著者や立場を読み比べるほど、論点の違いが見えてきます。
読む時間が足りない人は、移動中に聴けるAudibleと、対象本を定額で試せるKindle Unlimitedを使い分けてください。
通勤中にも国際関係論の本を聴けるAudibleプレミアム


Audibleのプレミアムプランでは、月額1,500円で数十万以上の対象作品を聴き放題で楽しめます。
通勤中や家事の合間など、目で本を開けない時間を国際関係論のインプットへ変えられます。
実際、僕もAudibleプレミアムを数年使っていますが、移動中にも本を聴けるので読書効率が上がりました。
無料体験を利用できる場合がありますが、対象条件と期間は登録画面で確認してください。
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気になる国際関係論の本を定額で試せるKindle Unlimited


Kindle Unlimitedは、読み放題バッジの付いた対象本を定額で読み比べられるサービスです。
国際関係論の本を開き、合わなければ次へ進めるので、自分に合う著者と難易度を見つけやすくなります。
読み放題の対象作品は変動するため、利用前に各商品ページの表示を確認してください。
気になる国際関係論の本を一冊ずつ試し、読み続けたい本だけ紙やKindle版で手元に残してください。
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まとめ:国際関係論おすすめ本ランキング10選


今回紹介した10冊を、初心者の読みやすさと国際関係論への理解が深まる順にまとめました。
おすすめ度は、読みやすさ・扱う範囲・次の読書へつながるかをもとにした筆者の評価です。
| ランキング | 書名 | 著者 | ジャンル | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 国際政治──恐怖と希望 | 高坂正堯 | 国際政治入門 | |
| 2位 | 国際政治とは何か──地球社会における人間と秩序 | 中西寛 | 国際秩序 | |
| 3位 | 国際社会の秩序 | 篠田英朗 | 国際社会論 | |
| 4位 | グローバル社会の国際関係論 新版 | 山田高敬・大矢根聡 編 | 大学テキスト | |
| 5位 | 戦争の条件 | 藤原帰一 | 戦争論 | |
| 6位 | 国際紛争──理論と歴史 原書第10版 | ジョセフ・ナイ&デイヴィッド・ウェルチ | 国際紛争論 | |
| 7位 | 危機の二十年──理想と現実 | E.H.カー | 国際政治古典 | |
| 8位 | 国際政治──権力と平和 | ハンス・モーゲンソー | リアリズム | |
| 9位 | 国際関係理論 第2版 | 吉川直人・野口和彦 編 | 国際関係理論 | |
| 10位 | 国際秩序──18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ | 細谷雄一 | 国際秩序史 |
迷ったら、1位の『国際政治──恐怖と希望』から読み始めてください。
一冊目で気になった論点が見つかったら、そのテーマを扱う次の本へ進むと理解を深められます。






















