世界史を学び直したくても、通史、地域史、文明論の本が多く、知識が少ない状態で最初の一冊を選ぶのは簡単ではありません。
この記事では、世界史のおすすめ本10冊を、流れをつかむ入門書から視野を広げる名著へ進む順にランキングで紹介します。
読みやすさ、時代と地域のつながり、現代の国際情勢を考える土台になるかを手がかりに、自分に合う一冊を選べます。
上位の通史で地図を作ってから名著へ進むと、出来事を暗記せず、世界のつながりとして理解する読書ができます。
ここからは、入門書で世界史の流れをつかみ、文明と地域の見方を深める名著へ進む順に10冊を紹介します。
本を無料で読む方法を知っていますか?
今回紹介する本には、オーディブルやKindle Unlimitedで無料で楽しめるものもあります。
2つの違いは、
- オーディブル:家事や移動中に本を聴きたい人向け
- Kindle Unlimited:スマホやタブレットで本を読みたい人向け
このような感じ。
本1冊以下の料金で何万冊も読み放題、聴き放題になるので、使わないともったいないです。
本を聴きたい方はオーディブルをどうぞ
>> 30日間無料でオーディブルを試す
本を読みたい方はKindle Unlimitedをどうぞ
>> 30日間無料でKindle Unlimitedを試す
kindleアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットでも使えます。2,000冊以上読んできた僕も、かなりお世話になりました。
1位:『新 もういちど読む山川世界史』(「世界の歴史」編集委員会/山川出版社)
高校の教科書で世界史を学んだ方にとって、もっとも馴染み深い出版社・山川出版社による大人のための学び直し世界史です。
高校教科書をベースにしながら、一般読者が読みやすいように全面的に書き改められています。
カラーページとコラム98点が追加され、現代世界を理解するための背景知識が自然に身につきます。
「教科書は読んだけれど、全体像があやふや」という方の復習に最適です。
2位:『教養としての「世界史」の読み方』(本村凌二/PHP文庫)
東京大学名誉教授で古代ローマ史の第一人者・本村凌二氏が、混迷する現代を読み解くための七つの視点を提供する教養書です。
文明の発達、都市国家と民主政、宗教の力、共和政と帝政。
歴史の「なぜ」を考えることで、現代社会の問題を深く理解する力が身につきます。
単なる通史ではなく、歴史から「教養」を引き出す読み方を教えてくれる一冊です。
3位:『一気読み世界史』(出口治明/日経BP)
ライフネット生命保険創業者で読書家として知られる出口治明氏が、人類5000年の歴史を約7時間で「一気に」読ませる通史です。
日本史、西洋史、東洋史、政治史、文化史、経済史を「ひとつなぎ」で描くことで、断片的だった知識がひとつのストーリーとして繋がります。
固有名詞や年号の暗記ではなく、歴史の大きな流れを理解することに徹した構成です。
「世界史の全体像を一冊でつかみたい」という方に最適です。
4位:『早わかり世界史』(宮崎正勝/日本実業出版社)
NHK高校講座「世界史」の講師を10年以上務めた宮崎正勝氏が、130以上のテーマを見開き2ページで図解する「辞書的」世界史本です。
通読するのもよし、気になるテーマだけ拾い読みするのもよし。
豊富な地図と図解で、地理的背景と歴史の流れが同時に理解できます。
手元に一冊置いておけば、いつでも世界史にアクセスできる便利な一冊です。
5位:『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』(岡本隆司/東洋経済新報社)
世界史のなかで中国史がどう位置づけられるかを、構造的な視点から俯瞰する入門書です。
黄河文明の誕生から現代中国まで、気候変動や遊牧民との関係、モンゴル帝国の影響など、グローバルな文脈で中国史が描かれます。
講演をまとめたもので語り口が平易ですが、内容は骨太です。
世界史を学ぶうえで避けて通れない中国を、最も効率よく理解できる一冊です。
6位:『世界史(上下)』(ウィリアム・マクニール/中公文庫)
20世紀を代表する歴史家マクニールが、文明間の「接触」と「相互作用」を軸に描いた世界史の古典です。
固有名詞を最低限に絞り、歴史を動かした動機や思想に焦点を当てることで、世界史がダイナミックなストーリーとして読めます。
上巻はユーラシアの文明誕生から1500年まで、下巻は西欧文明の興隆から現代のコスモポリタニズムまでを扱います。
40年以上にわたって世界中で読み継がれている、世界史通史の最高峰です。
7位:『銃・病原菌・鉄(上下)』(ジャレド・ダイアモンド/草思社文庫)
なぜ人類は五つの大陸で異なる発展を遂げたのか。
この壮大な問いに、分子生物学から言語学まで最新の知見を総動員して挑んだピュリッツァー賞受賞作です。
ダイアモンドは、文明の格差が民族の能力の優劣ではなく、自然環境の要因によるものだと力強く論証します。
歴史の「なぜ」を科学的に問うとどうなるか、その模範を示した一冊です。
8位:『サピエンス全史(上下)』(ユヴァル・ノア・ハラリ/河出文庫)
「虚構を信じる力」こそが人類を地球の支配者にした。
イスラエルの歴史学者ハラリが、認知革命・農業革命・科学革命という三つの転換点を通して、人類250万年の歴史を描いた世界的ベストセラーです。
「神話」「お金」「国家」は人類が生み出した「虚構」であり、それを共有する力が大規模な協力を可能にしたという主張は、鮮烈な知的衝撃を与えてくれます。
世界中で2500万部以上のベストセラー。文庫版で読みやすくなりました。
9位:『ヨーロッパ覇権史』(玉木俊明/ちくま新書)
なぜヨーロッパが世界を支配するようになったのか。
この問いに、経済史の視点から答えるグローバルヒストリーの入門書です。
大航海時代、産業革命、帝国主義。ヨーロッパの覇権がいかに成立し、そしてなぜ揺らいでいったのかを、交易ネットワークの変遷から描きます。
新書一冊で近代世界システムの全体像がつかめるコストパフォーマンスの高い一冊です。
10位:『中国史(上下)』(宮崎市定/岩波文庫)
東洋史学の巨人・宮崎市定による、中国通史の決定版です。
殷王朝から清朝滅亡まで、中国4000年の歴史を独自の史観で一気に描ききります。
宮崎史学の特徴は、中国史を「孤立した文明」ではなく、常に西アジアやヨーロッパとの交流の中で捉える広い視野にあります。
世界史を学ぶうえで、ヨーロッパ中心の史観を相対化するために欠かせない名著です。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選
世界史の本は、音声で全体像をつかむ読書と、文字で気になる箇所を確かめる読書を分けると効率よく進められます。
AudibleとKindle Unlimitedは対象作品が異なるため、購入前の試し読み・試し聴きとして使い分けるのがコツです。
Audibleで耳から全体像をつかむ


AmazonのAudibleは、対象のオーディオブックを移動中や家事の時間に聴けるサービスです。
通史を耳で聴くと、移動中でも年代と地域の大きな流れを繰り返し確認でき、個別史へ進む土台ができます。
最初は通常速度で聴き、話の流れを理解できた章だけ再生速度を調整すると、内容を落とさず復習できます。
固有名詞、脚注、図表は音声だけでは確認しづらいため、気になった箇所をブックマークして紙やKindleで読み直しましょう。
ランキングの全作品が対象とは限りません。配信状況、料金、無料体験の適用条件は登録画面で確認してください。
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Kindle Unlimitedで本文を比べて読む


Kindle Unlimitedは、読み放題対象の電子書籍を定額で試せるサービスです。
人物名、地域名、時代名で本文検索し、地図や年表と照らし合わせると出来事の位置関係を定着させやすくなります。
見本と目次で候補を絞り、関心が続く本から本文へ進むと、読まずに終わる本を減らせます。
検索とハイライトを使って重要語や著者の結論を見返すと、読後の理解を短時間で整理できます。
読み放題の対象は入れ替わります。商品ページの対象表示を確かめ、繰り返し読む本は紙版やKindle版で手元に残しましょう。
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まとめ
| ランキング | 書名 | 著者 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 『新 もういちど読む山川世界史』 | 「世界の歴史」編集委員会 | |
| 2位 | 『教養としての「世界史」の読み方』 | 本村凌二 | |
| 3位 | 『一気読み世界史』 | 出口治明 | |
| 4位 | 『早わかり世界史』 | 宮崎正勝 | |
| 5位 | 『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』 | 岡本隆司 | |
| 6位 | 『世界史(上下)』 | ウィリアム・マクニール | |
| 7位 | 『銃・病原菌・鉄(上下)』 | ジャレド・ダイアモンド | |
| 8位 | 『サピエンス全史(上下)』 | ユヴァル・ノア・ハラリ | |
| 9位 | 『ヨーロッパ覇権史』 | 玉木俊明 | |
| 10位 | 『中国史(上下)』 | 宮崎市定 |
迷ったらまず1位から読み、興味が広がったら、次は世界史から別の一冊を選んでみてください。




















