悩んでいる人音楽をもっと深く味わいたいのですが、音楽史、ジャンル解説、音楽家の人生、作曲のどこから読めばよいのか迷います。
音楽の本は、聴き方を変えたいのか、歴史を知りたいのか、好きなジャンルを深めたいのか、自分で音を作りたいのかで入口が変わります。
最初の一冊は、聴いて感じたことを言葉にする視点を得られる『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』が候補です。
図版から世界の広がりを眺めるなら『世界の音楽大図鑑【コンパクト版】』、音楽家の歩みから入るなら『音楽は自由にする』を選べます。
J-POP、クラシック、ジャズ、ロック、アフリカ音楽は、それぞれの歴史を案内する本から関心のあるジャンルへ進めます。
音が生まれる仕組みを考えるなら『音楽する脳』、自分で形にするなら『作りながら覚える 3日で作曲入門2.0』が入口です。
この記事では役割の異なる十冊を比べ、次に聴く曲や試す行動まで決められる読む順番を紹介します。
ここでは、聴き方と全体像をつかむ総合入門に、J-POP、クラシック、ジャズ、ロック、アフリカ音楽、脳科学、作曲の本を組み合わせました。
特定の楽器の奏法や楽譜を探す方より、聴き方、歴史、文化、創作を横断して学びたい方に向く十冊です。
本を無料で読む方法を知っていますか?
今回紹介する本には、オーディブルやKindle Unlimitedで無料で楽しめるものもあります。
2つの違いは、
- オーディブル:家事や移動中に本を聴きたい人向け
- Kindle Unlimited:スマホやタブレットで本を読みたい人向け
このような感じ。
本1冊以下の料金で何万冊も読み放題、聴き放題になるので、使わないともったいないです。
本を聴きたい方はオーディブルをどうぞ
>> 30日間無料でオーディブルを試す
本を読みたい方はKindle Unlimitedをどうぞ
>> 30日間無料でKindle Unlimitedを試す
kindleアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットでも使えます。2,000冊以上読んできた僕も、かなりお世話になりました。
1位:『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』(中央公論新社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2009年 | 264ページ | A:聴き方の入口から始めやすい |
『音楽の聴き方』は、何を聴き取るかという型と、好き嫌いを他者へ伝える言葉の関係を考える入門書です。
感性を生まれつきの能力として閉じず、注意の向け方と語り方を意識すれば聴取を育てられると分かります。
普段よく聴く一曲へ本の問いを持ち帰ると、同じ音源でも気づく要素と感想の組み立てが変わります。
ジャンルを決める前に、音楽をどう味わい、どう話すかという土台を作りたい方へおすすめです。
2位:『世界の音楽大図鑑【コンパクト版】』(河出書房新社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2022年 | 400ページ | A:図から全体像をつかみやすい |
『世界の音楽大図鑑【コンパクト版】』は、古代から現代までの音楽を地域、時代、人物、楽器、技術の図版から見渡す図鑑です。
西洋のクラシックやポピュラー音楽だけでなく、各地の伝統と交流を同じ地図の中でたどれます。
最初から通読せず、知っている曲や楽器の項目から前後の時代と別地域へ枝を伸ばす使い方ができます。
音楽史の位置関係を視覚でつかみ、次に読むジャンル別の本を見つけたい方に合います。
3位:『音楽は自由にする』(新潮社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2023年 | 336ページ | A:音楽家の歩みから読める |
『音楽は自由にする』は、坂本龍一が幼少期から作曲、バンド活動、映画音楽、社会との関わりまでを語る自伝です。
作品の完成形だけでなく、出会った音楽と人、技術、時代の変化が制作の選択へどう結びついたかを追えます。
本文で触れられる作品を実際に聴くと、音楽家の言葉と自分の耳を往復しながら理解できます。
理論書より先に、一人の音楽家が問いを持ち続ける過程から音楽へ入りたい方におすすめです。
4位:『平成のヒット曲』(新潮社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2021年 | 304ページ | A:ヒット曲と時代を結べる |
『平成のヒット曲』は、平成の各年を象徴する曲を手がかりに、日本のポピュラー音楽と社会の変化をたどる本です。
曲の評価だけでなく、テレビ、CD、カラオケ、インターネット、配信という聴かれ方の変化も見えてきます。
知っている曲から読み始め、その年の出来事と前後のヒット曲を聴き直すと、自分の記憶を音楽史へ置き直せます。
J-POPの名曲リストではなく、ヒットが生まれる環境まで考えたい方に向きます。
5位:『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』(中央公論新社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2005年 | 264ページ | B:西洋音楽の流れをたどる |
『西洋音楽史』は、中世から現代までの西洋音楽を、作品と作曲家だけでなく教会、宮廷、市民社会、メディアの変化から描く通史です。
クラシックを固定した名曲集として見るのではなく、音楽を作り、演奏し、聴く制度がどう生まれたかを考えられます。
各時代の代表曲を一つずつ聴きながら読むと、様式の違いと社会背景を具体的な音へ結びつけられます。
作曲家の暗記より、西洋音楽が変化してきた理由を一本の流れで知りたい方に合います。
6位:『新書で入門 ジャズの歴史』(新潮社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2007年 | 208ページ | A:ジャズの歴史から入れる |
『新書で入門 ジャズの歴史』は、ジャズの誕生からスタイルの変化までを、音楽とアメリカ社会の動きからたどる入門書です。
演奏家と名盤の羅列ではなく、即興、リズム、録音、聴衆が互いに影響してきた流れをつかめます。
知らない人物が続いても一人ずつ覚えず、章ごとに一曲を聴いて前の時代との違いを確かめられます。
ジャズに難しい印象があり、まず歴史の道筋を持って演奏を聴きたい方におすすめです。
7位:『教養としてのロック名盤ベスト100』(光文社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2019年 | 278ページ | A:名盤を聴く道筋が見える |
『教養としてのロック名盤ベスト100』は、ロック史を代表するアルバムを順位と批評によってつなぐガイドです。
作品の知名度だけでなく、音楽的な革新、社会との関係、後続への影響を読む軸として提示します。
順位を正解として受け取らず、気になった一枚を聴いて自分の評価と著者の論点を比べる使い方ができます。
ロックの入口となる作品を探しながら、名盤が評価される理由も考えたい方に向きます。
8位:『アフリカ音楽の正体』(音楽之友社)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2016年 | 264ページ | B:リズムと文化を掘り下げる |
『アフリカ音楽の正体』は、著者のフィールドワークをもとに、リズム、声、楽器、踊りと共同体の関係を解説する本です。
西洋音楽の理論だけを基準にせず、演奏が暮らしや儀礼の中でどのような役割を持つかを考えられます。
出版社が用意する関連音源と本文を往復すると、言葉だけでは捉えにくい重なりと身体性を耳で確かめられます。
世界の音楽を地域名の一覧で終わらせず、異なる聴き方と音楽観まで掘り下げたい方におすすめです。
9位:『音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学』(朝日新聞出版)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2022年 | 258ページ | B:脳科学から音楽を考える |
『音楽する脳』は、演奏、作曲、即興、学習を支える脳の働きを、音楽家の創造性と技能の研究から考える本です。
才能を神秘化せず、予測、記憶、反復、偶然性が表現へどう関わるかという問いに置きかえます。
好きな演奏を思い浮かべながら読むと、感動を数値へ還元するのではなく、聴く側と作る側の働きを区別できます。
音楽史とは別の角度から、上達と創造性の仕組みを科学的に考えたい方に合います。
10位:『作りながら覚える 3日で作曲入門2.0』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)
| 発行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2024年 | 160ページ | B:作曲ソフトで手を動かす |
『作りながら覚える 3日で作曲入門2.0』は、作曲ソフトを操作しながらメロディー、リズム、伴奏を組み合わせて曲を完成させる入門書です。
理論を先に暗記するのではなく、短い音を置き、聴き、直す作業を通して必要な知識を学べます。
掲載画面と現在のソフト仕様が異なる場合があるため、配布データと出版社の最新サポート情報を確認して進めてください。
聴く側から一歩進み、自分の短い曲を形にして音楽の仕組みを確かめたい方におすすめです。
音楽のおすすめ本を選ぶ4つのポイント


名盤の数や専門用語の多さではなく、聴き方、全体像、好きなジャンル、音を生み出す仕組みのどれを知りたいかで選びます。
| 知りたいこと | 最初の候補 | 得られる入口 |
|---|---|---|
| 聴き方を変える | 音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉 | 感じたことを言葉にする |
| 全体像をつかむ | 世界の音楽大図鑑【コンパクト版】 | 時代、地域、楽器を図で結ぶ |
| 好きなジャンルを深める | 平成のヒット曲 | クラシック、ジャズ、ロック、アフリカへ広げる |
| 音が生まれる側を知る | 音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学 | 脳科学から作曲へ進む |
普段聴く曲を深く味わいたい方は、作品名を増やす前に、注意の向け方と感想を言葉にする方法を学んでください。
時代や地域の位置関係が曖昧な方は、世界を見渡せる図鑑を地図にして、気になった項目から専門書へ進みます。
好きなジャンルが決まっている方は、その音が生まれた社会と技術の変化をたどれる歴史書を選びましょう。
聴くだけでなく音の仕組みや制作も知りたい方は、脳科学で問いを持ち、作曲入門で短い曲を形にしてください。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選


音楽本は、本文と実際の音を往復すると理解が深まるため、音声、電子、紙の特徴を目的に合わせて使い分けます。
耳で聴く読書を楽しめるAudibleプレミアム


Audibleで音楽家の自伝や音楽史を聴けば、通勤や家事の時間にも人物と時代の流れを追えます。
作品名や専門用語が出たら無理に暗記せず、安全に操作できる時間にメモして実際の音源を確かめてください。
図版、年表、楽譜、操作画面を使う本は音声だけで完結させず、紙書籍または電子版を併用しましょう。
本文中で紹介される音源は配信状況が変わるため、正確な曲名と演奏者を確認してから探してください。
聴き放題の対象は入れ替わるため、利用前にAudible公式で正確な書名と著者名を確認しましょう。
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電子書籍を定額で読めるKindle Unlimited


Kindle Unlimitedで対象本が見つかる場合は、興味のあるジャンルの章から試し読みして自分の入口を確かめられます。
図版や年表の多い本は画面サイズと表示の読みやすさをサンプルで確かめ、必要なら紙書籍を選んでください。
曲名、人物名、時代を電子版で検索すると、離れた章の関連をたどりながら読み進められます。
作曲本を端末で参照する場合は、操作するパソコンと同時に見られる配置を用意すると手順を追いやすくなります。
読み放題対象は変わるため、対象外なら通常購入の電子版と紙書籍から読み方に合う形式を選びましょう。
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音楽の本を初心者が読むおすすめの順番


最初に聴き方と世界の見取り図を持ち、次に音楽家と時代をたどり、好きなジャンルを深めてから脳科学や作曲へ進みます。
- 聴き方と全体像:『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』→『世界の音楽大図鑑【コンパクト版】』
- 人物と時代:『音楽は自由にする』→『平成のヒット曲』
- ジャンルの歴史:『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』→『新書で入門 ジャズの歴史』→『教養としてのロック名盤ベスト100』→『アフリカ音楽の正体』
- 仕組みと創作:『音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学』→『作りながら覚える 3日で作曲入門2.0』
迷ったら『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』を読み、好きな一曲に注意を向け直すところから始めてください。
次に図鑑で時代と地域の位置関係を見渡し、坂本龍一の自伝と平成のヒット曲から音楽と社会の接点を考えます。
クラシック、ジャズ、ロック、アフリカ音楽はすべて読む必要はなく、いま聴いている音につながる一冊を選びましょう。
仕組みを知りたくなったら脳科学へ進み、作って確かめたい方だけ作曲入門で短い作品を完成させてください。


音楽の本に関するよくある質問


最初の一冊、楽典の知識、ジャンル別の選び方、音源との往復、作曲ソフトについて答えます。
音楽のおすすめ本10選まとめ


最初の一冊は、聴いて感じたことを言葉にする『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』が候補です。
世界の時代、地域、楽器を図から見渡すなら『世界の音楽大図鑑【コンパクト版】』を地図に使えます。
人物と社会から入るなら『音楽は自由にする』と『平成のヒット曲』を続けて読んでください。
クラシック、ジャズ、ロック、アフリカ音楽は、いま気になるジャンルの歴史書を一冊選べます。
音楽の仕組みは『音楽する脳』、自分で形にする方法は『作りながら覚える 3日で作曲入門2.0』から学べます。
一冊から気になった曲を一つ選び、読む前後で聴こえ方や考え方がどう変わるか確かめましょう。

















