悩んでいる人千葉雅也の本が気になるけど、哲学書から小説まで種類が多くて、どれから読めばいいかわからない…。
千葉雅也の本には、現代思想の入門書、専門的な哲学書、小説、対談があり、入口によって読書体験が大きく変わります。
この記事では、本記事で扱う12冊を一冊ずつ確認し、初心者が選びやすい順にランキングで紹介します。
各書の主題、構成、著者の関わり方を出版社の公式書誌と照合し、哲学書と小説を同じ基準で混同しないよう整理しました。
読み終えると、現代思想を学ぶ、小説を味わう、書く方法を考えるなど、目的に合う最初の一冊を選べます。
本を無料で読む方法を知っていますか?
今回紹介する本には、オーディブルやKindle Unlimitedで無料で楽しめるものもあります。
2つの違いは、
- オーディブル:家事や移動中に本を聴きたい人向け
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このような感じ。
本1冊以下の料金で何万冊も読み放題、聴き放題になるので、使わないともったいないです。
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kindleアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットでも使えます。2,000冊以上読んできた僕も、かなりお世話になりました。
1位:『現代思想入門』(千葉雅也)
デリダ、ドゥルーズ、フーコーの考え方をつなぎ、現代思想の大きな見取り図を得られます。
フランス現代思想を研究する千葉雅也が、講義を聞くような語り口で三人の核心を順に解説します。
二項対立を揺らす脱構築、欲望の流れ、権力の分析をたどり、秩序からずれることの意味へ進みます。
哲学の予備知識がなく、千葉雅也の本を一冊だけ選ぶなら、最初に読みやすい入門書です。
2位:『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版』(千葉雅也)
勉強を知識の追加ではなく、それまでの自分を変える行為として捉え直せます。
哲学者の千葉雅也が、独学の方法論と考え方を結び、文庫版では補章を加えて構成しました。
周囲のノリから距離を取ること、言葉を集めて考えを深めること、やりすぎを止める有限化を扱います。
資格対策よりも、長く学び続ける方法と自分のテーマを見つけたい人に向きます。
3位:『センスの哲学』(千葉雅也)
センスを生まれつきの才能と決めつけず、物事の形とリズムを捉える力として考えられます。
『勉強の哲学』『現代思想入門』に続く実践的な哲学書として、日常語から美学の問いへ進む構成です。
直観、反復とずれ、目的から離れた鑑賞を手がかりに、音楽、美術、ファッションの見方を横断します。
芸術の専門知識はないものの、選び方や判断の感覚を言葉にしてみたい人に合います。
4位:『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(千葉雅也)
つながり続けることを肯定するだけではない、ドゥルーズの切断の哲学を学べます。
千葉雅也が博士論文をもとに、生成変化と接続を中心に読まれてきた哲学へ別の補助線を引いた研究書です。
接続過剰、非意味的切断、有限化という論点から、変わり続けながら一時的に止まる必要を論じます。
『現代思想入門』を読み、ドゥルーズ研究の根拠と千葉哲学の原点まで深めたい人に向きます。
5位:『意味がない無意味』(千葉雅也)
意味を読み取ることから離れ、身体と行為が先に動く瞬間を哲学と批評から考えられます。
千葉雅也が複数年にわたり書いた論考をまとめ、思弁的実在論、芸術、社会を横断する評論集です。
世界に理由がないこと、解釈へ回収されないもの、身体の儀礼性が、異なる対象を通して反復されます。
入門書の先で、千葉雅也の批評文と専門的な問題設定をまとまって読みたい人に合います。
6位:『アメリカ紀行』(千葉雅也)
アメリカ滞在の日常を通して、場所の大きさと身体感覚の変化を哲学者の視点から読めます。
千葉雅也が旅先で見た風景、店、移動、会話を短い散文で記し、抽象概念を生活の観察へ戻しました。
モーテルやスーパーマーケット、道路の距離感が、いつもの自己と環境の関係を少しずつ組み替えます。
難しい理論より文章のリズムから著者を知りたい人や、哲学的な紀行文を読みたい人に向きます。
7位:『デッドライン』(千葉雅也)
修士論文の締め切りへ近づく大学院生の日々から、思考することと欲望することを読めます。
哲学者の千葉雅也による小説デビュー作で、芥川賞候補となり、第41回野間文芸新人賞を受賞しました。
ドゥルーズを研究する主人公が、映画制作、友人との夜、男性との関係を行き来しながら論文を書き進めます。
哲学用語の解説より、思想が一人の生活と文章にどう流れ込むかを小説で味わいたい人に合います。
8位:『オーバーヒート』(千葉雅也)
大阪で暮らす哲学者の語りから、恋人、家族、土地との穏やかな距離を読み取れます。
千葉雅也の表題作に、川端康成文学賞を受賞した短編『マジックミラー』を併録した新潮文庫です。
大学で教える生活、年下の恋人、行きつけのバー、故郷の記憶が、暑さと身体の感覚に重なります。
『デッドライン』の先で、同じ語り手を思わせる人物の時間と関係を追いたい人におすすめです。
9位:『エレクトリック』(千葉雅也)
1995年の宇都宮を舞台に、少年が家族と外の世界へ接続する過程を読めます。
千葉雅也が高校生の達也とアンプ製作に取り組む父を描き、哲学的な接続の主題を小説へ落とし込みました。
雷、ヴィンテージアンプ、黎明期のインターネット、ゲイ・コミュニティが電気のイメージでつながります。
家族小説と成長物語を軸に、著者の小説三作を刊行順で読み進めたい人に向きます。
10位:『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』(千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太)
書きたいのに進まない状態を、四人の書き手の実践からほどく方法を学べます。
千葉雅也、山内朋樹、読書猿、瀬下翔太が、書けない悩みを持ち寄り、方法の変化まで記録した共著です。
書き出しへの迷い、資料の集めすぎ、完成への恐れに対し、制約をつくり、有限な形で終える手順を探ります。
論文、ブログ、企画書などを止めずに書き切るため、自分に合う執筆法を比較したい人に向きます。
11位:『言語が消滅する前に』(國分功一郎・千葉雅也)
言葉より情動や数値が先に届く社会で、言語を使って考える価値を問い直せます。
國分功一郎と千葉雅也が、コロナ禍で加速したコミュニケーションの変化をめぐって対話した新書です。
ポピュリズム、エビデンス主義、メタファーの衰退を扱い、二人の哲学が一致する点とずれる点を示します。
一人の体系を読むより、現代の問題へ応答する哲学者同士の考え方を比べたい人に合います。
12位:『哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで』(千葉雅也・納富信留・山内志朗・伊藤博明)
古代ギリシアからルネサンスまでをたどり、西洋哲学の基礎となる問いを見渡せます。
千葉雅也、納富信留、山内志朗、伊藤博明が各時代を論じ、斎藤哲也が聞き書き形式で編んだ全三巻の第一巻です。
プラトンとアリストテレス、中世の神学と哲学、ルネサンスの新しい人間観を、それぞれの研究者が核心から説明します。
千葉雅也の現代思想を読む前に、そこへ至る哲学史の長い流れを新書で学びたい人に向きます。
千葉雅也のおすすめ本についてのよくある質問


千葉雅也さんの本を読むにあたって、よく寄せられる疑問にお答えします。
千葉雅也を学んだ後で哲学全体に視野を広げたい方は、超入門から名著まで5レベルで読む順番を示した哲学のおすすめ本30選もあわせてどうぞ。
くわしくはドゥルーズのおすすめ本13選の記事も参考にしてください。
本をお得に効率よくインプットするコツ2選


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まとめ


千葉雅也のおすすめ本12冊を、入門書、専門書、小説、共著まで一覧にしました。
| ランキング | 書名 | 著者 | ジャンル | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 『現代思想入門』 | 千葉雅也 | 現代思想・入門 | ★★★★★ |
| 2位 | 『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版』 | 千葉雅也 | 独学・勉強論 | ★★★★★ |
| 3位 | 『センスの哲学』 | 千葉雅也 | 美学・入門 | ★★★★★ |
| 4位 | 『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』 | 千葉雅也 | ドゥルーズ研究 | ★★★★★ |
| 5位 | 『意味がない無意味』 | 千葉雅也 | 哲学・批評集 | ★★★★☆ |
| 6位 | 『アメリカ紀行』 | 千葉雅也 | 紀行・エッセイ | ★★★★☆ |
| 7位 | 『デッドライン』 | 千葉雅也 | 小説・青春 | ★★★★☆ |
| 8位 | 『オーバーヒート』 | 千葉雅也 | 小説・短編集 | ★★★★☆ |
| 9位 | 『エレクトリック』 | 千葉雅也 | 小説・成長 | ★★★★☆ |
| 10位 | 『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』 | 千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太 | 執筆論・共著 | ★★★★☆ |
| 11位 | 『言語が消滅する前に』 | 國分功一郎・千葉雅也 | 哲学対談 | ★★★★☆ |
| 12位 | 『哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで』 | 千葉雅也・納富信留・山内志朗・伊藤博明 | 西洋哲学史・共著 | ★★★★☆ |
迷ったときは入門書から始め、哲学を深めるか、小説で文体を味わうかを選んでください。






















