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とばり
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「深夜2時の読書論」管理人のトバリです。普段はWEBマーケティングの会社を運営しており、夜に本を読む時間が私の癒しです。当ブログでは、哲学・社会学・思想・小説など、人文系のおすすめ本を紹介しています。深夜の静けさの中で、あなたにとっての特別な一冊が見つかりますように。
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鷲田清一のおすすめ本15選を入門書から代表作まで厳選紹介

悩んでいる人

鷲田清一の本を読んでみたいけど、著書が多すぎてどれから手をつければいいかわからない…。

朝日新聞の「折々のことば」で名前を知った方も多いと思います。

鷲田清一は臨床哲学・身体論・ファッション論と守備範囲が広く、新書から学術書までスタイルもさまざま。

何から読むかで、鷲田哲学への印象がまるで変わります。

この記事では、鷲田清一のおすすめ本を15冊厳選しました。

本記事の内容は、下記のとおりです。

  • 入門書4選:予備知識ゼロでも読めるやさしい一冊から
  • 身体とファッションの哲学4選:「着る」「触れる」から自分を問い直す
  • 臨床哲学と弱さの思想4選:現場から考える哲学の実践
  • 思想をさらに深掘りする3選:鷲田哲学の全体像をつかむ

この記事を読めば、あなたが読みたい本が絶対に見つかるはずです。

とばり|深夜2時の読書論 管理人
とばり
✍️ この記事を書いた人

哲学・思想・文学を中心に2,000冊以上を読了。初心者向けにおすすめ本をご紹介しています。運営者情報では、自宅の本棚や、これまで売却してきた書籍数も公開しています。本オタクです。

鷲田清一の著書は、難解な哲学用語をほとんど使わず、日常の「ちぐはぐさ」や「待てなさ」から思考を始めるところに特徴があります。

今回は読んだあとに世界の見え方が変わった本だけを選び、入門から深掘りまでテーマ別に配置しました

鷲田と同じ現象学の系譜に連なる哲学者に興味がある方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

とばり

迷ったら、下の診断をやってみてください。3つの質問で、あなたにぴったりの1冊が見つかります。

いくつかの質問に答えるだけで、あなたに合った鷲田清一の本がわかります。

📚 鷲田清一おすすめ本診断

Q1. あなたが気になるテーマは?

Q2. どんな読書体験がしたい?

Q3. ファッションに興味はある?

Q2. 読みたい切り口は?

あなたにおすすめの一冊は…

目次

鷲田清一の入門書として読みたいおすすめ本4選

鷲田清一の入門書として読みたいおすすめ本4選
鷲田清一の入門書として読みたいおすすめ本4選

鷲田清一の著作は多いですが、入門書として安心して読めるものが何冊もあります

ここでは予備知識なしで読めて、鷲田哲学の核心にふれられる4冊を選びました。

  • 『じぶん・この不思議な存在』(講談社現代新書)
  • 『「待つ」ということ』(角川選書)
  • 『哲学の使い方』(岩波新書)
  • 『「ぐずぐず」の理由』(角川選書)

『じぶん・この不思議な存在』(講談社現代新書)

著:鷲田清一
¥869 (2026/03/03 19:08時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
1996年131ページ
初心者向け

「じぶん」とは何か。

これほど身近なのに、これほどつかみどころのない問いはありません。

本書で鷲田は、「じぶん」が確固たる実体ではなく、他者との関係のなかで揺らぎつづける存在であることを、静かに描き出していきます。

哲学の専門用語はほぼ出てきません。

131ページという薄さにもかかわらず、読後に残る余韻は深い。

鷲田清一をはじめて読む方に、最初の1冊として真っ先におすすめしたい本です。

とばり

「自分探し」に疲れた方にこそ読んでほしい一冊です。探すのをやめたところから、じぶんが見えてきます。

★★★★☆ 4.1 Amazonレビュー
良い口コミ:「著者の鷲田氏は倫理学者で、元・大阪大学総長である。本書は脳科学的な知見にはいっさい触れずに『じぶん』について考えている。」(KNさん)
気になる口コミ:「読みながら突っ込まずにはいられない。」(まりんさん)

『「待つ」ということ』(角川選書)

著:鷲田 清一
¥1,505 (2026/03/03 19:09時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
2013年170ページ
初心者向け

「待つ」ことが、こんなにも深いテーマだったとは。

現代社会はあらゆる場面から「待つ」時間を排除してきました。

ファストフード、即日配送、リアルタイム通知。

しかし鷲田は、「待つ」ことのなかにこそ、他者への信頼や、未知の未来に対する開かれた態度があると説きます。

ベケットの不条理劇や医療現場の事例を交えながら、「待てない社会」の病理を静かにあぶり出す一冊。

スマホを手放せない現代人にとって、もっとも切実に響く哲学書かもしれません。

とばり

せっかちな自分を変えたいと思ったときに、最初に手にとるべき本です。

★★★★☆ 4.1 Amazonレビュー
良い口コミ:「歳を重ねるにつれて共感が深くなる」(海さん)
気になる口コミ:「半分は面白かったが不条理劇の2項は理解不能」(にしやんさん)

『哲学の使い方』(岩波新書)

著:鷲田 清一
¥1,056 (2026/03/03 19:09時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
2014年224ページ
初心者向け

哲学は大学の教室の中だけのものではない。

鷲田は本書で、哲学を「使う」とはどういうことかを、具体的な例を挙げながら丁寧に解き明かしていきます

「ある」という言葉ひとつを取り上げ、そこから思考がどこまで広がっていくかを見せる冒頭が印象的です。

鷲田が提唱する「臨床哲学」の方法論も、ここで簡潔に語られています。

哲学を学問としてではなく、日々の生活に活かすための道具として受け取りたい方におすすめです。

とばり

「哲学って何の役に立つの?」という疑問を持った方が、最初に開くべき一冊です。

★★★★☆ 3.8 Amazonレビュー
良い口コミ:「全体は3章から成る。第1章は教科書的でわかりやすく、一般哲学イメージが語られる。」(The Bamboo Cutterさん)
気になる口コミ:「三章立てになっており、第一章では「ある」という言葉を素材にして哲学的思考の一端を見せる」(建具屋の半公さん)

『「ぐずぐず」の理由』(角川選書)

著:鷲田 清一
¥2,356 (2026/03/03 19:09時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
2011年248ページ
初心者〜中級者

「ぐずぐず」「もたもた」「のろのろ」。

日本語にはこの手の擬態語がたくさんありますが、鷲田はそこに身体感覚の本質が潜んでいると考えました。

本書は擬態語を手がかりに、言葉と身体の関係を掘り下げていくユニークな哲学エッセイです。

2012年に読売文学賞(評論・伝記賞)を受賞しており、鷲田の代表作のひとつに数えられます。

日本語の感覚に根ざした哲学を味わいたい方にぴったりの一冊です。

とばり

哲学書なのに、読みながら何度も日本語のおもしろさに気づかされる。そんな体験ができる名著です。

★★★★☆ 3.6 Amazonレビュー
良い口コミ:「武田鉄矢氏がラヂオ番組で取り上げご自身の著書で紹介したのを受け購読。」(aodaishow21さん)

身体とファッションの哲学を堪能するおすすめ本4選

身体とファッションの哲学を堪能するおすすめ本4選
身体とファッションの哲学を堪能するおすすめ本4選

鷲田清一の哲学をもっとも特徴づけるのが、ファッションと身体を題材にした思考です。

「なぜ服を着るのか」「身体はだれのものか」という問いから、「じぶん」という存在の輪郭を探っていきます。

  • 『ちぐはぐな身体』(ちくま文庫)
  • 『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫)
  • 『悲鳴をあげる身体』(PHP新書)
  • 『ひとはなぜ服を着るのか』(ちくま文庫)

『ちぐはぐな身体』(ちくま文庫)

スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
2005年185ページ
初心者向け

自分の身体なのに、どこか他人のような気がする。

鷲田はこの「ちぐはぐさ」を出発点に、ファッションと身体の関係を現象学の視点から読み解いていきます

なぜ人は着飾るのか、なぜ鏡を見るのか、なぜ化粧をするのか。

日常のあたりまえが、一つひとつ哲学の問いに変わっていく過程はスリリングです。

語りかけるようなやさしい文体で書かれており、ファッションに興味がある方なら哲学書とは思わずに読み進められるはずです。

とばり

鏡の前に立つたびに、少しだけ自分の見え方が変わる。そんな不思議な読後感を味わえます。

★★★★☆ 4.0 Amazonレビュー
良い口コミ:「私は服は寒さがしのげればOKという人間ですが、服と身体の関係にはこんなにいろいろな意味があるとは…。」(ばんぺいゆさん)

『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫)

著:鷲田 清一
¥1,056 (2026/03/03 19:09時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
1996年230ページ
中・上級者向け

サントリー学芸賞を受賞した、鷲田のファッション哲学の原点ともいえる著作です。

本書はモードという切り口から「わたし」とは何かを問いなおすという、当時としては画期的な試みでした。

シャネル、川久保玲、三宅一生といったデザイナーたちの仕事を哲学の言葉で読み解いていきます。

『ちぐはぐな身体』に比べると学術的な密度は高いですが、ファッションという題材が議論を地に足のついたものにしています。

ファッション研究に哲学の視座を持ちこみたい方や、鷲田の身体論をもう一段深く知りたい方に読んでほしい一冊です。

とばり

服の見え方が変わるだけでなく、「着る自分」が何者なのかまで揺さぶられます。上級者向けですが読みごたえは抜群です。

★★★★☆ 4.0 Amazonレビュー
良い口コミ:「私は、元来、映像作家なのだが現代美術作家でもある。」(Amazon カスタマーさん)
気になる口コミ:「モードを切り口に「わたし」とは何かを考察する一冊。面白いけれど難解。難解だけれど面白かった。」(Amazon カスタマーさん)

『悲鳴をあげる身体』(PHP新書)

著:鷲田 清一
¥723 (2026/03/03 19:10時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
1998年201ページ
初心者向け

身体が「悲鳴をあげている」のに、私たちはそれに気づかない。

ピアスやタトゥー、拒食、リストカット。

鷲田は現代人が自分の身体に加えるさまざまな行為のなかに、「所有」と「存在」の亀裂を見出します

近代社会が前提としてきた「身体は自分のもの」という考え方そのものを問いなおすのが本書の核心です。

新書ならではの読みやすさで、身体論の入門として手に取りやすい一冊です。

とばり

身体について「自分のものだ」と当然のように信じていた前提が、静かに崩れていく体験ができます。

★★★★☆ 4.0 Amazonレビュー
良い口コミ:「近代的自我に基づく所有観念が、所謂消費する主体としての身体を生み出し、近代人は自然や他者との関係を喪失している」(七海光一さん)

『ひとはなぜ服を着るのか』(ちくま文庫)

著:鷲田 清一
¥880 (2026/03/03 19:10時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
2012年304ページ
初心者向け

タイトルがそのまま問いになっている一冊です。

鷲田は「服を着る」という行為のなかに、自己表現、社会的役割、身体への不安といった多層的な意味を見出していきます

『モードの迷宮』よりもずっと平易な語り口で、哲学の予備知識がなくても無理なく読めます。

制服、流行、ブランド。

身近なテーマを入口に、「わたし」と「社会」の境界線がどこにあるのかを考えさせてくれます

ファッション哲学の入門として、最もハードルが低い一冊です。

とばり

毎朝のコーディネートが、ちょっとした哲学的行為に思えてくる。日常の解像度が上がる本です。

★★★★☆ 3.7 Amazonレビュー
良い口コミ:「元大阪大学総長の鷲田清一氏のわかりやすい解説書。」(madoさん)
気になる口コミ:「題名を見て軽い気持ちで読み進めると面食らう」(なさん)

臨床哲学と〈弱さ〉の思想に触れるおすすめ本4選

臨床哲学と〈弱さ〉の思想に触れるおすすめ本4選
臨床哲学と〈弱さ〉の思想に触れるおすすめ本4選

鷲田清一が独自に打ち立てた「臨床哲学」は、哲学を書斎の外に連れ出し、医療や福祉、教育の現場で考えるための実践です。

ここでは「聴く」「弱さ」「しんがり」という鷲田ならではのキーワードでまとめた4冊を紹介します。

  • 『「聴く」ことの力』(ちくま学芸文庫)
  • 『〈弱さ〉のちから』(講談社)
  • 『しんがりの思想』(角川新書)
  • 『京都の平熱』(講談社学術文庫)

『「聴く」ことの力』(ちくま学芸文庫)

著:鷲田 清一
¥1,078 (2026/03/03 19:10時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
1999年253ページ
中級者向け

鷲田清一が「臨床哲学」を提唱するきっかけとなった、思想的な出発点ともいえる一冊です。

桑原武夫学芸賞を受賞した本書のテーマは、「聴く」という受動的な行為のなかに哲学の根源があるというものです。

話すことに比べて、聴くことはつねに軽んじられてきました。

しかし鷲田は、ケアの現場での実践を通じて、聴くことが相手の存在を丸ごと受けとめる行為であると論じます。

対人援助職の方や、日常の対話を見つめ直したい方にとって、繰り返し読む価値がある名著です。

とばり

カウンセラーや教師だけでなく、「聴くのが苦手」と感じているすべての方に届けたい一冊です。

★★★★☆ 4.2 Amazonレビュー
良い口コミ:「著者が言う臨床哲学の「誰」と「誰」の「何」なのかは、ケアする人とケアされる人との応答と理解できる」(The Bamboo Cutterさん)
気になる口コミ:「鷲田さんは尊敬している学者です。5〜6冊読んでいるがこの本の内容は難しいです。」(もんちゃんさん)

『〈弱さ〉のちから』(講談社)

著:鷲田 清一
¥1,210 (2026/03/03 19:10時点 | Amazon調べ)
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発行年ページ数本の難易度
2014年256ページ
初心者〜中級者

「めいわくかけて、ごめんなさい」ではなく「めいわくかけて、ありがとう」。

本書でもっとも印象に残るこのフレーズが、鷲田の思想の核心をよく表しています。

弱さとは克服すべきものではなく、人と人をつなぐ力になりうる

鷲田はケアの現場で出会った人々の言葉を丁寧に拾いながら、強さを求める社会への静かな異議を唱えます。

リーダーシップ論や組織論とは異なる角度から「人の力」を考えたい方におすすめです。

とばり

がんばりすぎて疲れたとき、この本の言葉がふっと肩の荷をおろしてくれます。

★★★★☆ 4.1 Amazonレビュー
良い口コミ:「なぜ「めいわくかけて ごめんなさい」ではなく、「めいわくかけて ありがとう」なのか?著者の問いはケアする人とケアされる人にある相互的な関係」(太田直樹さん)

『しんがりの思想』(角川新書)

著:鷲田 清一
¥832 (2026/03/03 19:10時点 | Amazon調べ)
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発行年ページ数本の難易度
2015年117ページ
初心者向け

「しんがり」とは、軍隊が撤退するとき最後尾を守る役割のこと。

鷲田はこの言葉を使い、成長が止まった社会において必要なのは、先頭を走るリーダーではなく、最後尾で踏みとどまる人間だと論じます。

副題に「反リーダーシップ論」とある通り、従来のリーダーシップ観を根底からひっくり返す一冊です。

117ページと薄く、通勤電車でも読みきれます。

縮小する時代をどう生きるか、組織のなかで自分の役割を見つめ直したい方に読んでほしい本です。

とばり

「先頭を走れない自分」にモヤモヤしている方は、この本で視界が開けるはずです。

★★★★☆ 4.0 Amazonレビュー
良い口コミ:「以前、武田鉄矢のラジオ放送で聞いて興味を持っていた本でした。」(Amazon カスタマーさん)
気になる口コミ:「ノスタルジーを感じるが実効力は感じない。」(Einen.H.さん)

『京都の平熱』(講談社学術文庫)

著:鷲田清一
¥522 (2026/03/03 19:11時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
2013年249ページ
初心者向け

路線バスに揺られながら、哲学者が京都を語る。

本書は鷲田清一による、ちょっと変わった京都案内です。

観光ガイドでもなければ歴史書でもない。

バス停ごとに立ち止まり、そこに暮らす人々の日常から京都という都市の「平熱」を測っていくというユニークな構成になっています。

Amazonでは鷲田作品のなかで最高評価の★4.3。

哲学書を読み慣れていない方でも、エッセイとして楽しめる一冊です。

とばり

鷲田清一という人間の温かさが一番よく伝わる本です。哲学を忘れて、のんびり読んでください。

★★★★☆ 4.3 Amazonレビュー
良い口コミ:「お勉強すぎず、るるぶ的すぎず、洒脱な哲学者の私的な京都案内」(seulsさん)
気になる口コミ:「旅行案内+哲学書+都市論」(baaaaanさん)

鷲田清一の思想をさらに深掘りするおすすめ本3選

鷲田清一の思想をさらに深掘りするおすすめ本3選
鷲田清一の思想をさらに深掘りするおすすめ本3選

入門書や身体論、臨床哲学の主要作品を読んだあとに、鷲田哲学のさらに広い射程を味わうための3冊です。

ことばのエッセイ、現象学の集大成、そして写真とのコラボレーションと、どれも通常の哲学書とは異なるかたちの著作が並びます。

  • 『折々のことば』(朝日新聞出版)
  • 『〈ひと〉の現象学』(筑摩書房)
  • 『まなざしの記憶』(筑摩書房)

『折々のことば』(朝日新聞出版)

著:鷲田清一
¥2,035 (2026/03/03 19:11時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
2025年284ページ
入門

朝日新聞の一面で連載されている人気コラム「折々のことば」を書籍化した一冊です。

鷲田は古今東西のことばを毎日ひとつ取り上げ、短い解説を添えます。

哲学者がどのようにことばを選び、味わい、読者に手渡しているか

その過程そのものに、鷲田の思想のエッセンスが凝縮されています。

どこから読んでもいいし、1日1ページだけでもいい。

鷲田清一に興味はあるけれど哲学書はまだ気が重いという方に、もっとも気軽な入口です。

とばり

寝る前にパラパラめくるだけで、一日の景色が変わります。ことばを「味わう」体験ができる稀有な本です。

★★★★☆ 4.4 Amazonレビュー
良い口コミ:「今年読んだ中でベスト本です。あちらこちらで書かれたエッセイをまとめられたものですが。」(こじかさん)

『〈ひと〉の現象学』(筑摩書房)

著:鷲田清一
¥1,177 (2026/03/03 19:11時点 | Amazon調べ)
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発行年ページ数本の難易度
2020年236ページ
上級者向け

鷲田清一の半世紀にわたる思索を集大成した、現象学の大著です。

顔、こころ、親しみ、恋、所有、死。

「ひと」という存在を構成するあらゆるテーマを現象学の手法で掘り下げ、一冊のなかに体系化しています

内容の密度は高く、入門書を数冊読んだあとに挑むのがおすすめです。

鷲田哲学の全貌を一冊で見渡したい方にとって、欠かせない著作です。

現象学の基礎を学びたい方は、あわせてフッサールの著作に当たるとより理解が深まります。

とばり

鷲田清一を一通り読んだ方が、最後にたどり着くべき一冊です。読みごたえは随一です。

★★★★☆ 4.4 Amazonレビュー
※まだレビューが少ないため、口コミは省略しています。

『まなざしの記憶』(筑摩書房)

著:植田 正治
¥2,200 (2026/03/03 19:11時点 | Amazon調べ)
スクロールできます
発行年ページ数本の難易度
2000年214ページ
初心者向け

写真家・植田正治の作品に、鷲田清一が文章を寄せたフォトエッセイです。

砂丘の上に立つ人物の写真と、鷲田の静かなエッセイ。

ページをめくるたびに、写真と言葉が互いを照らし合い、ひとつの「まなざし」を浮かびあがらせます

哲学が写真とどう出会うのか。

活字を追いかけるのとはまったく違う読書体験が待っています。

鷲田哲学に別の角度からふれたい方、写真と思想の交差に興味がある方におすすめです。

とばり

寝る前の読書に最適です。急がずゆっくり、写真とことばの余韻を味わってください。

★★★★☆ 4.0 Amazonレビュー
良い口コミ:「実は写真の方が目当てで購入してしまった本でした。思索の材料として、寝る前の読書に最適な本です。」(M.Sさん)
気になる口コミ:「他人のレビューだけを信頼して失敗した好例」(大納言さん)

鷲田清一を理解するための3つのキーワード

鷲田清一を理解するための3つのキーワード
鷲田清一を理解するための3つのキーワード

鷲田清一の著書を読む前に、3つのキーワードを押さえておくと理解がぐっと深まります

臨床哲学…現場から考える哲学

鷲田が大阪大学で提唱した「臨床哲学」は、病院や福祉施設、学校など人が実際に悩んでいる現場に哲学を持ちこむ試みです。

哲学者が答えを出すのではなく、当事者の声を聴き、一緒に考える。

この姿勢は『「聴く」ことの力』や『〈弱さ〉のちから』に色濃くあらわれています。

身体論…「着る」「触れる」から自分を問い直す

鷲田の身体論は、身体を「所有するもの」ではなく「経験されるもの」として描き直すところに特徴があります。

フッサールやメルロ=ポンティから受け継いだ現象学的な手法で、ファッション、化粧、ピアスといった身近な題材を分析していきます。

『ちぐはぐな身体』『モードの迷宮』『悲鳴をあげる身体』がこの系列の著作です。

「待つ」の哲学…受動性と他者への信頼

鷲田はしばしば「待つ」「ぐずぐずする」「しんがりに立つ」といった受動的な態度のなかに、積極的な意味を見出します

効率や成果を求める現代社会のなかで、あえて立ち止まること、受け身でいること。

その姿勢が『「待つ」ということ』や『しんがりの思想』の根幹をなしています。

鷲田思想を知りたい方は、現代思想のおすすめ本12選もあわせて参考にしてみてください。

鷲田清一のおすすめ本についてのよくある質問

鷲田清一のおすすめ本についてのよくある質問
鷲田清一のおすすめ本についてのよくある質問

鷲田清一の本を選ぶ際によく寄せられる質問に回答します。

鷲田清一の思想の特徴は何ですか?

鷲田清一の特徴は、哲学を書斎から現場に連れ出す「臨床哲学」のアプローチにあります。

ファッション、ケア、ことばなど日常のテーマから出発し、「じぶん」や「他者」という哲学的な問いへ自然につないでいきます。

鷲田清一の入門書としてまず何を読むべきですか?

じぶん・この不思議な存在』がおすすめです。

131ページと短く、専門用語もほとんど出てきません。

続けて『「待つ」ということ』を読むと、鷲田哲学の幅が見えてきます。

鷲田清一とメルロ=ポンティの関係は?

鷲田清一はフッサール現象学を軸にしつつ、メルロ=ポンティの身体論から大きな影響を受けています。

「身体は私が所有するものではなく、世界と交わる場である」という考えは、鷲田のファッション哲学の土台になっています。

「折々のことば」はどんなコラムですか?

朝日新聞の一面に毎日掲載されている短いコラムで、2015年から鷲田清一が担当しています。

古今東西のことばを一つ取り上げ、鷲田が数行の解説を添える形式です。

書籍化もされているので、まとめて読みたい方は『折々のことば』をどうぞ。

本をお得に効率よくインプットするコツ2選

本をお得に効率よくインプットするコツ2選
本をお得に効率よくインプットするコツ2選

鷲田清一の本をお得にインプットする方法を2つ紹介します。

12万冊が耳で聴けるAudibleプレミアム

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Audibleは、Amazonが提供するオーディオブックの聴き放題サービスです。

月額1,500円で12万冊以上が聴き放題になります。

通勤中や家事のあいだに鷲田清一の著作を「聴く」読書ができます。

30日間の無料体験があるので、まずは気軽に試してみてください。

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500万冊が読み放題のKindle Unlimited

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Kindle Unlimitedは、Amazonの電子書籍読み放題サービスです。

月額980円で500万冊以上が読み放題になります。

鷲田清一の著作のKindle版が対象に含まれることもあるので、チェックしてみてください。

こちらも30日間の無料体験が用意されています。

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まとめ

まとめ
まとめ

鷲田清一のおすすめ本15選を、テーマ別に紹介しました。

カテゴリ書名難易度
入門書4選じぶん・この不思議な存在
「待つ」ということ
哲学の使い方
「ぐずぐず」の理由
身体・ファッション4選ちぐはぐな身体
モードの迷宮
悲鳴をあげる身体
ひとはなぜ服を着るのか
臨床哲学・弱さ4選「聴く」ことの力
〈弱さ〉のちから
しんがりの思想
京都の平熱
深掘り3選折々のことば
〈ひと〉の現象学
まなざしの記憶

迷ったら、まずは『じぶん・この不思議な存在』から読んでみてください。

131ページという軽さのなかに、鷲田哲学のすべての種が詰まっています。

鷲田清一の本は、読んだあと世界が少しだけやさしく見えるようになります。

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この記事を書いた人

とばりのアバター とばり 管理人

ブログ「深夜2時の読書論」の管理人🦉 2,000冊以上の本を読んできました|人文書の「何から読めばいい?」を解決します|好み:哲学/思想/社会学/ミステリー/SF|幼少期は『大泥棒ホッツェンプロッツ』を愛読。

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