悩んでいる人フィッツジェラルドって名前は聞くけど、グレート・ギャツビー以外に何を読めばいいの?短編集もたくさんあって迷う…。
フィッツジェラルドの本は、短編と長編があり、同じ作品にも複数の訳があるため、初心者はどれから読むか迷いやすいです。
この記事では、代表作から短編集、後期の作品まで、おすすめ10冊をランキングで紹介します。
2,000冊以上読んできた僕が、作品の主題と読みやすさを確かめて選びました。
自分に合う一冊がわかり、華やかさの裏にある喪失や挫折まで段階的に味わえます。
本を無料で読む方法を知っていますか?
今回紹介する本には、オーディブルやKindle Unlimitedで無料で楽しめるものもあります。
2つの違いは、
- オーディブル:家事や移動中に本を聴きたい人向け
- Kindle Unlimited:スマホやタブレットで本を読みたい人向け
このような感じ。
本1冊以下の料金で何万冊も読み放題、聴き放題になるので、使わないともったいないです。
本を聴きたい方はオーディブルをどうぞ
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本を読みたい方はKindle Unlimitedをどうぞ
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kindleアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットでも使えます。2,000冊以上読んできた僕も、かなりお世話になりました。
ほかの海外文学にも読書を広げたい人は、文学のおすすめ本35選も参考にしてください。
1位:『グレート・ギャツビー』(F・スコット・フィッツジェラルド)
豪華な宴を開くギャツビーの恋と破滅を通して、アメリカン・ドリームの光と空虚を描く長編です。
好景気と大衆文化の時代「ジャズ・エイジ」に、フィッツジェラルドが過去を追う男の執念を描きました。
語り手ニックの視点から、デイジーへの思いと富の崩壊が静かに明かされます。
最初の一冊で代表作と村上春樹訳の読みやすさを味わいたい人に向きます。
フィッツジェラルドを語るなら、この一冊を避けては通れません。入門にして最高傑作です。
2位:『マイ・ロスト・シティー』(F・スコット・フィッツジェラルド)
短編とエッセイを通して、華やかなニューヨークと失われゆく青春を味わえる作品集です。
村上春樹がフィッツジェラルド翻訳へ本格的に踏み出した初期の仕事を収めています。
表題作では、繁栄の頂点から大恐慌へ向かう都市と作家自身の喪失感が重なります。
長編より短く区切って読み、作家と訳者の関係まで知りたい人に適した一冊です。
フィッツジェラルドをまだ読んだことがない方が、最初に手にとるなら短編集ではこの一冊をおすすめします。
3位:『若者はみな悲しい』(F・スコット・フィッツジェラルド)
若者と、かつて若者だった大人の夢と哀しみを描く九編の自選短編集です。
小川高義訳は、華やかさだけでなく、皮肉や滑稽味を備えた語り手の顔も伝えます。
「冬の夢」「赦免」「子どもパーティ」など、恋や見栄が崩れる瞬間を収めます。
若者の夢と喪失を、九編の短編で広く味わいたい人に向きます。
村上春樹訳だけでは見えなかったフィッツジェラルドの別の表情に出会えます。
4位:『バビロンに帰る』(F・スコット・フィッツジェラルド)
五つの短編を通して、成功のあとに残る悔恨や、取り戻せない過去を描く作品集です。
村上春樹訳に加え、訳者の訪問記とマルカム・カウリーのエッセイも収録しています。
表題作では、放蕩生活を改めた父親が、パリで娘を取り戻そうとします。
『ギャツビー』後の成熟した短編と、甘さのない読後感を求める人におすすめです。
短編ひとつで心を揺さぶられる体験をしたいなら、この一冊がもっとも確実です。
これはアルコール中毒の話ではない。過去からは逃げられない。必ず戻ってくるという話だった。」(Amazon カスタマーさん)
5位:『冬の夢』(F・スコット・フィッツジェラルド)
『グレート・ギャツビー』へつながる若き日の主題と文体を味わえる五編の短編集です。
二十代のフィッツジェラルドが、夢を追う若者の情熱と喪失を瑞々しく描いています。
表題作では、青年デクスターが富と恋を求めた末に、戻らない時間と向き合います。
代表作の原型を読み比べ、短編作家としての力量も知りたい人に向く一冊です。
『グレート・ギャツビー』を読み終えた直後に手にとると、フィッツジェラルドの創作の源泉が見えてきます。
6位:『夜はやさし』(F・スコット・フィッツジェラルド)
精神科医ディックと妻ニコルの関係が、南フランスの社交界で崩れていく長編です。
失意と苦悩の中で書き継いだ最後の完成長編で、森慎一郎訳と村上春樹解説を収めます。
作品社版には一九二五年から死の年までの関連書簡も併録され、成立過程を追えます。
『ギャツビー』より長く複雑な、人間の弱さと時代の変化を読みたい人向けです。
フィッツジェラルドの長編でもっとも私的で、もっとも切ない一冊です。覚悟を決めて読んでください。
7位:『美しく呪われた人たち』(F・スコット・フィッツジェラルド)
遺産を待つアンソニーと妻グロリアの刹那的な生活を描いた第二長編です。
『楽園のこちら側』と『ギャツビー』の間に書かれ、第一次世界大戦後に価値観を失った若者世代の心情を映します。
繁栄するニューヨークの上流社会で、富と結婚が二人を少しずつ蝕みます。
富と結婚が夫婦を蝕む過程と、華麗な文体の裏にある退廃を読みたい人向けです。
フィッツジェラルド文学の暗い面を知りたい方に。華やかさの裏にある虚無を味わえます。
8位:『ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック』(村上春樹(著・訳))
フィッツジェラルドの作品と生涯を、紀行、評伝、短編から立体的に知る作品集です。
村上春樹がゆかりの地を巡った紀行や、フィッツジェラルドの妻ゼルダの評伝など八篇のエッセイを収めています。
村上訳の短編二作と新訳エッセイを通じ、『ギャツビー』翻訳への歩みも追えます。
作品だけでなく、作家の背景と村上春樹が受けた影響も知りたい人に向きます。
9位:『ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集』(F・スコット・フィッツジェラルド)
一九三〇年代の短編とエッセイから、フィッツジェラルドの早すぎる晩年をたどる選集です。
村上春樹が後期作品を編訳し、成功の記憶と崩れていく生活の両面を収めました。
「壊れる」「貼り合わせる」「取り扱い注意」では、作家が自身の危機を言葉にします。
華やかな初期作品の先にある、静かな自己省察まで読みたい人に適しています。
代表作を読み終えたあと、フィッツジェラルドという人間に興味が湧いたら手にとってほしい一冊です。
10位:『ラスト・タイクーン』(F・スコット・フィッツジェラルド)
ハリウッドの映画界を舞台に、製作者モンロー・スターの仕事と孤独を描く未完の遺作です。
上岡伸雄編訳版は遺稿を再現した本文に、短編四作と書簡二十四通を加えています。
短編と手紙から、晩年の映画制作現場と長編へ注いだ情熱を立体的にたどれます。
未完作だけでなく、最晩年の創作生活までまとめて知りたい人に適した一冊です。
未完ゆえの余韻が、かえってフィッツジェラルドの才能を際立たせる一冊です。
フィッツジェラルドを理解するための3つのキーワード


フィッツジェラルドの作品をより深く味わうために、彼が生きた時代と交友関係を押さえておきましょう。
ジャズ・エイジの寵児
1920年代のアメリカは「ジャズ・エイジ」と呼ばれる空前の好景気に沸いていました。
フィッツジェラルドはこの時代を象徴する作家です。
23歳で『楽園のこちら側』を出版してベストセラー作家となり、妻ゼルダとともにニューヨークとパリの社交界を駆け抜けました。
華やかなパーティー、高級ホテル、南フランスのリヴィエラでの生活が、小説の素材になりました。
ヘミングウェイとの友情
1925年のパリで、フィッツジェラルドは無名のヘミングウェイと出会います。
フィッツジェラルドはヘミングウェイの才能を早くから評価し、自分の編集者マックスウェル・パーキンズに紹介しました。
ヘミングウェイは『移動祝祭日』のなかで、フィッツジェラルドとの交友を詳しく描いています。
同書には、『グレート・ギャツビー』の草稿を読んだ場面や、南フランスへのドライブ旅行が記されています。
ヘミングウェイの作品に興味がある方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。


光と影の作家
1929年の大恐慌とともに、フィッツジェラルドの栄光も終わりを迎えます。
妻ゼルダの精神疾患や自身のアルコール依存、『夜はやさし』の商業的失敗が重なり、かつての人気作家は忘れられた存在になりました。
フィッツジェラルドは1940年、44歳で心臓発作により急逝しました。
死後に再評価が進み、『グレート・ギャツビー』はアメリカ文学の代表作として広く読まれるようになりました。
生前の不遇と死後の再評価という軌跡も、作品を読むうえで重要な背景です。
フィッツジェラルドのおすすめ本についてのよくある質問


フィッツジェラルドの本について、読者からよく寄せられる疑問にお答えします。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選


フィッツジェラルドの小説は、耳と電子書籍を使い分けると生活の中で読み進めやすくなります。
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まとめ:フィッツジェラルドのおすすめ本ランキング10選


10冊のランキングを、書名、著者、ジャンルとともに一覧へまとめました。
| ランキング | 書名 | 著者 | ジャンル | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | グレート・ギャツビー | F・スコット・フィッツジェラルド | 長編小説 | |
| 2位 | マイ・ロスト・シティー | F・スコット・フィッツジェラルド | 短編・作品集 | |
| 3位 | 若者はみな悲しい | F・スコット・フィッツジェラルド | 短編・作品集 | |
| 4位 | バビロンに帰る | F・スコット・フィッツジェラルド | 短編・作品集 | |
| 5位 | 冬の夢 | F・スコット・フィッツジェラルド | 短編・作品集 | |
| 6位 | 夜はやさし | F・スコット・フィッツジェラルド | 長編小説 | |
| 7位 | 美しく呪われた人たち | F・スコット・フィッツジェラルド | 長編小説 | |
| 8位 | ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック | 村上春樹(著・訳) | 紀行・評伝・短編 | |
| 9位 | ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集 | F・スコット・フィッツジェラルド | 短編・作品集 | |
| 10位 | ラスト・タイクーン | F・スコット・フィッツジェラルド | 長編小説 |
おすすめ度は、初めて読む人の入りやすさと、テーマを考える深さをもとにした本記事独自の目安です。
次に読む本を広げるなら、ヘミングウェイのおすすめ本も参考にしてください。


















