悩んでいる人教養が大事っていうけど、結局なにを読めばいいの?本屋の棚を眺めても、哲学・歴史・経済・科学と広すぎて選べない…。
教養本はジャンルが多すぎて、どのドアから入ればいいのか見当もつかない。その気持ち、よくわかります。
この記事では、教養本の名著33冊を7つのジャンルに分けて厳選しました。
本記事の内容は、下記のとおりです。
- 入門書から歴史・哲学・科学・アートまで7ジャンルを網羅
- 全33冊に「こんな人におすすめ」ポイント付き
- 3問で最適な1冊が見つかる診断フローチャート
この記事を読めば、あなたが読みたい本が絶対に見つかるはずです。
今回は文系・理系の壁をこえて、「入門書→名著→古典」の3段階で教養が深まるように配置しています。
哲学の入門書をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

哲学に興味はあるけど、プラトン?カント?ニーチェ?名前は聞いたことがあっても、いきなり原典を読む勇気はない…。 哲学書は抽象的でページ数も多く、最初の一冊を間…
迷ったら、まず下の診断を試してみてください。
いくつかの質問に答えるだけで、あなたに合った1冊が見つかります。
📚 あなたにぴったりの教養本診断
Q1. 教養を学ぶ目的は?
Q2. どんな分野に興味がある?
Q3. まずは入門から?
Q3. 理系?文系?
Q2. どんな思考を深めたい?
Q3. 読みやすさは?
Q3. 東洋?西洋?
あなたにおすすめの一冊は…
まずはここから!教養の土台になる入門書おすすめ5選

教養は一朝一夕には身につきません。
でも、最初の一冊が「面白い」と感じられれば、自然と次の本へ手が伸びます。
まずは全体像をつかめる入門書から始めてみましょう。
- 児玉克順『世界でいちばんやさしい教養の教科書』
- 池上彰『池上彰の教養のススメ』
- 出口治明『人生を面白くする 本物の教養』
- 永井孝尚『世界のエリートが学んでいる教養書100冊を1冊にまとめてみた』
- デイヴィッド・S・キダー他『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』
児玉克順『世界でいちばんやさしい教養の教科書』(学研プラス)
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こんな人におすすめ:教養を1冊で広く浅く学びたい人
歴史・哲学・経済・芸術・科学など9つの分野を、イラストと図解でわかりやすく解説した入門書の決定版です。
教養の「地図」を手に入れるような感覚で読むことができます。
専門書に進む前の「見取り図」として、まず最初に手に取ってほしい一冊です。
教養の全体像をつかむなら、この本がいちばん手っ取り早いです。
池上彰『池上彰の教養のススメ』(日経BP)
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こんな人におすすめ:ニュースの背景を理解したい社会人
ジャーナリスト・池上彰が、「すぐに役立つ知識はすぐに役立たなくなる」と語り、教養の本質を説いた一冊です。
なぜリベラルアーツが現代社会で求められるのか、池上彰ならではの平易な語り口で解説しています。
教養を身につける「動機」をくれる本です。
池上彰の本は読みやすさが段違い。教養の入口として最適です。
出口治明『人生を面白くする 本物の教養』(幻冬舎新書)
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こんな人におすすめ:教養とは何かを根本から考えたい人
ライフネット生命創業者・出口治明が、「読書・人・旅」こそが教養の源泉だと語るエッセイです。
教養を「知識の詰め込み」ではなく、「人生を豊かにする技術」として捉え直す視点を与えてくれます。
読むと、本を読むことそのものへの意欲が湧いてきます。
「教養がある人」になるためのマインドセットが手に入ります。
永井孝尚『世界のエリートが学んでいる教養書100冊を1冊にまとめてみた』(KADOKAWA)
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こんな人におすすめ:名著のエッセンスを効率よく知りたい人
哲学、倫理学、心理学、歴史、経済、政治、自然科学まで、世界の教養書100冊のエッセンスを1冊に凝縮した本です。
「この本もっと詳しく読みたい」と思うきっかけが100個詰まっています。
次に読む本を探す「カタログ」としても優秀です。
忙しい社会人にとっての「教養の時短ツール」です。
デイヴィッド・S・キダー他『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』(文響社)
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こんな人におすすめ:毎日少しずつ教養を積みたい人
月曜は歴史、火曜は文学、水曜は芸術……と、1日1ページずつ7分野を回しながら学べる構成が特徴です。
1年で365のトピックに触れることができ、教養の「筋トレ」のような習慣がつきます。
累計200万部を超えるベストセラーシリーズです。
通勤電車で1日1ページ。これなら続けられます。
歴史から学ぶ教養本おすすめ5選

教養の根幹は、歴史にあります。
過去を知ることで、いまの世界がなぜこうなっているかが見えてきます。
- ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』
- 出口治明『一気読み世界史』
- 司馬遼太郎『竜馬がゆく』
- E.H.カー『歴史とは何か』
- ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』
ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』(河出書房新社)
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こんな人におすすめ:人類史の全体像をつかみたい人
認知革命、農業革命、科学革命——。
ホモ・サピエンスがなぜ地球の覇者になれたのかを、壮大なスケールで描いた世界的ベストセラーです。
歴史を「人類全体の物語」として俯瞰できる、教養書のなかでも最高峰の一冊です。
読んだあと、世界を見る目が確実に変わります。
教養本を1冊だけ選ぶなら、この本を推します。
出口治明『一気読み世界史』(日経BP)
こんな人におすすめ:世界史を短期間で学び直したい人
ライフネット生命創業者で読書家としても知られる出口治明が、世界史の大きな流れを一気に読める構成で書いた通史です。
教科書では分断されがちな東西の歴史を、同時代の出来事として横断的に理解できます。
世界史の「骨格」をつかむのに最適です。
世界史の全体像をつかむなら、まずこの一冊から。
司馬遼太郎『竜馬がゆく』(文春文庫)
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こんな人におすすめ:歴史小説で教養を楽しみたい人
幕末の風雲児・坂本龍馬の生涯を描いた、国民的歴史小説の傑作です。
幕末という激動の時代を通じて、リーダーシップ、交渉力、構想力とは何かを考えさせられます。
全8巻の長編ですが、読み始めたら止まらない面白さがあります。
歴史小説で教養が身につく最高の例です。読後の爽快感が段違い。
E.H.カー『歴史とは何か』(岩波新書)
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こんな人におすすめ:歴史の本質を考えたい人
「歴史とは、現在と過去との対話である」。
この有名な定義を生んだ、歴史学の古典的名著です。
歴史を「ただの事実の羅列」ではなく、「解釈の営み」として捉え直す視点を与えてくれます。
歴史書を読む前に読んでおくと、すべての歴史書がもっと面白くなります。
薄い本なのに、歴史の見方が根本から変わります。
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』(草思社文庫)
ポチップ
こんな人におすすめ:文明が生まれた根本原因を知りたい人
「なぜヨーロッパ人がアメリカ大陸を征服し、その逆ではなかったのか?」
この問いに、地理・生態学・疫学の視点から答えた画期的な一冊です。
ピュリッツァー賞を受賞した本書は、歴史を人種や民族ではなく「環境」で説明するアプローチが衝撃的です。
教養として読んでおくべき世界的名著のひとつです。
歴史の「なぜ」を徹底的に考え抜いた本。知的好奇心が爆発します。
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哲学・思想で深める教養本おすすめ5選

教養の核心は、「自分の頭で考える力」にあります。
哲学はその力を鍛えるための最高のトレーニングです。
- 山口周『武器になる哲学』
- 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
- デカルト『方法序説』
- 渋沢栄一『論語と算盤』
- 内田樹『寝ながら学べる構造主義』
山口周『武器になる哲学』(KADOKAWA)
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こんな人におすすめ:哲学をビジネスに活かしたい人
コンサルタント出身の山口周が、ビジネスの現場で使える50の哲学コンセプトを厳選して解説した一冊です。
デカルト、ニーチェ、フーコー……。難解に思われがちな哲学者の思想を、日常やビジネスの具体例と結びつけて紹介しています。
「哲学なんて役に立たない」と思っている人にこそ読んでほしい本です。
哲学を「教養」から「武器」に変えてくれる実践書です。
吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(岩波文庫)
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こんな人におすすめ:人間として大切なことを考えたい人
1937年に書かれた本書は、少年コペル君がおじさんとの対話を通じて「どう生きるか」を考える物語です。
いじめ、貧困、勇気、友情。80年以上前の問いかけが、なぜか今の僕たちにも深く響きます。
宮崎駿監督のアニメ映画でも注目されましたが、まずは原作を読んでほしい一冊です。
教養とは「どう生きるか」を問い続けることだと教えてくれます。
デカルト『方法序説』(岩波文庫)
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こんな人におすすめ:「考える」ことの原点に触れたい人
「我思う、ゆえに我あり」。
近代哲学の出発点となった、デカルトの代表作です。
すべてを疑い、確実なものだけを残していく「方法的懐疑」は、現代のクリティカルシンキングの原型ともいえます。
わずか100ページほどの薄い本なので、古典への第一歩として最適です。
哲学の古典を1冊だけ読むなら、この本を選びます。
渋沢栄一『論語と算盤』(角川ソフィア文庫)
こんな人におすすめ:道徳と経済の両立を学びたい人
「日本資本主義の父」渋沢栄一が、論語の教えとビジネスの実践を融合させた名著です。
「道徳と利益は両立する」という渋沢の信念は、ESGやサステナビリティが叫ばれる現代にこそ響きます。
新一万円札の顔にもなった渋沢栄一の思想を、ぜひ原典で味わってください。
「お金を稼ぐこと」と「正しく生きること」は矛盾しない。その確信をくれます。
内田樹『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)
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こんな人におすすめ:現代思想を気軽に学びたい人
レヴィ=ストロース、ソシュール、フーコー、バルト——。
難解な構造主義の思想を、タイトル通り「寝ながら」読めるくらいわかりやすく解説した名著です。
内田樹ならではのユーモアあふれる文体で、現代思想の面白さが伝わってきます。
教養としての現代思想を知るための、もっとも敷居の低い入口です。
「構造主義って何?」から始めて、読み終わる頃には世界の見え方が変わります。
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経済・社会を読み解く教養本おすすめ5選

ニュースを深く理解するには、経済と社会の仕組みを知る必要があります。
お金の流れ、社会の構造、異文化の違い。これらを読み解く力は、現代の教養の中核です。
- 野崎浩成『教養としての「金融&ファイナンス」大全』
- 宮台真司『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』
- エリン・メイヤー『異文化理解力』
- 長沼伸一郎『現代経済学の直観的方法』
- 池上彰『おとなの教養』
野崎浩成『教養としての「金融&ファイナンス」大全』(日本実業出版社)
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こんな人におすすめ:お金の仕組みを体系的に理解したい人
銀行、株式、債券、保険、年金——。
金融の全体像を「教養」として1冊で学べる大全です。
専門用語を丁寧にかみ砕いて解説しているので、金融に苦手意識がある人でも読み進められます。
お金の知識は、現代を生きるうえで避けて通れない教養です。
「お金のことを知らない」のは、もはや教養の欠如です。この本で埋めましょう。
宮台真司『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(幻冬舎)
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こんな人におすすめ:日本社会の構造を深く理解したい人
社会学者・宮台真司が、戦後日本社会の変遷を「空洞化」というキーワードで読み解いた社会分析の書です。
「なぜ日本はこうなったのか」という疑問に、社会学の視点から切り込んでいます。
ニュースだけでは見えない日本社会の深層が見えてきます。
日本社会の「なぜ」を知りたいなら、宮台真司は外せません。
エリン・メイヤー『異文化理解力』(英治出版)
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こんな人におすすめ:グローバルビジネスに備えたい人
「なぜアメリカ人は率直なのに、日本人は遠回しなのか?」
文化ごとのコミュニケーションスタイルの違いを、8つの指標で体系化した画期的な本です。
異文化を「良い・悪い」ではなく「違い」として理解する力は、教養の重要な柱です。
海外と仕事をする人にも、しない人にも新しい視点を与えてくれます。
読むと「日本人の常識」が世界の非常識であることに気づかされます。
長沼伸一郎『現代経済学の直観的方法』(講談社)
こんな人におすすめ:経済学のエッセンスを直感で掴みたい人
数式や専門用語をできるだけ使わず、経済学の本質を「直観」で理解させてくれる異色の経済書です。
インフレ、デフレ、金融政策、国際経済。難解なテーマを、比喩と図解で鮮やかに解説しています。
経済学を「教養」として身につけたい人に最適の一冊です。
経済学が苦手な人でも「なるほど!」と膝を打つ瞬間が何度もあります。
池上彰『おとなの教養』(NHK出版新書)
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こんな人におすすめ:7分野の教養を効率よく身につけたい人
宗教、宇宙、人類の旅路、人体、経済学、歴史、日本の7分野を、池上彰がNHKの講義をベースにわかりやすくまとめた一冊です。
「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」という根源的な問いに、7つの角度から答えています。
各分野の「核心」に最短ルートでたどり着ける構成が魅力です。
池上彰の教養本のなかでも、もっとも「教養の本質」に迫った一冊です。
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科学・自然から広げる教養本おすすめ5選

教養は文系だけのものではありません。
宇宙の成り立ち、生命の仕組み、物理法則の美しさ。科学の教養は、世界をまったく違う目で見せてくれます。
- 福岡伸一『生物と無生物のあいだ』
- カール・セーガン『コスモス』
- リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』
- カルロ・ロヴェッリ『すごい物理学講義』
- ダーウィン『種の起源』
福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)
こんな人におすすめ:科学の教養をエッセイで楽しみたい人
分子生物学者・福岡伸一が、「生命とは何か」という根源的な問いに迫った科学エッセイです。
DNAの二重らせん発見にまつわるドラマや、生命を「動的平衡」として捉える独自の視点が光ります。
科学でありながら、文学的な美しさをもった文章が多くの読者を魅了しています。
理系の教養書でいちばん「美しい」本です。文系の人にこそ読んでほしい。
カール・セーガン『コスモス』(朝日新聞出版)
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こんな人におすすめ:宇宙と人間の関係を壮大に学びたい人
天文学者カール・セーガンが、宇宙の誕生から人類の未来までを壮大なスケールで綴った名著です。
科学と詩が融合したような文体で、読むだけで宇宙に対する畏敬の念が湧いてきます。
同名のテレビシリーズは世界中で愛されましたが、原作の本はさらに深い思索に満ちています。
「私たちは星の子どもだ」。セーガンの言葉が、教養の意味を教えてくれます。
リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店)
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こんな人におすすめ:進化論の名著に触れたい人
「生物は遺伝子の乗り物にすぎない」。
この衝撃的なテーゼで進化論を根底から書き換えた、20世紀科学の金字塔です。
利他的に見える行動も、すべて遺伝子の「利己的な」戦略だと説くドーキンスの論理は、知的衝撃に満ちています。
「ミーム」という概念を生んだ本でもあります。
読後、人間の行動すべてが違って見えてきます。
カルロ・ロヴェッリ『すごい物理学講義』(河出文庫)
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こんな人におすすめ:物理学の美しさを体感したい人
イタリアの理論物理学者ロヴェッリが、相対性理論から量子力学まで、物理学の核心を詩的に語った一冊です。
数式はほとんど登場せず、物理学の「美しさ」と「驚き」だけが凝縮されています。
世界的ベストセラーとなった本書は、科学の教養をもっとも楽しく身につけられる本のひとつです。
物理学を「美しい」と感じたのは、この本が初めてでした。
ダーウィン『種の起源』(光文社古典新訳文庫)
こんな人におすすめ:科学革命の原典を読みたい人
「自然選択」の理論で世界を一変させた、科学史上もっとも重要な著作のひとつです。
光文社古典新訳文庫版は現代語で読みやすく、初めてダーウィンに触れる人にもおすすめです。
科学の教養として「進化論」を原典で読む体験は、他の何にも代えがたい価値があります。
150年以上前に書かれた本なのに、いまだに議論を呼ぶ。それだけですごいことです。
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厳選科学哲学を学びたいけど、どの本から読めばいいかわからない…。 厳選科学哲学は専門性が高く、入門書選びを間違えると挫折しやすいジャンルです。その気持ち、よく…
アート・文化で磨く教養本おすすめ4選

美術・音楽・茶道。アートと文化の教養は、人生を彩る「余白」を与えてくれます。
知識としてだけでなく、感性を磨く教養をこの4冊で手に入れてください。
- 木村泰司『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』
- 山田五郎『めちゃくちゃわかるよ!印象派』
- 松田亜有子『世界でいちばん素敵なクラシック音楽の教室』
- 竹田理絵『教養としての茶道』
木村泰司『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』(ダイヤモンド社)
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こんな人におすすめ:美術館をもっと楽しみたい人
ルネサンスから印象派まで、西洋美術の流れをビジネスパーソン向けにわかりやすく解説した美術教養書です。
「なぜこの絵が名画なのか」を歴史的文脈とともに理解できるようになります。
海外のビジネスシーンでは、美術の教養が会話のきっかけになることも少なくありません。
美術館に行く前に読むと、作品の見え方がまったく変わります。
山田五郎『めちゃくちゃわかるよ!印象派 山田五郎 オトナの教養講座』(ダイヤモンド社)
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こんな人におすすめ:アートを気軽に学びたい人
人気YouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」から生まれた、印象派を楽しく学べるフルカラー書籍です。
モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなど18人の画家を、人間ドラマとともに紹介しています。
512ページの大ボリュームですが、掛け合い形式で読みやすく、まるでYouTubeを見ているような感覚です。
美術の敷居を限界まで下げた一冊。エンタメとしても最高です。
松田亜有子『クラシック音楽全史 ビジネスに効く世界の教養』(ダイヤモンド社)
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こんな人におすすめ:音楽の教養を身につけたい人
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン。
クラシック音楽の歴史と魅力を、美しい写真とともにやさしく解説した入門書です。
音楽の教養は、映画やドラマをもっと深く楽しむための「隠し味」にもなります。
クラシックを聴いたことがない人でも、この本を読めばコンサートに行きたくなるはずです。
教養のなかでも「音楽」は意外と盲点。この一冊で補えます。
竹田理絵『世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道』(自由国民社)
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こんな人におすすめ:日本文化の教養を深めたい人
30カ国7万人以上に茶道を伝えてきた著者が、茶道を「教養」として体系化した一冊です。
おもてなしの精神、わび・さび、利休七則。日本人でも知らない日本文化の奥深さに出会えます。
グローバルに活躍するときこそ、自国の文化を語れる教養が求められます。
外国人に「茶道って何?」と聞かれたとき、答えられる教養が手に入ります。
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「美学」を学びたいけど、哲学?芸術論?美意識?何を扱う学問かもよくわからない…。 美学は哲学の一分野ですが、芸術論とも美意識とも違う独自の問いを立てる学問です…

「批評」って何を読めばいいの?文芸批評?映画批評?サブカル批評?そもそも批評ってどう学ぶの…? 批評はジャンルが横断的で、どこから手をつければいいかわかりにく…
人生の指針になる教養本おすすめ4選

最後に紹介するのは、読み終えたあと、生き方そのものが少し変わるような4冊です。
教養の究極の目的は、「よりよく生きること」にあるのかもしれません。
- 山口周『自由になるための技術 リベラルアーツ』
- 三木清『人生論ノート』
- 洪自誠『菜根譚』
- 外山滋比古『思考の整理学』
山口周『自由になるための技術 リベラルアーツ』(講談社)
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こんな人におすすめ:自分の判断軸を持ちたい人
『武器になる哲学』の著者・山口周が、リベラルアーツを「自由に生きるための技術」として再定義した一冊です。
正解のない時代にこそ、哲学・歴史・芸術が「自分で考え、自分で決める力」を与えてくれると説いています。
教養の究極の目的が「自由」であることを、力強く示してくれます。
「なぜ教養を学ぶのか」の答えが、この一冊に集約されています。
三木清『人生論ノート』(新潮文庫)
こんな人におすすめ:哲学的に生き方を考えたい人
京都学派の哲学者・三木清が「死」「幸福」「孤独」「嫉妬」といったテーマで綴った23編のエッセイです。
1941年の刊行から80年以上読みつがれている、日本哲学エッセイの最高峰です。
一編一編が短いので、気になるタイトルから拾い読みするのがおすすめです。
とくに「幸福について」の章は、何度読んでも新しい発見があります。
難しく感じるかもしれませんが、不思議と心に残る言葉がいくつも見つかるはずです。
洪自誠『菜根譚』(岩波文庫)
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こんな人におすすめ:東洋の知恵で心の安らぎを得たい人
明代の中国で生まれた処世訓で、儒教・仏教・道教の知恵を融合させた東洋教養の古典です。
「菜根を噛みしめるように、苦い経験のなかにこそ人生の味わいがある」という教えが、全編を貫いています。
松下幸之助や田中角栄など、多くの経営者が愛読したことでも知られます。
疲れたときに開くと、不思議と心が落ち着く本です。
外山滋比古『思考の整理学』(ちくま文庫)
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こんな人におすすめ:考える力そのものを鍛えたい人
「東大・京大で1番読まれた本」として知られる、思考法の古典的名著です。
情報をどう集め、どう寝かせ、どう発酵させるか。
知識を「知恵」に変える方法を、外山滋比古ならではの洗練された言葉で教えてくれます。
教養を身につけるための「思考の作法」を知る一冊として、最後に紹介します。
知識をインプットした後こそ、この本の真価がわかります。教養の仕上げに。
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教養本をお得に効率よくインプットするコツ2選

教養を深めるには、とにかく多くの本に触れることが大切です。
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まとめ:教養は「知りたい」から始まる

教養を身につけるのに、遅すぎるということはありません。
歴史のことが気になったら『サピエンス全史』を、哲学に興味を持ったら『武器になる哲学』を。
「知りたい」と思った瞬間が、教養への第一歩です。
この33冊のなかから、あなたの世界を広げる一冊が見つかりますように。
📚 あわせて読みたい