悩んでいる人Amazonビジネスを複数人で使いたい。担当者の追加方法や、注文・請求書を見られる範囲はどう設定すればいい?
こんなお悩みを解決します。共通のIDとパスワードを使い回すと、誰が注文したのか追いにくくなり、退職や異動のたびに認証情報を変更する手間も生じます。
Amazonビジネスでは、1つのビジネスアカウントへ各担当者を別ユーザーとして招待できます。Eメール、招待リンク、スプレッドシートを使い分け、担当業務に合う役割とグループを設定するのが基本です。
この記事でわかることは次のとおりです。
- 複数ユーザーで使う仕組み
- 4つの役割と権限の違い
- 個別招待と一括追加の手順
- グループ設定と退職時の対応
僕も前職で会社のAmazonビジネスを利用していました。担当者ごとにユーザーと役割を分けておくと、備品の注文から履歴確認まで進めやすくなります。
Amazonビジネスをまだ利用していない方は、無料のビジネスアカウントを作成してチーム管理機能を確認できます。
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Amazonビジネスは複数ユーザーで利用できる


まずは、複数人で使うときのアカウント構造を確認します。ユーザー追加とPrime Businessの人数上限は別の話として整理すると迷いません。
1つのビジネスアカウントへ担当者を追加する
Amazonビジネスは、組織のビジネスアカウントに購買担当者や経理担当者を追加して使えます。部署ごとに別々のビジネスアカウントを作るより、注文とユーザーを一元管理しやすい仕組みです。
担当者は、それぞれ自分のユーザー名とパスワードで組織のアカウントへ参加します。追加後は、必要な業務に合わせて役割と所属グループを設定します。
パスワードを共有せず各自の認証情報で利用する
共通パスワードの共有では、注文者の特定やアクセス停止が難しくなります。各担当者を別ユーザーとして招待すれば、退職者だけを削除し、在籍者の認証情報を変えずに運用できます。
招待前に、会社で管理するメールアドレスと必要な役割を決めておきましょう。個人の買い物に使うアカウントとの混同も避けやすくなります。
管理者は購買状況とユーザー情報を確認できる
Amazon公式では、管理者はアカウント内の設定を変更し、各ユーザーの購買履歴を閲覧できると案内しています。グループ管理者と会計担当者は、担当するグループに範囲を絞る運用もできます。
Amazonビジネス全体の機能は、Amazonビジネスとは?個人事業主・法人向けにできることを解説で確認できます。
複数人の業務用注文をまとめたい方は、無料登録後にユーザー追加画面を確認してみてください。
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Amazonビジネスのユーザー役割と権限


Amazonビジネスには、管理者、購買依頼者、会計担当者、システム担当者の4つの役割があります。役職名ではなく、実際に行う操作から選びます。
| 役割 | 主な操作 | 発注 | 設定範囲 |
|---|---|---|---|
| 管理者 | ユーザー・グループ・各種設定の管理、購買履歴の確認 | 管理者だけでは不可 | アカウント全体または担当グループ |
| 購買依頼者 | 商品の注文、承認が必要な注文の申請 | 可能 | 所属グループの購買設定に従う |
| 会計担当者 | 注文情報、請求書、購買レポートの確認 | 購買依頼者の追加が必要 | アカウント全体または担当グループ |
| システム担当者 | 対応する外部システムとの連携設定 | 購買依頼者の追加が必要 | 連携に関する設定 |
管理者は設定変更と購買履歴を管理する
管理者は、ユーザーとグループの管理、役割の割り当て、注文履歴の確認などを行います。ビジネスアカウント全体の管理者と、特定グループだけを担当する管理者を分けることもできます。
管理者の役割だけでは商品を発注できません。管理者本人も注文するなら、購買依頼者の役割も付けます。
購買依頼者は商品を発注する
購買依頼者は、業務に必要な商品を選び、発注するための役割です。承認ルールが設定されている場合は、注文前に承認を依頼します。
注文する担当者には購買依頼者を付け、管理機能まで必要かを別に判断すると過剰な権限を避けられます。
会計担当者は請求書と購買レポートを確認する
会計担当者は、注文情報、請求書、購買レポートを確認する役割です。経理部門が発注を行わず、証憑と支出だけを確認する場合に向いています。
全社の情報が必要か、特定部署だけでよいかを決めてからグループへ追加してください。
システム担当者は外部システム連携を設定する
システム担当者は、Amazonビジネスが対応する業務システムとの連携設定を行います。購買システムやシングルサインオンの管理を担当する人に必要性を確認します。
1人に複数の役割を持たせる場合も、担当業務が変わったら定期的に見直しましょう。
Amazonビジネスにユーザーを追加する3つの方法


公式のチーム管理ページでは、Eメール、招待リンク、スプレッドシートの3通りが案内されています。人数と管理方法に合わせて選びます。
Eメールで個別に招待する
Eメール招待は、追加する相手を管理者が指定する方法です。Amazon公式では、一度に最大20名まで入力できると案内されています。
少人数の追加や、役割を一人ずつ確認しながら招待したい場合に向いています。
招待リンクを共有する
招待リンクは、参加対象者へ同じリンクを案内できる方法です。対象者を社内でまとめて案内したいときに使えます。
リンクの転送範囲を管理し、参加後にユーザーと役割を確認してください。参加条件や表示項目は管理画面の案内に従います。
スプレッドシートで一括招待する
スプレッドシートは、管理画面から公式テンプレートをダウンロードし、複数人のメールアドレスと役割をまとめて入力する方法です。
部署単位や拠点単位で人数が多い場合は、個別入力より一括招待の方が進めやすくなります。
AmazonビジネスでEメール招待する手順


数人ずつ追加する場合は、Eメール招待がわかりやすい方法です。次の順番で進めます。
手順①:ビジネスアカウントの設定を開く
Amazonビジネスへ管理者としてサインインし、「ビジネスアカウントの設定」を開きます。設定メニューが見えない場合は、管理者の役割が付いているかを確認してください。
手順②:ユーザーを追加してEメール招待を選ぶ
「ユーザーを追加」から「Eメールで招待する」を選びます。画面の表記が変わっている場合は、ユーザー追加に相当するメニューを確認します。
手順③:メールアドレスと役割を設定する
招待する相手のメールアドレスを入力し、購買依頼者などの役割を選びます。入力前に、会社管理のメールアドレスか、本人の担当業務と役割が合うかを確認してください。
注文する人には購買依頼者、設定を管理する人には管理者を付けるのが判断の起点です。
手順④:招待を送り承諾状況を確認する
内容を確認して招待を送信します。送った後は、管理画面で承諾済みか、招待待ちかを確認します。
手順⑤:招待された側がユーザーアカウントを作成する
招待された側は、メール内の「招待を承諾する」から案内に沿ってユーザーアカウントを作成します。既存のAmazonアカウントがある場合は、個人用とビジネス用をどう分けるか画面の選択肢をよく確認してください。
ビジネスアカウント自体をこれから作る方は、Amazonビジネスの登録方法【個人事業主・法人の必要書類と手順】も参考にしてください。
AmazonビジネスでCSVから複数ユーザーを一括追加する手順


追加人数が多い場合は、スプレッドシートの公式テンプレートを使います。独自の列を作らず、ダウンロードした形式を保つことが大切です。
手順①:公式テンプレートをダウンロードする
「ユーザーを追加」からスプレッドシートのアップロードを選び、表示されたテンプレートをダウンロードします。保存後も見出し名と列順を変えないようにします。
手順②:メールアドレスと役割を入力する
テンプレートの指定列へメールアドレスと役割を入力します。グループ指定欄が表示されている場合は、管理画面の案内に合わせて追加先も入力します。
役割名の表記、空欄、メールアドレスの全角文字や余分な空白を確認してください。
手順③:ファイルをアップロードしてエラーを確認する
入力したファイルをアップロードし、エラーが表示された行を修正します。全員を一度に処理する前に、少人数で形式を確かめると入力ミスを見つけやすくなります。
手順④:招待後に未承諾ユーザーを確認する
アップロードが完了しても、招待された人が承諾するまでは利用開始になりません。未承諾のユーザーを確認し、社内の連絡手段でも招待メールを送ったことを伝えます。
複数ユーザーを効率よく追加したい方は、無料のAmazonビジネスアカウントで一括招待の画面を確認できます。
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Amazonビジネスで部署や拠点ごとにグループを設定する


ユーザーを追加したら、部署、拠点、プロジェクトなど、実際の管理単位に合わせてグループを作ります。
組織構造に合わせてグループを作る
「ビジネスアカウントの設定」にあるグループ画面から、営業部、開発部、東京拠点などの管理単位を作ります。請求書や購買データを分けたい単位も考慮します。
ユーザーを所属グループへ追加する
対象ユーザーを検索し、追加先グループと、そのグループでの役割を選びます。公式ガイドでは、1人のユーザーを別のグループへ追加する操作も案内されています。
複数グループに所属させる場合は、各グループで必要な役割と閲覧範囲を確認してください。
管理者と会計担当者の範囲を分ける
全社管理者はアカウント全体を管理し、拠点担当者は対象グループだけを管理する形にできます。会計担当者も同様に、必要な請求書と購買レポートを確認できる範囲へ配置します。
役割は担当範囲に合わせ、必要以上に全社権限を付けないことが基本です。
承認条件は専用の承認ワークフローで設定する
グループを作った後は、必要に応じて購買ルールと承認条件を設定します。金額条件、複数段階、代理承認などを自社の決裁ルールに合わせ、少額の注文まで滞らないように調整してください。
Amazonビジネスの役割変更・削除・招待再送


ユーザー管理は、追加して終わりではありません。入社、異動、退職に合わせて役割と所属を更新します。
役割と所属グループを変更する
対象ユーザーを検索し、設定中の役割と所属グループを確認して変更します。発注担当から経理担当へ異動した場合は、不要になった購買依頼者の役割も外します。
未承諾の招待を確認して再案内する
参加していないユーザーは、招待の状態とメールアドレスを確認します。招待メールが見つからない場合は、迷惑メールフォルダと受信設定も確認してもらいましょう。
管理画面に再送操作が表示される場合は、その案内に沿って送り直します。表示が異なる場合は、招待を取り消して再招待する前にAmazonのサポートへ確認すると安全です。
退職・異動時にユーザーを削除する
退職者は所属するすべてのグループから外すか、ビジネスアカウントから削除します。Amazon公式ガイドでは、ビジネスから削除しても、そのユーザーのアカウント自体は個人用Amazonアカウントとして残ると案内されています。
管理者が本人の個人用Amazonアカウントまで完全削除することはできません。誤って削除した場合は、再招待による再登録が案内されています。
削除前に注文・請求書・承認待ちを確認する
削除前に、未発送の注文、返品・返金、請求書の確認、承認待ちの申請、引き継ぐべきグループ管理を確認します。
退職日だけでなく、最終発注日と業務引き継ぎ日を基準に停止時点を決めましょう。
Amazonビジネスの複数ユーザー利用とPrime Businessの人数上限


Amazonビジネスの無料アカウントと、配送・分析などの特典を提供するPrime Businessは別のサービスです。公開されている人数上限は、主にPrime Businessのプラン選択で確認します。
無料のビジネスアカウントと配送会員特典を分ける
Amazonビジネス本体は無料で登録でき、ユーザー追加や役割設定などのチーム管理に使えます。Prime Businessは、対象商品の迅速な配送やプラン別の購買管理機能などを加える会員プログラムです。
Prime Businessはアカウント単位で加入し、契約プランの人数範囲内で、アカウント内のグループとユーザーが特典を利用します。
ユーザーを追加したいだけなら、Prime Businessへの加入要否を分けて検討できます。
Prime Businessはプランごとに利用人数が異なる
Prime Businessの公式ページで案内されている利用人数と年会費は次のとおりです。
| プラン | 利用人数 | 年会費 |
|---|---|---|
| Duo | 1人 | 無料 個人用Amazonプライム会員が対象 |
| Essentials | 最大5人 | 5,900円(税込) |
| Small | 最大20人 | 13,500円(税込) |
| Medium | 最大200人 | 37,800円(税込) |
| Unlimited | 無制限 | 270,000円(税込) |
料金と利用条件は変更される可能性があるため、申し込み前にAmazon公式ページで確認してください。
チーム人数と必要機能からプランを選ぶ
配送特典を使う人数に加え、購買分析、購買コントロール、承認期間など、必要な機能を確認します。更新時のユーザー数によって上位プランへ自動更新される場合があるため、退職者や不要なユーザーを放置しないことも大切です。
プランの違いは、Amazonビジネスプライムとは?年会費・プラン・Duoまで完全解説で詳しく整理しています。
Amazonビジネスでユーザーを追加できないときの確認項目


招待を送れない、相手が参加できない場合は、メールアドレス、権限、招待メール、CSVの順に切り分けます。
メールアドレスの登録先を確認する
招待先のメールアドレスが、別のビジネスアカウントで使われていると手続きが進まない場合があります。表示された案内を確認し、既存の所属先がある場合は、そのアカウントの管理者へ相談します。
管理者の役割で操作しているか確認する
ユーザー追加は管理者が行います。「ビジネスアカウントの設定」やユーザー追加メニューが見えない場合は、自分の役割と対象グループの管理範囲を確認してください。
招待メールの受信状況を確認する
相手に招待メールが届かない場合は、入力したメールアドレス、迷惑メールフォルダ、会社の受信制限を確認します。社内メールの管理者がAmazonからのメールを止めていないかも確認します。
CSVの列名と入力形式を確認する
CSVでエラーになる場合は、公式テンプレートを再取得し、列名、役割名、メールアドレス、空白、文字コードを見直します。エラー行だけを少数のファイルに分けて試すと原因を絞りやすくなります。
解決しない場合はAmazonへ確認する
画面の表示やエラー文はアカウント状態によって異なります。解決しない場合は、エラー文、対象メールアドレス、操作したメニューを整理し、Amazonビジネスのカスタマーサービスへ確認してください。
登録時の注意点は、Amazonビジネスの注意点8つ!登録前と運用中の落とし穴をわかりやすく解説でも確認できます。
Amazonビジネスの複数ユーザー利用でよくある質問


Amazonビジネスのユーザー追加、役割、グループに関するよくある質問に回答します。
まとめ


Amazonビジネスを複数人で使うときは、共通パスワードではなく、担当者ごとにユーザーを追加します。
最後に、設定と運用の要点をまとめます。
- 個別ユーザーで参加:共通パスワードを共有しない
- 役割は業務で選ぶ:注文者には購買依頼者を付ける
- 部署ごとに整理:グループ単位で管理範囲を分ける
- 異動時に見直す:不要な役割とユーザーを削除する
まずは少人数を招待して、役割とグループの見え方を確認してから全社へ広げると設定ミスを抑えやすいです。
無料のAmazonビジネスアカウントを作成し、担当者ごとのユーザー追加と権限設定を始めてみてください。
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