悩んでいる人星野源さんがすすめる本を読んでみたいけれど、ジャンルが幅広そうで、どれから読めばいいか迷ってしまう。
音楽家であり文筆家でもある星野さんが薦める本は、ミステリーからSF、エッセイまで幅広く、最初の一冊を選ぶだけでも迷ってしまいます。
この記事では、星野さんがラジオやインタビュー、選書フェアで実際に薦めてきた本だけを10冊えらびました。
本記事の内容は、下記のとおりです。
- 星野源がすすめる本10冊
- テーマ別の読みやすい順番
- むずかしさの目安と選び方
- 耳と目で読むお得な方法
この記事を読めば、夢中になれる物語やエッセイが、きっと見つかるはずです。
選書では、星野さんが書いた本ではなく、星野さんが読んで薦めた他の人の本だけを、出典をたどれるものにしぼりました。歌も文章も手がける星野さんが、何に心を動かされてきたのかが見えてきます。
星野源がおすすめする本10選の早見表とジャンルの傾向


星野さんが薦める本をたどると、国内ミステリーから海外SF、随筆やエッセイまで幅広く並びます。
共通しているのは、物語や言葉の力で、人の心の機微を描くという視点です。
まずは10冊の全体像を、ジャンルとむずかしさの目安でまとめました。気になった書名から読み進められます。
| 書名 | ジャンル | むずかしさ |
|---|---|---|
| 満願 | ミステリ短編 | 初心者向け |
| 王とサーカス | ミステリ | 中級者向け |
| テロリストのパラソル | ハードボイルド | 中級者向け |
| プロジェクト・ヘイル・メアリー | 海外SF | 中級者向け |
| ここはすべての夜明けまえ | SF・文学 | 初心者向け |
| ずうのめ人形 | ホラー | 初心者向け |
| 父の詫び状 | 随筆・エッセイ | 初心者向け |
| 水中の哲学者たち | 哲学エッセイ | 初心者向け |
| みらいめがね | イラストエッセイ | 入門 |
| ラジオパーソナリティになる | カルチャー | 初心者向け |
ここからは、3つのテーマに分けて一冊ずつ紹介します。
- 愛する国内ミステリーの名作
- 夢中になったSFとホラー
- 心に響くエッセイとカルチャー
星野源がおすすめする愛する国内ミステリーの名作3選


謎解きの面白さの奥に、人間の心の闇を感じる本です。
星野さんが一番好きと公言する作家の作品から、ハードボイルドの名作まで、読みやすい順に3冊を紹介します。
- 米澤穂信『満願』
- 米澤穂信『王とサーカス』
- 藤原伊織『テロリストのパラソル』
米澤穂信『満願』(新潮文庫)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2017年 | 約432ページ | 初心者向け |
『満願』は、ミステリーの奥に人間の業を感じたい方に向いた一冊です。
それぞれに重い事情をかかえた人々を描いた、後味の残るミステリー短編が6編収められています。
星野さんが、一番好きな小説家・米澤穂信さんにハマるきっかけになったと語る一冊です。
一編ずつ読み切れるので、米澤作品の入り口にもぴったりです。
ミステリの奥に人間の業を感じたい方に向いた一冊です。
米澤穂信『王とサーカス』(創元推理文庫)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2018年 | 約472ページ | 中級者向け |
『王とサーカス』は、重厚な海外を舞台にしたミステリーを読みたい方に向いた一冊です。
ネパールを訪れた元記者が、王族殺害事件を取材するなかで、報道とは何かを問われていく物語です。
星野さんが、一番好きな小説家として米澤穂信さんを挙げ、その代表作のひとつです。
謎解きだけでなく、伝えることの責任まで考えさせられます。
重厚な海外ミステリを読みたい方におすすめの一冊です。
藤原伊織『テロリストのパラソル』(文春文庫)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2014年 | 約383ページ | 中級者向け |
『テロリストのパラソル』は、渋いハードボイルドに浸りたい方に向いた一冊です。
アル中のバーテンダーが、公園での爆破事件に巻き込まれ、自らの過去と向き合っていく物語です。
星野さんが、文春文庫のフェアで、一人称の語りが素晴らしいと薦めた一冊です。
江戸川乱歩賞と直木賞を同時に受けた、語りの力が際立つ作品です。
渋いハードボイルドに浸りたいときに読みたい一冊です。
星野源がおすすめする夢中になったSFとホラー3選


先が気になって、ページをめくる手が止まらなくなる本です。
星野さんがラジオで絶賛したSFから、選書フェアで選んだホラーまで、読みやすい順に3冊を紹介します。
- アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
- 間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』
- 澤村伊智『ずうのめ人形』
アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(早川書房)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2021年 | 約570ページ | 中級者向け |
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、手に汗握るSFに夢中になりたい方に向いた一冊です。
記憶を失って宇宙で目覚めた主人公が、人類を救う任務に挑む、謎とユーモアにあふれた物語です。
星野さんがラジオで、帯すら読まずに読んでほしいと紹介し、重版がかかったことで知られる一冊です。
科学の知識がなくても、続きが気になって一気に読めます。
ページをめくる手が止まらない物語を読みたいときにおすすめです。
間宮改衣『ここはすべての夜明けまえ』(早川書房)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2024年 | 約128ページ | 初心者向け |
『ここはすべての夜明けまえ』は、短い物語で深い余韻を味わいたい方に向いた一冊です。
遠い未来を生きる語り手が、自分の人生と家族をふり返る、独特の文体で書かれた中編です。
星野さんがラジオで、生きててよかったと思えたと絶賛した一冊です。
120ページほどと短く、一気に読めるのに長く心に残ります。
生きることの意味を静かに考えたい方に向いた一冊です。
澤村伊智『ずうのめ人形』(角川ホラー文庫)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2018年 | 約464ページ | 初心者向け |
『ずうのめ人形』は、怖いのに止まらないホラーを読みたい方に向いた一冊です。
読んだ者が死ぬと噂される怪談の原稿をめぐって、じわじわと恐怖が広がっていく物語です。
星野さんが、選書フェアで選んだ一冊です。
謎解きの面白さもあり、ホラーが苦手な方でも物語として楽しめます。
怖いのに読む手が止まらなくなる一冊です。
星野源がおすすめする心に響くエッセイとカルチャー4選


読み終えたあと、暮らしや言葉の見え方が変わる本です。
名文の随筆から、哲学エッセイ、お仕事カルチャーまで、読みやすい順に4冊を紹介します。
- 向田邦子『父の詫び状』
- 永井玲衣『水中の哲学者たち』
- 荻上チキ『みらいめがね』
- 佐久間宣行『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』
向田邦子『父の詫び状』(文春文庫)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 1981年 | 約304ページ | 初心者向け |
『父の詫び状』は、名文のエッセイをじっくり味わいたい方に向いた一冊です。
昭和の家庭の日常を、父親の姿を中心にユーモアと哀しみをこめて描いた、随筆の名著です。
星野さんが、簡潔な言葉の奥にある洞察を歌詞づくりの目標にしていると語る一冊です。
短い文章のなかに、人生の機微がぎゅっと詰まっています。
名文のエッセイをじっくり味わいたい方におすすめの一冊です。
永井玲衣『水中の哲学者たち』(晶文社)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2021年 | 約268ページ | 初心者向け |
『水中の哲学者たち』は、答えの出ない問いを楽しみたい方に向いた一冊です。
哲学対話の場を続けてきた著者が、人と問いを分かち合うことの面白さを、やわらかな言葉でつづります。
星野さんが、選書フェアで選んだ一冊です。
難しい用語はなく、考えること自体の楽しさにふれられます。
答えの出ない問いを楽しみたい方に向いた一冊です。
荻上チキ『みらいめがね』(暮しの手帖社)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2019年 | 約194ページ | 入門 |
『みらいめがね』は、気持ちが疲れたときにそっと開きたい方に向いた一冊です。
生きづらさや日々の悩みを、やわらかな視点でほぐしていくエッセイに、ヨシタケシンスケさんの絵が添えられています。
星野さんが、選書フェアで選んだ一冊です。
挿絵が多く、肩の力を抜いてぱらぱら読めます。
気持ちが少し疲れたときに、ぱらぱら読みたい一冊です。
佐久間宣行『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』(扶桑社)
| 刊行年 | ページ数 | 本の難易度 |
|---|---|---|
| 2021年 | 約240ページ | 初心者向け |
『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』は、好きを仕事にしたい方に向いた一冊です。
会社員をしながら自分の番組を始めたテレビプロデューサーが、挑戦と試行錯誤の日々をユーモラスに語ります。
星野さんが、選書フェアで選んだ一冊です。
好きなことを続ける勇気を、軽やかな語り口でもらえます。
好きを仕事にしたい方におすすめの一冊です。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選


星野さんがすすめる小説やエッセイは、耳で聴いたり読み放題で読めたりするものもあります。お得にインプットする方法を2つ紹介します。
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星野さんの選書と相性のよい小説は、こちらでもまとめて紹介しています。


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星野さんの読書と重なる、教養の名作はこちらでも紹介しています。


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星野源のおすすめ本に関するよくある質問


星野源さんのおすすめ本について、よくある質問にお答えしていきます。
まとめ


星野さんがすすめる10冊を、ジャンルとおすすめ度でまとめました。
| 書名 | ジャンル | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 満願 | ミステリ短編 | |
| 王とサーカス | ミステリ | |
| テロリストのパラソル | ハードボイルド | |
| プロジェクト・ヘイル・メアリー | 海外SF | |
| ここはすべての夜明けまえ | SF・文学 | |
| ずうのめ人形 | ホラー | |
| 父の詫び状 | 随筆・エッセイ | |
| 水中の哲学者たち | 哲学エッセイ | |
| みらいめがね | イラストエッセイ | |
| ラジオパーソナリティになる | カルチャー |
各界の著名人がすすめる本は、こちらのまとめページで一覧できます。


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星野さんが薦める本は、ミステリーからSF、エッセイまで、物語と言葉の力で日々を豊かにしてくれます。気になった一冊から手に取ってみてください。















