悩んでいる人独学で何かを学びたいけど、効率のいいやり方がわからない…。勉強法の本って種類が多すぎて、自分に合うのがどれなのか見当もつかない。
独学に関する本はAmazonで検索すると数百冊がヒットし、「方法論」「思考法」「習慣化」「教養」とジャンルもバラバラで、自分に必要な一冊を見つけるのが難しいジャンルです。
この記事では、独学のおすすめ本を15冊、目的別に5つのカテゴリに分けて厳選しました。
本記事の内容は、下記のとおりです。
- 独学の方法論が学べる本:独学大全・独学の技法など定番の3冊
- 自分の頭で考える力を鍛える思考法の本:知的複眼思考法・独学の思考法など3冊
- インプット&アウトプットの効率を上げる本:樺沢紫苑の大全シリーズなど3冊
- 学び続けるマインドと古典的名著:勉強の哲学・学問のすゝめなど6冊
この記事では、計画・思考・記憶・アウトプットの課題を比べ、今の独学に必要な一冊を選べます。
今回は「読んだだけ」で終わらず、学び方そのものが変わった本だけを選びました。
なお、教養を広く深めたい方はリベラルアーツのおすすめ本11選もあわせて参考にしてみてください。
本を無料で読む方法を知っていますか?
今回紹介する本には、オーディブルやKindle Unlimitedで無料で楽しめるものもあります。
2つの違いは、
- オーディブル:家事や移動中に本を聴きたい人向け
- Kindle Unlimited:スマホやタブレットで本を読みたい人向け
このような感じ。
本1冊以下の料金で何万冊も読み放題、聴き放題になるので、使わないともったいないです。
本を聴きたい方はオーディブルをどうぞ
>> 30日間無料でオーディブルを試す
本を読みたい方はKindle Unlimitedをどうぞ
>> 30日間無料でKindle Unlimitedを試す
kindleアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットでも使えます。2,000冊以上読んできた僕も、かなりお世話になりました。
1位:『独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』(読書猿)
目標設定から資料探し、読解、記憶まで、独学の全過程を55の技法として参照できます。
著者の読書猿が、独学の準備から資料の探し方、読解、記憶までを技法別に整理しています。
55の技法が項目ごとに分かれており、現在の学習課題に必要な部分から参照できます。
学びたいテーマはあるものの、計画と方法を一から組み立てたい人に向きます。
2位:『知的戦闘力を高める 独学の技法 (日経ビジネス人文庫)』(山口周)
戦略、インプット、抽象化・構造化、ストックの4段階で、知識を仕事に活かす独学法を整理できます。
本書は 「戦略→インプット→抽象化・構造化→ストック」の4ステップ で独学の全体像を描きます。
著者の山口周はコンサルタント出身で、哲学・歴史・心理学といったリベラルアーツを独学で身につけた経験をもとに書いています。
哲学・歴史・心理学などを横断し、学んだ知識を仕事の判断につなげたい人向けです。
3位:『東大教授が教える独学勉強法』(柳川 範之)
独学の利点と勉強を始める前の準備を通じて、学ぶ意味と向き合い方を確かめられます。
著者の柳川範之が、独学の利点と勉強を始める前の準備を順に解説します。
「なぜ勉強するのか」「何を始める前に整えるか」を検討し、独学の目的を言語化できます。
テクニックを集める前に、なぜ一人で学ぶのかを言葉にしたい人に合います。
4位:『独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」 (講談社現代新書)』(山野弘樹)
正解のない問いに対し、情報を集めるだけでなく自分の答えを組み立てる思考法を学べます。
本書は、独学における 「探究のための思考法」 を体系的に解説しています。
著者は哲学研究者で、アカデミックな知見をベースにしながらも、ビジネスパーソンにも使える形に落としこんでいます。
知識の蓄積から一歩進み、問いを立てて探究を続ける力を鍛えたい人向けです。
5位:『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+アルファ文庫 G 74-1)』(苅谷 剛彦)
ひとつの見方に固定されず、情報の読み方、問いの立て方、論理の組み方を複数の視点から訓練できます。
本書のテーマは 「ステレオタイプ思考から脱却し、複数の視点で考える力を身につけること」 です。
情報の読み方、問いの立て方、論理の組み立て方まで、大学のゼミのような密度で学べます。
学んだ内容をそのまま受け入れず、前提を疑って自分で判断したい人に向きます。
6位:『自分のアタマで考えよう――知識にだまされない思考の技術』(ちきりん)
知識を持つことと思考することを分け、データから判断基準を作る実践的な考え方を学べます。
社会派ブロガーとして知られるちきりんが、 「知っている」と「考えている」はまったく別物だ と繰り返し説いています。
データの見方、意思決定のフレームワーク、判断基準の作り方など、日常で使える思考ツールが詰まっています。
覚えた事実に引っ張られず、仕事や日常の意思決定で自分の根拠を作りたい人に合います。
7位:『学び効率が最大化するインプット大全』(樺沢紫苑)
読む・聞く・見るというインプットを、学びが残る行動へ変える実践法を整理できます。
精神科医の著者が脳科学の知見をベースに、 「ただ読む」から「学びが残る読み方」への転換法 を具体的に解説しています。
80の実践テクニックが図解つきで紹介されており、今日から使えるものばかりです。
本や動画を数多く見ても定着しにくく、取り入れ方から改善したい人向けです。
8位:『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑)
話す・書く・行動するという3軸から、学んだ知識を外に出して定着させる方法を学べます。
著者の樺沢紫苑が、学んだ内容を話す・書く・行動する方法に分けて解説します。
本書ではインプットとアウトプットの比率を3:7とする目安が示され、80の方法を項目ごとに参照できます。
ノート、文章、プレゼンなどに学習内容を変換し、理解を行動で確かめたい人に向きます。
9位:『Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』(アーリック・ボーザー)
価値を見いだす、目標を決める、関係づける、再考するなどの6段階から学習の過程を検討できます。
著者のボーザーは学習障害を抱えた経験から、 「なぜ人は学べないのか」「どうすれば学びは深まるのか」 を徹底的に調査しました。
価値を見いだす、目標を決める、能力を伸ばす、発展させる、関係づける、再考するという6つのステップで、学習の全プロセスを解説しています。
努力量だけに頼らず、学習科学の研究を手がかりに自分の学び方を見直したい人向けです。
10位:『働く大人のための「学び」の教科書』(中原淳)
背伸び、振り返り、つながりの3原則を使い、仕事と両立しながら学び続ける方法を考えられます。
著者の中原淳が、仕事をしながら学び続ける大人の学習を対象に方法を整理します。
「背伸び」「振り返り」「つながり」の3原則を使い、職場の経験を学習へ変える視点を確かめられます。
学生時代の勉強法から切り替え、職場での経験も学びに変えたい社会人に合います。
11位:『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫)』(千葉 雅也)
勉強を「これまでのノリから自由になること」と捉え、学びによって自分が変わる過程を哲学的に考えられます。
著者の千葉雅也は哲学者で、 「勉強とは、これまでのノリから自由になること」 だと定義しています。
勉強によって自分が変わり、周囲とのズレが生まれる。そのプロセスを肯定しながら、どう学びを深めていくかを論じています。
効率的な勉強法の前に、学ぶと自分の価値観がどう変わるのかを考えたい人向けです。
12位:『独学の教室 (インターナショナル新書)』(読書猿)
14人の執筆者の独学体験を通じて、学び続ける動機と多様な方法を短い文章で比べられます。
雑誌『kotoba』の人気特集を新書化したもので、それぞれの独学体験がコンパクトにまとまっています。
独学の方法論だけでなく、「なぜこの人は学び続けるのか」という動機に触れられるのが魅力です。
一つの方法論に決めず、複数の独学実践から自分が続けられる形を探したい人に向きます。
13位:『知的生活の方法 (講談社現代新書)』(渡部昇一)
読書環境、時間の使い方、知的生産の習慣から、本を中心にした知的生活の作り方を学べます。
英語学者の渡部昇一が、読書環境の整え方、時間の使い方、知的生産の習慣について語っています。
「本を読むこと」を人生の中心に据えた生き方の具体像 が描かれています。
短期の試験対策ではなく、読書と独学を日々の生活に根づかせたい人向けです。
14位:『学問のすゝめ (岩波文庫)』(福沢 諭吉)
学問を通じて個人が独立する意味を説く古典から、なぜ学ぶのかという原点を考えられます。
福沢諭吉が、学問と個人の独立の関係を論じた古典を岩波文庫版で読めます。
明治期の文章を通じ、学ぶことが個人の判断と社会での自立にどう関わるかを考えられます。
学習の技法や習慣に迷ったとき、独学を続ける意味そのものを問い直したい人に合います。
15位:『読書について (光文社古典新訳文庫 Bシ 1-1)』(アルトゥール ショーペンハウアー)
読書を他人の思考を追う行為として批判的に捉え、多読と自分で考えることの関係を見直せます。
ドイツの哲学者ショウペンハウエルが、 読書と思考の関係を鋭く問いかけた古典 です。
多読の危うさ、良書の選び方、思索の重要性について、痛烈な警句が並んでいます。
読む冊数を増やすだけでなく、本を閉じて思索する時間も独学に組み込みたい人に向きます。
紹介した本の一覧
| 順位 | 書名 | 著者 |
|---|---|---|
| 1 | 独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 | 読書猿 |
| 2 | 知的戦闘力を高める 独学の技法 (日経ビジネス人文庫) | 山口周 |
| 3 | 東大教授が教える独学勉強法 | 柳川 範之 |
| 4 | 独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」 (講談社現代新書) | 山野弘樹 |
| 5 | 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+アルファ文庫 G 74-1) | 苅谷 剛彦 |
| 6 | 自分のアタマで考えよう――知識にだまされない思考の技術 | ちきりん |
| 7 | 学び効率が最大化するインプット大全 | 樺沢紫苑 |
| 8 | 学びを結果に変えるアウトプット大全 | 樺沢紫苑 |
| 9 | Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ | アーリック・ボーザー |
| 10 | 働く大人のための「学び」の教科書 | 中原淳 |
| 11 | 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫) | 千葉 雅也 |
| 12 | 独学の教室 (インターナショナル新書) | 読書猿 |
| 13 | 知的生活の方法 (講談社現代新書) | 渡部昇一 |
| 14 | 学問のすゝめ (岩波文庫) | 福沢 諭吉 |
| 15 | 読書について (光文社古典新訳文庫 Bシ 1-1) | アルトゥール ショーペンハウアー |
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まとめ


今回は、独学のおすすめ本を15冊紹介しました。
大切なのは、15冊すべてを読むことではなく、いまの自分に必要な一冊を選んで実践することです。
何から始めていいかわからないなら『独学大全』。
考える力を鍛えたいなら『知的複眼思考法』。
学びの意味を問い直したいなら『勉強の哲学』。
一冊の独学本が、これからの学びの質を根本から変えてくれます。






















