心理学の本は、心の仕組みを学ぶ教科書から、人間関係や仕事のヒントを得る本まで幅広く、どれを選べばよいか迷いがちです。まずは「学問として知りたいか、身近な問題を考えたいか」で選んでみてください。
学問の入口には『心理学って何だろう』、図から親しむなら『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』が候補です。対人関係の考え方に関心があれば『嫌われる勇気』、体系的な学習には『心理学 新版』を比べられます。
この記事では、心理学のおすすめ本15冊を、扱うテーマと学習の目的から紹介します。概論書と自己啓発・実務の本で、何を読めるのかが違う点も、著者や具体的な題材とともに説明します。
最初の一冊を選んだあとに、興味のある分野へ進む順番がわかります。すべてを順番に読む必要はないので、今の関心と目次が合う本から始めてください。
1位:『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』(渋谷昌三 監修)
心理学に興味はあるけれど、専門用語の続く本には身構えてしまう。そんなときは、身近な人の行動を図と短い解説で眺められるこの本が入口になります。
監修は心理学者の渋谷昌三。128ページの図解本で、長い理論の説明を追うより、気になった話題を一つずつ拾っていく読み方に向いています。
人との距離の取り方や、好意を持つ相手への振る舞いなど、日常のやり取りを心理学の言葉で見直します。ただ、紹介される傾向だけで、目の前の人の本音まで言い当てられるわけではありません。
まずは心理学の話に親しみ、もっと知りたいテーマを見つけたい方に。研究の方法や分野の全体像が気になったら、3位の『心理学って何だろう』へ進めます。
2位:『マンガでわかる!心理学超入門』(ゆうきゆう 監修)
友人との会話や職場での出来事から心理学に触れたい方には、こちらが候補です。マンガの場面と解説を行き来して読めるので、文章だけの説明が続く本より手に取りやすいでしょう。
精神科医のゆうきゆうが監修し、日常、友人関係、仕事、恋愛、自分自身という身近な題材を扱います。大学の教科書のように領域ごとの理論を積み上げる構成ではなく、生活の場面から入る本です。
仕事の心理とビジネスの心理、恋心と恋愛のやり取りなど、似て見えるテーマも分けて紹介されています。今気になる場面から開き、そこで出会った用語を後から調べる使い方ができます。
心理学を身近に感じるきっかけがほしい方に向いています。相手を思いどおりに動かす手順としてではなく、人の振る舞いを考える材料として読んでみてください。
3位:『心理学って何だろう』(市川伸一)
「心理学では、どうやって心を調べるのだろう」と思ったら、まず手に取りたい一冊です。心理学が何を問い、どこまで説明できる学問なのかを、高校の授業を模したやり取りから考えられます。
認知心理学や教育心理学を専門とする市川伸一が、高校生の疑問に答える形で解説します。心理テストを楽しむ本とは少し違い、検査や研究をどのように受け止めるかまで扱うのが特徴です。
ウソ発見器、知能検査、性格検査といった題材を通して、人の心を読むことと、データから傾向を調べることの違いに触れます。検査の信頼性や、心理学の法則が統計的なものであることも学べます。
初めから実用の技法よりも、学問としての心理学の考え方を知りたい方に。大学の概論書へ進む前に、自分が学びたい問いを整理する助けになります。
4位:『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健)
人の期待に応えようとして、自分が何を望んでいるのか分からなくなる。そうした対人関係の迷いを、アドラー心理学の立場から考える対話篇です。
哲学者の岸見一郎とライターの古賀史健が、哲人と青年の議論を通じて考え方を伝えます。心理学全体を説明する教科書ではなく、一つの思想や立場とじっくり向き合う本として読むと選びやすくなります。
他者からの承認を求めることや、自分と相手の課題をどう区別するかが話題になります。青年がすぐには納得せず問い返すため、読みながら自分の違和感も確かめられます。
他人の評価と自分の選択の関係を考えたい方に向いています。すべての主張をそのまま受け入れる必要はなく、今の自分にとって考える価値のある問いから読んでみてください。
5位:『マンガでやさしくわかる認知行動療法』(玉井仁 著・星井博文 シナリオ制作・深森あき 作画)
出来事と、そのときに浮かぶ考えや気持ちを分けてみたい。そんな関心から、認知行動療法の考え方を具体的な物語で学べる本です。
臨床心理士・公認心理師の玉井仁による解説とマンガを組み合わせています。主人公が仕事上の変化に戸惑う過程を追いながら、状況の整理、考え方のクセ、行動、問題解決へと進みます。
状況整理シートを使って気持ちや考えを書き出す場面や、いつもとは違う行動を試す場面があります。何でも明るく受け止め直すのではなく、自分の反応を確かめるところから読めます。
認知行動療法という言葉を知り、まず概要をつかみたい方に。読書だけで不調の診断や治療ができる本という意味ではなく、支援の考え方を知る入門書として選んでください。
6位:『「本当の自分」がわかる心理学』(シュテファニー・シュタール 著・繁田香織 訳)
同じような場面で傷ついたり、自分を責めたりしてしまう。そうした反応を、子ども時代からの思い込みや記憶との関係で見つめる一冊です。
心理学者・心理療法士のシュテファニー・シュタールが、自分の内側に残る子どもの感情に目を向けます。分野全体を学ぶ概論書よりも、著者の説明に沿って自己理解を深めていく読み物に近い本です。
自分を否定する考えや、人との関わりで繰り返してしまう反応を、過去の経験と結び付けて考えます。自分に当てはまる部分があるか、当てはまらない説明はどこかを確かめながら読めます。
自分の反応を言葉にする手がかりがほしい方に向いています。原因を一つに決めつけたり、自分や家族に診断名を当てはめたりするためではなく、考えを整理する本としてどうぞ。
7位:『アンガーマネジメント入門』(安藤俊介)
言い過ぎたあとで後悔することがあるなら、怒りを感じる自分を責める前に、その扱い方を考えるこの本が候補になります。日々の出来事に引き寄せて読みやすい入門書です。
著者は日本アンガーマネジメント協会を設立した安藤俊介。2008年刊の著書を加筆修正した文庫で、怒りへの理解から、対処やコミュニケーションの見直しまでを扱います。
怒りのきっかけになる考えに目を向けたり、怒りを見える形にしたりして、自分がどう対応したいのかを考えます。一瞬で怒りを消す方法を探すより、自分の反応を振り返る読み方が合います。
職場や家庭で、怒ったあとのやり取りを見直したい方に。身近な一つの場面を思い浮かべながら、使えそうな考え方を選んで読むと取り組みやすいでしょう。
8位:『影響力の武器[新版]』(ロバート・B・チャルディーニ 著・社会行動研究会 監訳)
勧められると、なぜか断りにくくなる。買い物や仕事で経験するそんな場面を、承諾を引き出す仕組みから考えたい方におすすめです。
社会心理学者のチャルディーニが、研究と実際の勧誘の事例を行き来して解説します。掲載しているのは七つの原理を扱う新版で、第三版までの六つに「一体性」が加わっています。
返報性や社会的証明などを、ネット広告や口コミを含む事例と結び付けて読めます。原理の使われ方に加えて防衛法も扱うため、自分が何に背中を押されているのかを考える読み方もできます。
仕事で人に提案する方はもちろん、広告や勧誘を受ける側として判断を見直したい方にも。用語を覚えて終わらせず、身近な依頼や購入の場面に照らして読んでみてください。
9位:『予想どおりに不合理』(ダン・アリエリー 著・熊谷淳子 訳)
必要なものを選んだつもりなのに、後から買い方が気になる。そんな経験を、価格や選択肢に左右される判断の問題として考える行動経済学の本です。
著者のダン・アリエリーは、経済的な選択を実験から考察します。掲載商品は原著の改訂増補版を訳した文庫で、心理学の概論とは異なり、日常の意思決定に焦点を当てています。
無料の商品に引かれることや、比較する選択肢によって魅力が変わることなどが題材になります。自分の買い物を振り返りつつ、実験の条件と日常の場面がどの程度似ているかにも目を向けられます。
お金の使い方や、選ぶときの迷いに関心がある方に。紹介された実験をどんな状況にも当てはまる法則とせず、判断を問い直す読み物として楽しむのがよいでしょう。
10位:『人を動かす 改訂文庫版』(D・カーネギー 著・山口博 訳)
心理学の理論より、日々の会話や頼み方を見直したい方にはこの一冊です。相手への接し方を、具体的なエピソードから考える実務の本として読めます。
カーネギーが成人教育の経験や集めた実話を通して、人間関係の原則をまとめました。掲載商品は山口博訳の改訂文庫版で、大学で学ぶ心理学の教科書とは目的が異なります。
相手への関心の示し方、話を聴く姿勢、意見の食い違いがあるときの伝え方などを扱います。相手を操る言葉を探すより、自分が普段どんな態度で話しているかを確かめながら読めます。
同僚や家族とのコミュニケーションを振り返りたい方に向いています。すべての実務や人間関係に通じる科学的な法則ではなく、経験に基づく助言を検討する本として選んでください。
11位:『マインドセット「やればできる!」の研究』(キャロル・S・ドゥエック 著・今西康子 訳)
失敗したときに、能力がないと考えるのか、やり方を変えてみようと考えるのか。能力への見方と、学ぶ姿勢の関係に興味がある方に向いています。
心理学者のキャロル・S・ドゥエックが、能力を固定したものと捉える見方と、伸ばせるものと捉える見方を論じます。教育だけでなく、仕事やスポーツ、人間関係へと話を広げています。
難しい課題に向かったときや、評価を受けたときの反応の違いが題材になります。自分を二種類のどちらかに分類して終えるより、場面によって考え方が変わることにも目を向けると読みやすくなります。
子どもへの声のかけ方や、自分の挑戦の仕方を考えたい方に。気の持ちようだけで成功が決まるという説明にはせず、学び方を見直す視点の一つとして読んでみてください。
12位:『心理学 新版』(無藤隆・森敏昭・遠藤由美・玉瀬耕治)
入門書で気になった分野を、心理学全体の中で学び直したいならこの教科書です。認知、発達、社会、臨床を一冊で見渡せるので、関心のある章に戻りながら使えます。
無藤隆・森敏昭・遠藤由美・玉瀬耕治による、New Liberal Arts Selectionの『心理学』新版です。702ページと分量があり、短い読み物を探す方より、時間をかけて学びたい方に合います。
記憶や学習から、性格、発達、社会的影響、ストレス、カウンセリングまでを扱います。個別の技法を学ぶ前に、そのテーマがどの研究領域につながるのかを調べられます。
大学の授業に沿って学ぶ方や、独学の軸になる本がほしい方に。初めから通読を目標にせず、入門書で気になった用語の章を開くところから使ってみてください。
13位:『流れを読む心理学史 補訂版』(サトウタツヤ・高砂美樹)
人名や理論を覚えても、それぞれのつながりが見えない。そんなときに、心理学が生まれ、広がった時代や社会の事情から学べる本です。
サトウタツヤと高砂美樹が、世界と日本の心理学の歩みを解説します。掲載商品は2000年以降の動向も加えた補訂版で、学説だけでなく人物の交流や社会との関わりも扱っています。
19世紀のドイツとアメリカ、20世紀の大きな潮流、日本での受容と制度化をたどります。知能検査の歴史も取り上げ、研究がどんな場面で使われてきたのかを考えられます。
概論書で出会った理論の背景まで知りたい方におすすめです。人物名を順に暗記するのではなく、なぜその問いが重要になったのかを追うと、ほかの心理学書にも戻りやすくなります。
14位:『臨床心理学入門 改訂版』(岩壁茂・福島哲夫・伊藤絵美)
カウンセリングや心理療法には、どんな考え方の違いがあるのか。その全体像を、複数のアプローチを比べながら学べる臨床心理学の入門書です。
岩壁茂・福島哲夫・伊藤絵美による、有斐閣アルマの改訂版を掲載しています。同名の別の本と区別し、心理力動、ヒューマニスティック、認知行動の三つを軸に読む構成です。
各アプローチの理論と臨床の実際に加え、心理アセスメント、統合的な考え方、効果研究、臨床家の訓練を扱います。一つの療法のやり方だけを覚える本ではありません。
心理的な支援の分野へ進む前に、立場の違いを知りたい方に。カウンセリング関連の本を見比べたい方は、臨床心理学のおすすめ本10選も参考にしてください。
15位:『心理学研究法 第3版』(高野陽太郎・岡隆 編)
心理学の説明を読んで、「それはどう確かめたのだろう」と気になった方におすすめです。研究を計画し、結果を解釈するまでの考え方を学べます。
高野陽太郎・岡隆編の有斐閣アルマ第3版で、実証、実験的研究、観察的研究、実施と解釈の四部で構成されています。日常の悩みへの助言より、心を調べる方法そのものに関心がある方向けです。
実験で何を変え、何を測るのかに加え、調査、観察、検査、面接、統計的分析、研究報告を扱います。第3版では脳の研究手法の説明も加筆され、研究の方法と読み方の両方を考えられます。
卒業研究の準備をする方や、研究に基づく説明を丁寧に読みたい方に。心理学の概論で関心を持ったテーマと行き来しながら読むと、具体的な問いにつなげやすくなります。
心理学の本の選び方【目的と読みやすさを確かめる】

心理学の本は、知識量・読む目的・説明の根拠を確認して選びましょう。判型や著者の肩書だけで難易度や信頼性を決めず、目次と試し読みも見てください。
1. レベル:目次と試し読みで理解できるか確かめる
初めてなら、身近な例から説明する本を選び、無理なく読めるか試してみてください。
なぜなら、図解・新書・専門書という形式だけでは、説明の難しさを判断できないからです。
たとえば、図を見ながら親しみたいなら『図解 心理学の話』、研究の考え方から知りたいなら『心理学って何だろう』の目次を比べます。
一章を読んで、用語の意味と具体例を自分の言葉で説明できるかを、次の本へ進む目安にしましょう。
2. 目的:学問・対人関係・仕事から選ぶ
学問としての心理学、対人関係の考え方、仕事での判断のどれを知りたいかを決めましょう。
なぜなら、本ごとに扱う問いが異なり、一つの流派や実践の本では心理学全体を学べないからです。
たとえば、心の研究を学ぶなら『心理学って何だろう』や有斐閣の『心理学』、アドラーの対人関係の考え方なら『嫌われる勇気』、人が承諾する仕組みなら『影響力の武器』を選べます。
気になる悩みから入り、理論や研究の裏付けを知りたくなったら概論書へ進む読み方もできます。
3. 信頼性:研究の根拠と著者の解釈を確認する
著者の専門分野に加えて、参考文献や研究の説明があるかを確かめてください。
なぜなら、肩書だけでは、研究結果と個人的な意見、読者への助言を区別できないからです。
たとえば、「人は必ずこう行動する」という説明なら、どんな実験や調査に基づくのか、どの条件で成り立つ話なのかを見ます。日本心理学会の高校生のための心理学の本も本選びの手がかりになります。
読んで納得した助言と、研究で確認された知見を分けてメモすると、複数の本を読み比べやすくなります。
「科学的な裏付けがある情報」を求めているのか、「著者の個人的なアドバイス」を求めているのかを区別することが大切です。
心理学を独学するためのロードマップ

心理学を独学するなら、まず入門書で問いや用語に慣れ、そのあとに学びたい方向へ進むと取り組みやすくなります。
学問として体系的に知りたい人は、自己啓発書や実務書を途中で読む必要はありません。入門から概論、関心のある領域の専門書へ進めます。
次の表から、今の目的に合う段階を選んでください。②と③は全員が順番に通る段階ではなく、目的に応じた選択肢です。
| 学ぶ方向 | おすすめ書籍 | ゴール |
|---|---|---|
| ① 入門 (まずはここから) |
『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』 『マンガでわかる! 心理学超入門』 『心理学って何だろう』 |
心理学の全体像と面白さを知る。 専門用語に慣れる。 |
| ② 対人関係・仕事 (考え方を学ぶ) |
『嫌われる勇気』 『影響力の武器』 『アンガーマネジメント入門』 |
対人関係や仕事の場面を、紹介された考え方に照らして見直す。 |
| ③ 体系的な学習 (深く学ぶ) |
『心理学 新版』 『流れを読む心理学史』 |
学術的な理論と体系的な知識を習得する。 興味を持った分野と研究法を学ぶ準備をする。 |
学問として学ぶなら、『心理学って何だろう』→『心理学 新版』→気になる領域や研究法の本という道筋が候補です。概論書は通読を急がず、入門書で知った用語の章を引く使い方もできます。
対人関係や仕事が目的なら、入門書のあとに『嫌われる勇気』『影響力の武器』など関心に合う一冊を選びましょう。その主張がどの範囲で使えるかを考え、疑問が残ったら概論書や参考文献へ戻ってください。
いきなり分厚い専門書から始めるのではなく、このロードマップに沿って、少しずつ知識の解像度を上げていきましょう。
心理学の本を読む時間をつくる【Audible・Kindle+】
読みたい本が決まったら、紙で読む以外の方法も選べます。耳で聴くのか、電子書籍で目次や図を見ながら読むのか、普段の時間の使い方に合わせて考えてみてください。
移動や家事の時間に聴くならAudible

通勤や家事の間にも本に触れたいなら、Audibleで音声版を探す方法があります。
なぜなら、画面や本を開けない時間にも、朗読を聴き進められるからです。
たとえば、対話やエピソードを中心にした本を移動中に聴き、気になったところを紙や電子書籍で読み直す使い方ができます。図表の多い教科書では、音声版の有無や収録内容を先に確かめてください。
対象作品や利用できるプラン、無料体験の条件は申込画面で確認できます。読みたい本が見つかってから、自分の生活で聴く時間を取れそうか考えると選びやすくなります。
\ 10万冊以上の本が聴き放題! /
※クリックすると公式サイトへ移動します
図や用語を見返しながら読むならKindle+

電子書籍で入門書を読み比べたいなら、Kindle+の対象表示を確かめてみてください。
なぜなら、対象の本を実際に開き、説明の仕方が自分に合うか比べられるからです。
たとえば、図解本で気になるテーマを見つけ、別の入門書では同じ言葉がどう説明されているかを読み比べられます。この記事の15冊すべてが読み放題という意味ではなく、対象作品は変わります。
契約前に読みたい本の対象表示と、無料体験・更新後の条件を確認しましょう。図表が中心の本は、使う端末で拡大して読めるかも試しておくと安心です。
\ Kindle+の対象本が読み放題 /
※クリックすると公式サイトへ移動します
Kindle本を音声でも読みたい方には、宇野常寛さんが紹介する読み上げながら目で追う読書法も参考になります。1.5倍速や2倍速という使い方もありますが、読み上げに対応する本と端末に限られるため、商品のアクセシビリティ表示と端末の機能を確認してください。
通知を切って読む時間を決めるなど、サービス選びとあわせて集中しやすい環境も整えてみてください。聴くか読むかで迷ったら、AudibleとKindle+の比較で使い方を見比べられます。
まとめ【目的に合う心理学の本を一冊選ぼう】

初めてなら、図から親しめる『図解 心理学の話』や、研究の考え方が分かる『心理学って何だろう』が候補です。仕事や人間関係が気になる方は、その問いに近い本を選んでかまいません。
表は記事での紹介順です。学問として学びたい方にとって、大学の教科書が読み物より劣るという順位ではありません。自分の目的に合うところへ進んでください。
| 紹介順 | 書名 | 著者・監修者 | 読むテーマ | おすすめの読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話 | 渋谷昌三 監修 | 図解入門 | 関心のある話題から |
| 2位 | マンガでわかる!心理学超入門 | ゆうきゆう 監修 | マンガ入門 | 関心のある話題から |
| 3位 | 心理学って何だろう | 市川伸一 | 学問への入門 | 学問の入口に |
| 4位 | 嫌われる勇気 | 岸見一郎・古賀史健 | アドラー心理学・自己啓発 | 目的を絞って読む |
| 5位 | マンガでやさしくわかる認知行動療法 | 玉井仁 著・星井博文 シナリオ制作・深森あき 作画 | 認知行動療法入門 | 目的を絞って読む |
| 6位 | 「本当の自分」がわかる心理学 | シュテファニー・シュタール 著・繁田香織 訳 | 自己理解・心理療法の読み物 | 目的を絞って読む |
| 7位 | アンガーマネジメント入門 | 安藤俊介 | 怒りとの付き合い方 | 目的を絞って読む |
| 8位 | 影響力の武器[新版] | ロバート・B・チャルディーニ 著・社会行動研究会 監訳 | 社会心理学・説得 | 目的を絞って読む |
| 9位 | 予想どおりに不合理 | ダン・アリエリー 著・熊谷淳子 訳 | 行動経済学・意思決定 | 目的を絞って読む |
| 10位 | 人を動かす 改訂文庫版 | D・カーネギー 著・山口博 訳 | 対人関係・実務 | 目的を絞って読む |
| 11位 | マインドセット「やればできる!」の研究 | キャロル・S・ドゥエック 著・今西康子 訳 | 動機づけ・教育 | 目的を絞って読む |
| 12位 | 心理学 新版 | 無藤隆・森敏昭・遠藤由美・玉瀬耕治 | 概論・大学の教科書 | 入門書の次に |
| 13位 | 流れを読む心理学史 補訂版 | サトウタツヤ・高砂美樹 | 心理学史 | 入門書の次に |
| 14位 | 臨床心理学入門 改訂版 | 岩壁茂・福島哲夫・伊藤絵美 | 臨床心理学 | 入門書の次に |
| 15位 | 心理学研究法 第3版 | 高野陽太郎・岡隆 編 | 研究法 | 入門書の次に |
まず一冊を読み、もっと知りたい用語や疑問を一つ残しておくと、次に読む本が選びやすくなります。最初からすべてを理解しようとせず、気になるところから始めてみてください。
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