福尾匠さんの本を読んでみたいけれど、どの一冊から手に取ればよいのか迷っていませんか。
『非美学』のような研究書から、エッセイ、社会批評、日記まで、福尾さんの著作にはさまざまな入口があります。映画や哲学の知識がどのくらい必要なのかも、本選びで気になるところです。
この記事では、私家版を含む単著5作品と共訳書1作品をすべて紹介します。キー概念と読める本の対応、分担執筆した本、寄稿・対談した雑誌、Podcast「シットとシッポ」もまとめました。
あわせて、筆者がフィロショピーで受講した5講座を、実際の感想とともに紹介します。
生活に近い文章から入りたい方も、ドゥルーズの研究へ進みたい方も、関心に合う最初の一冊と、その先の読む順番を見つける参考にしてください。
まず本を選びたい方と、福尾さんの活動を広く知りたい方に向けて、読む入口を分けました。
迷ったら、生活や文学に近い文章を読める『ひとごと』から見てみてください。
福尾匠はどんな人?全著作の見取り図
福尾匠(ふくお・たくみ)さんは、1992年生まれの哲学者・批評家です。ドゥルーズの哲学や芸術を研究する一方、日記、エッセイ、社会批評にも取り組んでいます。
単著は次の5作品で、共訳書に『ドゥルーズと芸術』があります。まずは、どんな関心から読みたいかで比べてみてください。
| 著作 | 位置づけ・読む入口 |
|---|---|
| 眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』 | 単著・2018年初刊/2024年文庫化。ドゥルーズ『シネマ』の読解。 |
| 日記〈私家版〉 | 単著・2022年。365日分の日記をまとめた自主制作の本。 |
| ドゥルーズと芸術 | 共訳書・2024年。アンヌ・ソヴァニャルグによるドゥルーズ研究。 |
| 非美学 ジル・ドゥルーズの言葉と物 | 単著・2024年。哲学と芸術・批評の関係を掘り下げる研究書。 |
| ひとごと クリティカル・エッセイズ | 単著・2024年。生活、文学、美術を横断する批評・エッセイ。 |
| 置き配的 | 単著・2025年。SNSや言葉の届き方を考える社会批評。 |
『眼がスクリーンになるとき』の単行本と文庫は同じ作品です。『日記〈私家版〉』は一般の市販書と流通が異なるため、下の紹介でPDF版の入口も案内します。
福尾匠のおすすめ本ランキング|単著5作品をすべて紹介
ここでは、初めての読者が入口を選びやすいように並べています。売上や作品の優劣を示す順位ではなく、興味のある本から読めば大丈夫です。
1位:ひとごと クリティカル・エッセイズ(河出書房新社)
福尾匠さんを初めて読むなら、まず候補にしたいのが『ひとごと』です。生活に近いエッセイから美術や文学の批評まで、関心のある文章を選んで読み始められます。
デビュー以来の批評・エッセイをまとめた本で、書き下ろしの序文と著者による解題も収録しています。喫煙、日記、小説、展覧会など、扱う対象が一つに限られていないことが特徴です。
たとえば、日記や他人の作品について書くことを通して、自分と他者との距離を考えていきます。すべてを「じぶんごと」として引き受ける前に、少し離れたところから物事に関わる余地を探れます。
難しい哲学書へ進む前に、福尾さんの文章との相性を確かめたい人におすすめです。美術の批評では固有の作品や作家の知識が必要な箇所もあるため、最初は日記や生活に近い文章から選んでみてください。
2位:置き配的(講談社)
SNSで交わされる言葉や、人とのつながり方に息苦しさを感じるなら、『置き配的』が入口になります。身近な配送の仕組みから、現代のコミュニケーションを考える本です。
文芸誌『群像』の連載「言葉と物」をもとにした単行本です。荷物を手渡す前に配達通知が届く「置き配」を手がかりに、物や言葉が届くことの意味がどう変わったのかを問います。
たとえば、発言の内容を読むより先に、その人の立場や所属を確かめてしまうことがあります。本書は、そうした情報の受け取り方と、書くことや作品を受け取ることの関係を考える足場になります。
社会批評やネット上の言葉から福尾さんの思想へ近づきたい人に向きます。哲学者への言及もあるので、分からない固有名詞をすべて調べ切るより、まず自分が経験した違和感と結びつく箇所から読んでみてください。
3位:眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』(河出文庫)
映画や映像に関心があるなら、『眼がスクリーンになるとき』から読む方法もあります。ドゥルーズの『シネマ』を読み解きながら、見ることと考えることの関係へ近づくデビュー作です。
2018年にフィルムアート社から刊行され、2024年に河出文庫へ入りました。ここでは文庫版を紹介しています。旧単行本を持っている方は、同じ作品の文庫化である点を確認してください。
映画のイメージを、物語の意味を解読するための材料だけでなく、哲学が考えるための足場として捉えていきます。映画を見ている自分と、映像に現れているものの関係へ目を向けられるのが読みどころです。
『シネマ』未読でも取り組めるように書かれていますが、哲学と映画を丁寧に往復する本です。副題から軽い映画ガイドを期待するより、分からない箇所へ戻りながら読むつもりで選ぶとよいでしょう。
4位:非美学 ジル・ドゥルーズの言葉と物(河出書房新社)
福尾さんの哲学的な議論を本格的に読みたいなら、『非美学』が中心となる一冊です。ドゥルーズにとって芸術がどのような意味を持つのかを掘り下げています。
博士論文をもとにした研究書で、能力、イメージ、体系、理論、読解、非美学という主題を展開します。日本の批評における「否定神学批判」も扱い、紀伊國屋じんぶん大賞2025の大賞を受賞しました。
芸術作品について哲学の言葉で語るとき、作品と概念はどのような関係にあるのか。本書では、作品に理論を当てはめるという行為そのものが問いになります。
『ひとごと』や『眼がスクリーンになるとき』を読んだあと、批評の根拠まで考えたい人に向きます。最初の概説を求める場合はほかの単著から入り、関心のある章と往復する読み方も選べます。
5位:日記〈私家版〉(自主制作)
福尾さんの日々の思考や文章に近いところから読みたいなら、『日記〈私家版〉』も外せません。研究書とは異なる形で、生活の時間と書くことにふれられる単著です。
個人サイトに2021年1月20日から2022年1月19日まで毎日書いた、365日分の日記をまとめています。2022年に自主制作され、紙版は365部限定のリング製本で刊行されました。
何かを大きな主張としてまとめる前の出来事や、書きながら生まれる考えを読むのに向く本です。『ひとごと』や『置き配的』で日記に関心を持ったら、その関心を日々の記述へ戻してみてください。
読む際は、紙の私家版とPDF版を区別してください。今から探す場合は本人のPDF版販売ページと、個人サイトの日記が入口になります。
福尾匠の共訳書|ドゥルーズと芸術も読んでみたい方へ
翻訳の仕事も、福尾さんの活動を知る大切な入口です。ここでは、原著者と共訳者を分けて紹介します。
ドゥルーズと芸術(月曜社)
福尾さんの翻訳の仕事も読むなら、共訳書『ドゥルーズと芸術』があります。著者はアンヌ・ソヴァニャルグで、福尾さんは小倉拓也さん、黒木秀房さんとともに翻訳を担当しています。
文学、イメージ、批評と臨床、器官なき身体などを通して、ドゥルーズの哲学と芸術の関係をたどる研究書です。2024年に月曜社から刊行されました。
芸術をすでにある哲学の応用先として読むと何が見えなくなるのか、芸術との出会いが哲学の概念をどう変えるのかを考えられます。『非美学』と読み比べるための一冊にもなります。
福尾さん自身の主張をまず知りたい人は単著から、ドゥルーズ研究を広げたい人はこの共訳書へ進むと選びやすくなります。ほかの研究者が同じ問題をどう読むのか、比較するためにも役立つ一冊です。
番外編|分担執筆・翻訳した本と研究論文
単著・共訳書に加え、アンソロジーや事典、論集にも参加しています。まとまった一冊の著者として読む本と、担当した文章を探して読む本を分けて見てみましょう。
| 本・刊行年 | 福尾匠さんの関わり |
|---|---|
| ドゥルーズ 没後20年 新たなる転回 2015年 | アンヌ・ソヴァニャルグ「リゾームと線」の共訳(小倉拓也と)。複数の研究者が参加する論集。翻訳の仕事をさかのぼって読みたいときの候補です。 |
| 都市科学事典 2021年 | 項目「ドゥルーズ゠ガタリにおける都市」の分担執筆。横浜国立大学都市科学部編。都市に関わる多分野の知識を扱う事典で、一項目を担当しています。 |
| from under 30 世界を平和にする第一歩 2022年 | エッセイの分担執筆。若い書き手たちが平和について考えるアンソロジー。福尾さんのエッセイも収録されています。 |
研究の仕事をたどるなら、博士論文「ドゥルーズの非美学:哲学と実践」や、論文「ドゥルーズ『シネマ』におけるイメージ概念の実践的価値」「ベルクソン『物質と記憶』の哲学的自我:イマージュと〈私〉」もあります。題目や掲載先は本人の活動一覧から探せます。
同じ活動一覧には、展覧会の記録集や映画上映のパンフレットに書いた批評も載っています。関心のある作家や作品があれば、そうした短い文章へ進む読み方もできます。
福尾匠のキー概念|どの著作で読める?
本のタイトルに出てくる言葉と、読むときの手がかりになる論点を整理しました。概念の意味と、その議論を読める本を一緒に確かめると、次の一冊を選びやすくなります。
非美学|芸術を語る批評の条件
非美学は、この本では批評がどのように成り立つかを問うための言葉です。哲学の理論と芸術作品のあいだにどんな距離があり、作品について語ることがどのような行為なのかを考えます。
詳しく読む本は『非美学』です。第6章「非美学」が一つの入口になりますが、それ以前のイメージや読解の議論にも支えられています。作品への単純な賛否や、美しさを否定する合言葉として片づけずに読んでみてください。
リテラリティ|イメージを受け取る
リテラリティを考える手がかりは、見えているものをすぐに何かの象徴や隠された意味へ置き換えず、まず受け取ることです。福尾さんは、受動的にイメージと出会うあり方を、概念が生まれる条件として考えています。映像の意味を言葉で説明し切ることだけが、見ることの到達点とは限りません。
入口は『眼がスクリーンになるとき』です。イメージと概念の関係をさらに考えたい場合は、『非美学』第2章にも進めます。ドゥルーズやベルクソン由来の論点と、福尾さんによる読解を区別して追うと理解しやすくなります。
ひとごと|他者との距離を考える
他人の問題を自分のこととして受け止める姿勢だけでは、関わり方を考え切れないことがあります。自分には分からないものや、自分の経験に回収できないものとの距離から、別の関わり方を探るのが「ひとごと」を読む際の手がかりです。
読む本は『ひとごと』です。序文と著者解題を手がかりに、生活のエッセイと作品批評を行き来すると、さまざまな文章に共通する問いを追いやすくなります。無関心のすすめという一言に縮めずに読んでみてください。
置き配的|内容よりメタデータが先に届く
置き配では、荷物を手渡すことと別に、配達済みという情報が共有されます。この仕組みを手がかりに、言葉の内容より、誰のどの立場からの発言かという情報が先に受け取られる社会を考えるのが「置き配的」という視点です。
原点となる本は『置き配的』です。第1回「郵便的、置き配的」から入り、第8回「ポジションとアテンション」へつなぐと、タイトルとSNSの問題がどう関係するかを確かめられます。
疎と密|表現が入り込む隙間
「密」とは、言葉の内容が話し手の属性や立場に回収されてしまうような空間です。それに対して「疎」は、目の前の物や言葉を受け止め、思ったことを言える余地のある空間として考えられます。福尾さんは『置き配的』をめぐる『中央公論』のインタビューで、両者の関係と表現が生まれる隙間について語っています。
『置き配的』と、Podcastの公式案内からたどれる「疎の街」を行き来する入口になります。本の議論に加えて、対話や活動のなかでどのように問いが開かれているかにも目を向けると、言葉の意味を具体的に追いやすくなります。
日記とポジショントーク|言うべきことの外へ
日記は、その人が主張したいことだけでなく、書くほどでもないと思っていた出来事にも場所を与えます。あらかじめ期待される立場から発言する言葉と比べると、何を残すかが決まり切っていない点が見えてきます。
実際の日記を読むなら『日記〈私家版〉』、社会批評として考えるなら『置き配的』へ。後者の第6回「いま、書くことについて」などを手がかりに、日記の実践と批評のつながりを考えられます。
福尾匠の本はどの順番で読む?目的別の3ルート

すべての本を刊行順やランキング順に読む必要はありません。いま気になるテーマから入り、同じ問いを扱う本へ進んでみてください。
生活・エッセイから入る|ひとごと→日記→置き配的
『ひとごと』の気になる文章から読み始め、日々の記述に関心を持ったら『日記〈私家版〉』や個人サイトへ進むルートです。
日記を読むこととSNSで発言することの違いが気になったら、『置き配的』へ。文章を読む楽しみと社会批評の問いをつなげていけます。
映画から入る|眼がスクリーンになるとき→非美学
『眼がスクリーンになるとき』で『シネマ』をめぐる問いにふれ、哲学が映画や芸術を語ること自体に興味を持ったら『非美学』へ進みます。
ドゥルーズ本人の本も読みたい方は、『シネマ』1・2の紹介も参考にしてください。原典と解説を行き来する読み方ができます。
研究を深める|非美学→共訳書→ドゥルーズの原典
すでに哲学や芸術論を読んでいる方は、『非美学』から入り、共訳書『ドゥルーズと芸術』と比べながら読む道があります。
別の研究者による読解も参照したうえで、ドゥルーズの代表作と読む順番から、自分の問題に合う原典を選んでみてください。
福尾匠が寄稿・対談した雑誌|本の先で読める文章
文学、美術、日記、社会批評など、関心に応じて雑誌から読む方法もあります。連載や寄稿、対談、インタビューの種別を添えて、代表的な掲載先をまとめました。紹介した掲載号の古い順に並べています。
| 雑誌・掲載号 | 関わりと読む手がかり |
|---|---|
| 現代思想 2019年1月号 | 研究ノート。「思弁的実在論における読むことのアレルギー」を掲載。哲学の議論を読むことへの関心につながります。 |
| 文藝 2020年冬季号など | 批評。「Tele-visionは離れて見てね」を掲載。テレビや映像をめぐる批評を読む入口です。 |
| 美術手帖 2021年8月号/ウェブ版など | 美術批評。「ジャンルは何のために?――絵画の場合」などを執筆。ウェブ版にも展覧会評があります。 |
| 新潮 2022年7月号/2026年8月号など | エッセイ・批評。「ひとんちに日記を送る」や、村上春樹作品を読む「夏帆は『テニスシューズ』を履かない」など。日記や文学への関心から探せます。 |
| 群像 2023年7月号〜の連載「言葉と物」/2026年7月号など | 連載・対談。『置き配的』のもとになった連載の掲載誌。2026年7月号には東浩紀との対談「批評家とは何者か」と、巻尾新連載「巻尾言」。 |
| 東京人 2025年11月号・日記の愉しみ | 論考。「ライフとログ 日記の二面性についての考察」を執筆。日記への関心から手に取りやすい掲載号です。 |
| 季刊日記 創刊号(2025年12月) | インタビュー。荘子itとともに「シットとシッポにきく」に登場。Podcastと日記の両方が気になる方の入口になります。 |
| ユリイカ 2026年2月号・大前粟生特集 | 寄稿。「友達の小説家」を寄稿。『ひとごと』にも登場する大前粟生との関わりから読みたい方に。 |
| (un)cured 創刊号(2026年3月) | 論考。「唯ぼんやりした不調――自律神経を批評する」を執筆。健康や不調をめぐる文化・批評の話題へ広がります。 |
| ゲンロン 19号(2026年10月) | エッセイ(ゲンロンの目)。「近所試論──横浜関外について」を寄稿。横浜・関外と「近所」をめぐる文章を読みたい方に。 |
このほか、『アーギュメンツ#2』の映画批評や『PaperC』第2号の「スパムとミームの対話篇」など、独立系の媒体にも文章があります。短い批評から読みたい方は、活動一覧の批評・エッセイ欄もたどってみてください。
Podcast・日記・講座で福尾匠の考えにふれる
文章を読む入口に加えて、声での対話や、日々の記述から近づく入口もあります。本と行き来しながら、自分が気になる問いを探してみてください。
シットとシッポ|荘子itとの対話から聴く
「シットとシッポ」は、Dos Monosの荘子itさんと福尾匠さんによるPodcastです。二人の対話から、文章とは別の入り方で考えにふれられます。
まずは概要欄を見て、日記、作品、哲学など、自分の関心と重なる回を選ぶとよいでしょう。聴いて気になった言葉を本の該当箇所へ戻してみると、聴くことと読むことをつなげられます。
配信先は「シットとシッポ」の公式案内にまとまっています。Apple PodcastsやAmazon Musicからも探せます。
Spotifyで番組の最新回を聴く
僕の好きな回5選
僕が好きな回を5つ選びました。気になるタイトルから聴いてみてください。
禁煙、コンサータ、嫌いなもの(2025年6月16日)
ADHD原論(2026年1月12日)
文字通りのウォーキズムに抗して(2026年5月18日)
緊急収録【ゲスト:TaiTan】(2026年8月19日)
脳出(2026年9月21日)
個人サイトの日記|日々の記述から読む
まとまった本を選ぶ前に文章にふれてみたい方には、個人サイトに公開されている日記も入口になります。『日記〈私家版〉』にまとまった期間の日記と、その後の文章を行き来して読めます。

(出典:福尾匠 個人サイト「日記」)
日記を読んでから『ひとごと』や『置き配的』へ進むと、日常の出来事から批評の問いが立ち上がる接点に目を向けやすくなります。
フィロショピーと置き配写真館|活動の広がりを知る
福尾さんは「哲学の店 フィロショピー」も運営しています。哲学や芸術をめぐる講座・企画を探したいときは、こちらの案内が入口になります。
筆者は、
- ドゥルーズの一章【第1期(2024年春夏)】
- フーコーの一章【第1期(2024年春夏)】
- 東浩紀の一章【第2期(2024年秋冬)】
- ベルクソンの一章【第2期(2024年秋冬)】
- 480分で『千のプラトー』【第5期(2026年夏)】
の5つの講座を受講しています。


どれも粒ぞろいでおすすめです。
福尾さんが、workflowyというツールを使いながら、詳しく丁寧に解説してくれます。哲学書自体が難しくて太刀打ちできないという人も、この講座を聞けば、ひと通り論点をつかめるようなるはずです。

(出典:哲学の店 フィロショピー)
また、「置き配写真館」も個人サイトからたどれます。『置き配的』を読んで、配送を知らせる写真という具体的なものへ関心を持ったら、本の議論と活動を結びつけて見てみてください。

(出典:福尾匠 個人サイト「置き配写真館」)
福尾匠のおすすめ本についてよくある質問
最後に、最初の一冊や私家版を選ぶときに迷いやすい点をまとめます。
まとめ|関心のある一冊から福尾匠を読んでみよう
福尾さんの本は、生活のエッセイ、社会批評、映画、哲学研究へと入口が分かれています。まずは自分が読みたい話題に近いものを一冊選んでみてください。
| 読みたいこと | 最初の候補 |
|---|---|
| 生活・文学から批評にふれたい | ひとごと |
| SNSや言葉の届き方を考えたい | 置き配的 |
| 映画と哲学の関係を知りたい | 眼がスクリーンになるとき |
気になる問いが見つかったら、キー概念と著作の対応や目的別の読む順番へ戻り、次の本や雑誌、Podcastへ進んでみてください。
